2019年3月4日~3月6日 五島列島ヒラマサ遠征 サーフィッシュポローニアで朝長船長に29kg大政 長崎・ステータス [下中 桑太郎]



3月4日~3月6日の3日間、長崎・ステータスの朝長船長にお世話になり、五島列島のヒラマサを狙いました。


羽田空港から長崎空港までは2時間弱のフライト。長崎空港から市内までは高速バス等で35分ほどです。長崎市内までの移動時間は約3時間と意外と近いフィールドと言えます。

この日は、出船港近くの女神大橋付近の民宿に素泊まりし、明日に備えます。


DAY1 1日目 上五島エリア 宇久島泊まり

翌日、ゆっくりと午前8時過ぎに船着場へ。

東京からのお客様の円藤様、NBスタッフ柳賢太郎とともに乗船。


朝長船長は潮流が動き出すタイミングを見計らって、宇久島周辺から古志岐三礁方面へ船を向けます。



2時間ほど走り、ポイント周辺に到着すると広範囲に渡って鳥山に。


北寄りの風がとても強く、風波が立っておりなかなかのシケ模様。


ミヨシ側に3人で入りますが、ドテラ流しで瀬波に入るとかなり足場が不安定です。


キャスティングタックルは、PE8号ナイロン180LBにサーフィッシュポローニア220Fホログラムバージョンと、PE6号ナイロン120LBにWATARIGARASU160Fを併用。


「鳥が海面に突っ込んでる時は小さめの160mmプラグも良いですよ」と朝長船長。


船長の言葉通り、ワタリガラス160F(トビウオ)をセットした6号タックルを手に鳥山周辺に第1投。


胴の間の水面から低いポジションで水面に絡ませるように長めに引いてくると、いきなりひったくるようなバイト。


首を振りながら一気に突っ込む引きを見せます。

トモ側に一気に回り、ランディングすると6~7kgクラスのヒラマサ。


ロッドは、外房の大会でいただいたMCworksSLOWHAND884。ヒットルアーは、ワタリガラス160F(トビウオ)、フックは小平商店さんのプラグ用シングルフックGT30錫を使用。



一投目から本命のヒットを得て、気をよくしていると「次の瀬周りは30kgクラスがウヨウヨしているから気合入れてください」とアナウンス。



サーフィッシュポローニア220Fをセットした8号タックルに持ち替えて再開。
3人で瀬波前の根周りにキャストを続けます。


何度かチェイスやバイトがありますが、この流しでは魚を出し切れずに終了。


潮回り後、再度同じポイント少しコースを変えて流し込んでいきます。
船長の操船で良いポイントにルアーが入りますが、アクションで出し切れない私たちを見て、船長がサーフィッシュポローニア220Fをキャスト。


数投後、「きたっっ!デカい!」とトモ側の船長から声が上がります。
初期からかなりの高負荷ドラグを掛けているのかロッドのバットから曲がり、腰を落としたファイティングスタイルで応戦する船長。


素早い身のこなしでミヨシ側から回り、潮下側へ。タモを用意すると、胴の間でセルフランディング。



甲板に横たわったのは、まさに大政。
船上計測29kgのヒラマサでした。




ヒットルