2019年3月1日 外房青物ジギング 鉄ジグ2019新色&プロトテスト 勝浦川津・新勝丸 [下中 桑太郎]


2019年3月1日(金)、外房青物ジギングへ行ってきました。
お世話になったのは外房勝浦川津港、新勝丸の田村将志船長。

外房釣行は1月以来、2月中はスパンカーやシーアンカーを使ったバーティカルジギングでのジグの動きを確認するため他のフィールドに足を伸ばしていました。

プロトタイプは、大きく分けてハイレスポンスなロングジグ260g台とセミロングタイプ120~130g台。



バーティカルの流しでのアクション自体は良好なものの、低水温により魚の反応を見るまでには至りませんでした。そこで、青物が好調となっている外房へ向かうことに。


当日の天候は曇り。午前中は風速10m以上、午後にかけて落ち着いていく予報です。
長潮で、緩やかな上げから昼過ぎに下げていく潮回り。

午前5時半過ぎに出船。
田村将志船長は、ソナーと魚探の反応を見ながら水深60mから80m前後のポイントへ舵を向けます。

6時過ぎに水深70m前後で開始。
悪天候で船が風に押されるものの、潮は緩く0.6〜1ノット前後。
ボトムから10m前後に反応があります。釣り座は右舷トモに入りました。

流し始めると、左舷トモ側に入った常連さんがアタリを捉えます。
入力を抑え気味で1回の巻き量が90cm前後と比較的少ないタックルで食わせている様子。



そこで、ローギアタックルのアイアンレンジ662QDに10000PG(1回転約100cm)。
スイムライダーショート205gで初速をつけてジグを横に向かせつつ、スライド幅を抑えたジャークを意識するとバイトが出ます。



水深60m前後あるので多少の抵抗感を感じながら巻き上げると青物。
久しぶりにキャッチした青物はサイズに関係なくうれしいものです。




ウィグルライダー190gに替えて、さらにジャーク毎のフォールの間をとった誘いをイメージすると、再度ヒット。


先ほどと同様のサイズをキャッチ。



反応に合わせて流し替えるごとに食いますが、散発的な様子。



その後、風潮が緩くなってきたところで、2019年鉄ジグ新色の UVカタクチ、スイムライダーショート145gでもサンパク級をキャッチ。


このカラーは、ヘッド部に紫外線反射する蛍光ムラサキを塗った「UVヘッド」カラーのひとつ。水深60~80mラインを探る春先の外房青物ジギングで効果が期待されるカラーです。



アクションは、ローギアタックルで振り幅30cm程度と、ジグを飛ばし過ぎずに食わせの間を取るパターンが良いように感じました。

昼前に一度港に戻り、お客様が入れ替わり再度沖へ。

潮が流れる時間帯の向かい潮では、ディープローバー210gをベイトタックルでハイピッチショートジャークを試みます。


小刻みに首を振らせるイメージで誘うとヒット。もの凄い抵抗感はあるものの、引かない。上げてくると顔周りへのスレ。



さらに次投でもヒットを得られました。
ディープローバーのフォールの速さと、鉄ジグならでは動きの良さが光ります。

自身、ベイトタックルを使うことは少ないですが、向かい潮や比較的深場ではダイレクト感のある細かい操作性やスピード、巻き上げ力にメリットを感じられました。



午後3時を過ぎると、さらに潮が緩くなります。
流れ方によるものか誘いのパターンなのかミヨシ側で連発するものの、トモ側はやや沈黙気味。



水深60~70m前後でもボトムが取れそうなので、ウィグルライダー122gプロトタイプを試します。

前述のローギアタックルで初速は速く、振り幅は大きめにフォロースルーを取ってラインスラックを出してジャーク。

ジグを潮流にふんわりと乗せるイメージで誘っていきます。

船長からアナウンスのあった底から10m前後でアタリがあり、イナワラサイズをキャッチ。



このパターンを続けていると、投入のたびに反応を得られるようになりました。



ただ、ジグが漂っている間の乗り切らないバイトも多いので、フックのアシストを長めの4cmツインフックにするとフックアップ率が高まったように思います。



今回、比較的水深のある60mでもプロトタイプのアクションは出ているように感じました。

前回までに良い動きをしていた128g/180mm(32-23)から数モデルを経て、122g/165mm(33-20、21)となりバーティカルに近い状況でも充分に使える印象です。

鈴木氏の意見、そして我々作り手側のネイチャーボーイズの考えを集約し、さらにテスト進行していきます。


やがて、日の落ちかけた午後4時過ぎになると、一気に食いが立ち、船中ミヨシ~トモまで同時ヒット。


午後5時過ぎにストップフィッシング。一気に食ったり、パタっと渋ったりとツンデレな中小型主体の釣りでしたが、久しぶりに青物ジギングを楽しめました。



船長によれば、冬場だけにイナワラ級でも甘い脂がビシッと乗っており、食味も良いとのことです。

同船した皆様、田村船長ありがとうございました。


その後、3月10日からはキャスティングで10~25kgの大マサ、マグロ類が次々上がり盛り上がりを見せている外房エリア。

首都圏から1時間前後の近海でキャスティング&ジギング併用でヒラマサ、ブリ類、マグロが狙える状況です。


一気に加速する春マサシーズン、休みと財布が許す限り、釣行したいと思います。


TACKLEDATA
タックル①
ROD:IRONRANGE662QUICKDRIVE
REEL:STELLA10000PGにRPSスプール等
LINE:AIRBRAIDWILDEIGHT VERTICAL PE♯3.0
HOOK:IRONHOOK AK26,ほか自作フック
JIG:
・スイムライダーショート205gグローヘッド
・スイムライダーショート145g UVカタクチ
・ディープローバー210gシャイニンググロー
・ウィグルライダー160gグローヘッド
・ウィグルライダー190gグローヘッド
・スイムライダー180gグローヘッド
・ウィグルライダー122gプロトタイプ

タックル②
ROD:IRONRANGE IRNB-683QDクイックドライブ
REEL:STELLA8000HG
LINE:FishingFighters AIRBRAID WILDEIGHTバーティカルPE4号フロロリーダー14号5ヒロをスピニングノッターリバースでPR
ノット結束
HOOK:自作フック
ASSIST:MARIN ASSIST DC#60



タックル③
ROD:IRONCAT6220B
REEL:18OCEA JIGGER2001NRHG
LINE:FishingFighters AIRBRAID WILDEIGHTバーティカルPE4号フロロリーダー12号5ヒロをスピニングノッターリバースでPRノット結束
JIG:鉄ジグ、ディープローバー210g
HOOK:自作フック
ASSIST:MARIN ASSIST PC#40


<状況とジグ選択・アクションパターン>
●水深60m前後の流れない向かい潮=ラインスラック目安が平均+10 cm前後
IRONRANGE683QDクイックドライブに8000HGワイルドエイト3号(最大1巻き107cm前後)
・スイムライダー180g、200g
・スイムライダー260g(プロトタイプ)
・スイムライダーショート205g

●水深60m前後の流れない払い潮=ラインスラック目安が平均-10cm
IRONRANGE662QDクイックドライブに10000PG、14000スプールにワイルドエイト3号(最大1巻き100cm程度)
・ウィグルライダー190g
・ウィグルライダー122g(プロトタイプ)
アクションは、肩を支点として手元で振り幅30~40㌢前後のワンピッチ。

新勝丸様釣果ブログ
https://ameblo.jp/sinsho1963/entry-12443823994.html

鉄ジグ製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/ironjig.html

(下中 桑太郎)

2019年3月9日 丹後ブリジギング第1戦 ウィグルライダー丹後スペシャルで鰤4連発! 久美浜・ヴィーナス[岡本 和朗]



39日(土)、丹後ブリジギングに行ってきました。
お世話になったのは、京丹後市久美浜から出船するヴィーナス・古橋船長。

朝の気温はマイナスになるくらい寒いが、日中は暖かくなるのでなんとなく釣れそうな期待をふくらませて向かいました。

今回は、4月発売予定のウイグルライダー190g限定生産カラーの製品版を一足早く試すことに。

他船では朝の時合いをとらえてメジロやハマチをキャッチ 我が船はメジロがたまにポロリ、ポロリ。
 
あまりに釣れないためハマチに切り替えることに。みなさん楽しめるくらい釣れました。

そして、またメジロ狙いに切り替えますが、しばらくアタリなし。
何か打開策をと模索しながらジャークパターンやタックルを持ち替えたり、ジグのカラーやサイズを変えたりと試行錯誤します。

すると、午後3時くらいから突然食い出し、船中3尾、4尾とロッドが曲がる状況、なかにはいいサイズの鰤も上がっていました。

一方、私はMCワークスRF633でステラ8000HGPE4号リーダー60ポンドのタックルセッティングでデカいブリに備えてやりますが、釣っても釣ってもメジロになる状況。

ジグを飛ばしすぎだと思い、そこで少し柔らかいアイアンレンジ662NDに持ち替え、ジャークパターンを変えると鰤連発。


ティップは柔らかいですが、ロッドを立ててファイトできるので、楽しいロッドです。

帰港後計測してもらうと8.2kgでした。改めてジギングは状況判断、ジャークパターンやタックルバランスが大事だと感じました。


ブリのヒットジグ:ウィグルライダー190g(レッドヘッドゴールド、 ブルーピンク 、丹後ミドキン、丹後パープルオレンジ)

タックルデータ
RODIRONRANGE662ND(アイアンレンジ662ND)
REELSALTIGA4500
LINEPE3
LEADER:#12
JIGWigggleRider(ウィグルライダー)190g(レッドヘッドゴールド、 ブルーピンク 、丹後ミドキン、丹後パープルオレンジ)





ROD:RF633
REEL:ステラ8000HG
LINEPE4
LEADER60lb

(岡本 和朗)

IRONRANGE(アイアンレンジ)662 ND製品情報
※店舗様の流通在庫限りで現在、弊社在庫切れとなっております。次回デリバリーは4月以降となります。


WiggleRider(ウィグルライダー)製品情報
久美浜・ヴィーナス釣果情報



2019年3月4日、5日 玄界灘遠征・カレントライダーでブリ、ヒラマサ 呼子・SUNRISE[奥山祐樹]



先週から2週続けての遠征になりますが、佐賀県呼子港から、日本一人気のチャーター船。SUNRISEさんに乗船してきました。



自分は2年ぶりの玄界灘。久々にやるヒラマサのキャスティングゲーム。釣りにも期待しているが、何より、田代船長の釣りを見る事が出来るのが楽しみだった。




釣行は2日間。
初日は、強風で海荒れ気味。キャスティングメインの釣行予定でしたが、1日フルで投げ倒しても、ミスバイト数回で撃沈。

2日目は、朝からキャスティング。前日とは真逆のベタ凪な海面。同行した先輩が幸先よく1本キャッチも、自分のルアーにはミスバイトのみ。


ルアーの魅せ方と言うか、誘い方。強烈なファイトが魅力なこの釣りだが、その繊細さまでもこの魚は釣り人を夢中にさせる要因な気がする。

釣り方をジギングに切り替えた午後からは、船団が集まるエリアへ。ブリは好調なようで、漁師や餌船、ジギング船など多数。海の雰囲気からしても、魚群が濃いことは間違いない。

だが同時に、叩かれてスレ切った群も多い事が想定される。誘い方は丁寧に。
基本はワンピッチだが、時折変化を加え、フォールでアタリをとる。

チョイスしたのは、カレントライダー150グラム。




早々に魚が反応してくれた。






上がってきた魚はブリクラスの良型。やっとの一本にホッとしたのは本音である。




小型だが、ヒラマサも追加して、今回はタイムアップ。




魅力的なフィールドと魅力的な船長さんでした。みんながチャーターしたがる気持ちがわかった気がします。

絶対リベンジ!また乗りたい!

ジギング使用タックル
RODIRON BOW IBNB604
REELTWINPOWER12000 RPSスプール
LINEAIRBRAID WILD EIGHT PE3
JIGCURRENTRIDER150g(BLUEMASK
ASSISTMARINASSIST PE DC60
HOOKVERTICAL HEAVY/0

RPS製品情報
AIRBRAID WILD EIGHT PE製品情報
CURRENTRIDER製品情報






遠征使用アイテム
ROD CASE AIR   REGULAR2030
AVERAGE
SWファンクション ビブ3L
フレックスライトグローブ
NCOリアクター

(奥山 祐樹)

2019年3月9日 神子元島周り青物ジギング 南伊豆手石港 くらはし丸 [お客様、岡村岳夫様]


ネイチャーボーイズユーザーのお客様、岡村岳夫様から伊豆下田沖神子元周りでの青物ジギングレポートをいただきましたのでご紹介します。



39日、伊豆下田沖の神子元島周りの青物ジギングに、南伊豆手石港くらはし丸さんから出船してきました。

昨年末から黒潮の影響が強く例年よりも水温が高い状態が続き、12月はキャスティングでキハダまで狙える時も。
特にここ数日は伊豆半島から相模湾内に掛けてフチが流入する状況。





前日にも出船しており、かなりの釣果が出ていたので期待は高まります。

当日は7時にスタート。下りの潮がまだ効いてないようで、船長の読みでは8時から9時に潮が効いて時合いがくるのでゆっくり時合い待ちしましょうとのこと。

案の定、しばらくアタリはなく、船中でファーストヒットの声が上がったのは8時過ぎ。
そこからしばらくショゴ中心ながらカンパチラッシュに船中賑わう中、まったく流れに乗れることが出来ずにノーキャッチ。
中盤のサイズ狙いに向かいます。

ポイント変更してからの一流し目。
昨年から今回このポイントで使用したかったアイアンボウIBNB575に替えて、ジグはカレントライダー180gを選択。
根からの下り込みで待望のヒット。10分弱のやり取りの末、無事にネットイン。



船上計測で10㎏ジャストの本カンパチ(帰港後の計測では9.44㎏でした)




その後は同船の大野さんがウィグルライダー190g9㎏ヒラマサ、スイムライダー180gで良型ワラサを釣りタイムアップに。








魚の反応はかなりあったので、ヒラマサもこれからに期待が高まります。

結果、自分は1本のみでしたが記憶に残る1本になりました。

伊豆近海の青物ジギング、遠征ジギングも含めてしばらくは楽しめそうです。




当日のタックル
RODIRONBOW575IBNB-575
JIG:カレントライダー180g、
HOOKIRONHOOK SS

大野さんのヒットジグ、ウィグルライダー190g、スイムライダー180


カレントライダー製品情報

ウィグルライダー製品情報

スイムライダー製品情報



くらはし丸さん釣果情報

(岡村 岳夫)

岡村様、ご報告いただきありがとうございます!
黒潮の流路から一気に上向いてきた伊豆海域のジギング、今後も注目です!

2019年3月4日~3月6日 五島列島ヒラマサ遠征 サーフィッシュポローニアで朝長船長に29kg大政 長崎・ステータス [下中 桑太郎]



3月4日~3月6日の3日間、長崎・ステータスの朝長船長にお世話になり、五島列島のヒラマサを狙いました。


羽田空港から長崎空港までは2時間弱のフライト。長崎空港から市内までは高速バス等で35分ほどです。長崎市内までの移動時間は約3時間と意外と近いフィールドと言えます。

この日は、出船港近くの女神大橋付近の民宿に素泊まりし、明日に備えます。


DAY1 1日目 上五島エリア 宇久島泊まり

翌日、ゆっくりと午前8時過ぎに船着場へ。

東京からのお客様の円藤様、NBスタッフ柳賢太郎とともに乗船。


朝長船長は潮流が動き出すタイミングを見計らって、宇久島周辺から古志岐三礁方面へ船を向けます。



2時間ほど走り、ポイント周辺に到着すると広範囲に渡って鳥山に。


北寄りの風がとても強く、風波が立っておりなかなかのシケ模様。


ミヨシ側に3人で入りますが、ドテラ流しで瀬波に入るとかなり足場が不安定です。


キャスティングタックルは、PE8号ナイロン180LBにサーフィッシュポローニア220Fホログラムバージョンと、PE6号ナイロン120LBにWATARIGARASU160Fを併用。


「鳥が海面に突っ込んでる時は小さめの160mmプラグも良いですよ」と朝長船長。


船長の言葉通り、ワタリガラス160F(トビウオ)をセットした6号タックルを手に鳥山周辺に第1投。


胴の間の水面から低いポジションで水面に絡ませるように長めに引いてくると、いきなりひったくるようなバイト。


首を振りながら一気に突っ込む引きを見せます。

トモ側に一気に回り、ランディングすると6~7kgクラスのヒラマサ。


ロッドは、外房の大会でいただいたMCworksSLOWHAND884。ヒットルアーは、ワタリガラス160F(トビウオ)、フックは小平商店さんのプラグ用シングルフックGT30錫を使用。



一投目から本命のヒットを得て、気をよくしていると「次の瀬周りは30kgクラスがウヨウヨしているから気合入れてください」とアナウンス。



サーフィッシュポローニア220Fをセットした8号タックルに持ち替えて再開。
3人で瀬波前の根周りにキャストを続けます。


何度かチェイスやバイトがありますが、この流しでは魚を出し切れずに終了。


潮回り後、再度同じポイント少しコースを変えて流し込んでいきます。
船長の操船で良いポイントにルアーが入りますが、アクションで出し切れない私たちを見て、船長がサーフィッシュポローニア220Fをキャスト。


数投後、「きたっっ!デカい!」とトモ側の船長から声が上がります。
初期からかなりの高負荷ドラグを掛けているのかロッドのバットから曲がり、腰を落としたファイティングスタイルで応戦する船長。


素早い身のこなしでミヨシ側から回り、潮下側へ。タモを用意すると、胴の間でセルフランディング。



甲板に横たわったのは、まさに大政。
船上計測29kgのヒラマサでした。




ヒットルアーは、SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F
ホログラムバージョン・ホロカタクチ。

フックは、マリンアシストDC#85~100を使用したシングルフック10~11g。



写真撮影後、素早く蘇生を行い、大政は元気に五島の海に戻っていきました。

その後は、船長のヒットパターンを真似て誘い続けます。


リーリング主体のアクションで短いストロークで巻き続けながら引くパターンでした。
プラグの頭出しは意識せず、荒れた水面下をギラギラと身をよじるようにローリングさせて速いテンポで動かし続けるイメージです。


また、船長は海面の状況によって、荒れていれば10~11gのシングルフック、ナギであれば軽くするなどして調整しているとのことでした。


しばらくして流し始めたタイミング、サーフィッシュポローニア220Fを使用されていたミヨシ側の円藤様にビッグバイト。


荒れる海上で不安定な釣り座に苦戦しながらも暴力的な引きに応戦します。


やがて、海面に大政の魚体が姿を見せます。
ランディングされたのは15kgのヒラマサ。






円藤様15kgヒラマサ
SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F ホログラムバージョン・ホロピンク。


この魚を最後に時合いが過ぎてしまったのか日没まで魚をキャッチすることはできずに沖上がりとなりました。



この日は宇久島に宿泊し、明日に備えます。




翌日は、朝に近場の様子を見てから宇久島~下五島方面に下るとのことでした。



DAY 2 2日目 福江島泊まり

午前7時過ぎに宇久島を離れます。
近場の様子を見てから、ジギングのポイントへ、


水深60~80mのポイントで中層に反応があります。
まずは、IRONRANGE683QUICKDLIVEにSTELLA8000HGのタックルにスイムライダー266g(プロトタイプ)をセット。


ドテラ流しでワンピッチワンジャークにより幅広く探っていきます。


スイムライダー266gプロトタイプは、急潮エリアのドテラ流しなどで潮抜けよく、
ハイレスポンスにジグを飛ばしたい状況を想定して追加モデルとして開発中です。

しかし、潮流が緩くバーティカル気味になってしまうため、一定レンジで魚に魅せやすいウィグルライダー225gに変更。


ストロークを幅広く取り、ゆったりとしたワンピッチで誘うと15シャクリほどでヒット。
ヒラゴサイズながら元気な引きで楽しませてくれました。


ヒットジグは、ウィグルライダー225g(シルバーホロ)

その後、同様のポイントをジギングで探ると、NBスタッフ柳のジギングが炸裂します。



まずはスイムライダー150g(UVヘッドピンク)で5kg級をキャッチ。



さらに開発中の通称・丸棒ジグ180g(グローヘッド)でもヒラゴサイズ。


最後に、スイムライダー150g(UVヘッドピンク)で6kg級の良型を仕留めるなど波に乗っていました。


また、朝長船長もスイムライダーショート145g(シルバーホロ)のハイピッチショートジャーク気味の飛ばさないシャクリで次々にヒットを重ねます。

一方、私はアタリが出るもののキャッチまで至らない状況が続きます。
速度変化やシャクリ幅を変えてみますが、魚に食わせにいたるまでの間合いが計れないままこの日のジギングは終了。


午後は、福江島周辺で大型回遊魚の跳ね出しを狙って夕方まで探りましたがヒットにはいたらず沖上がりとなりました。


福江島のお城はピンクにライトアップ。


DAY3 3日目 最終日




午前6時半過ぎに宿を出て、早めの出船。
下五島・福江島から帰路に向けながらポイントを転戦。



朝から猛烈な雨風により海上はシケ模様。大型プラグでも風に乗って抜群の飛距離で飛んでいきます。

北西風により潮温がだいぶ下がったのか、魚からの反応が遠くなってしまいます。

そんななかでも円藤様はバイトを引き出し、5kg前後のヒラマサを複数キャッチしていました。

レインウエアが浸水するほどの風雨の中、ミヨシが回ってきたタイミング。
強めのロングストロークで泡を引くように曳いていると数度魚が争うようにチェイス。


船中同時ヒットとなり、サーフィッシュポローニア220Fで5kgヒラマサをキャッチ。





この流しを最後に早上がりとなりました。




帰港後、長崎市内で名物の一口餃子・雲龍亭から長崎ちゃんぽんへとハシゴし、翌日帰路に就きました。








今回も船長の推奨するリーリング主体のロールアクションで数多くのバイトを得られました。



五島海域のヒラマサには、サーフィッシュポローニア220Fの直線的なロールアクションが非常に有効と実感しました。



これから中盤戦~終盤戦を迎える春マサシーズンにぜひ、お試しください。




TACKLEDATA
朝長船長 キャスティングタックル
ROD:アクイラ857+
REEL:キャタリナ6500H
LINE:12ブレイド8号(SpinningKnotterReverseでショートPRにて結束)
LEADER:プロセレ ナノダックス210LB
LIG:FISHINGFIGTHERS TETSUWAN SUS Swivel ♯1/0,TETSUWAN Spritring♯8/0
HOOK:がまかつTUNED 管ムロ35号
LURE:SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F ホログラムバージョン・ホロカタクチ

下中 キャスティングタックル
ROD:BLC83/40、EP86/40、BLC84/22
REEL:SHIMANO STELLA 18000HGに18000番パワードラグスプール,SHIMANO STELLA14000XG
LINE:FULLDRAG♯8、#6(SpinningKnotterReverseでショートPRにて結束)
LEADER:180lb、140lb、120lb
LIG:FISHINGFIGTHERS TETSUWAN SUS Swivel ♯1/0,TETSUWAN Spritring♯8/0
HOOK:がまかつTUNED 管ムロ35号、40号、小平商店プラグ用シングルフックGT30錫
LURE:SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F ホログラムバージョン・セグロトビウオ


柳賢太郎ジギングタックル
ROD:IRONRANGE IRNB662ND、683ND、683QD
REEL:SHIMANO STELLA8000HG(一巻き107cm)
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE4号
LEADER:FXR船フロロ18号、20号 4ヒロ~5ヒロ
HOOK:自作フック

下中 ジギングタックル
ROD:IRONRANGE IRNB-683QD(クイックドライブ)
REEL:SHIMANO STELLA8000HG(一巻き107cm)
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE4号
LEADER:FXR船18号、20号4ヒロ~5ヒロ
JIG:SWIMRIDER260gプロトタイプ
HOOK:VERTICAL HEAVY7/0、MARIN ASSIST PC#60


金属類 全てFishingFighters WDリング&SPリング
アシストライン FishingFighters マリンアシストBlack PC60号

STATUS.ホームページ
http://www.status-ocean.com


サーフィッシュポローニア220F製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/surfishp.html

鉄ジグ製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/ironjig.html


(下中 桑太郎)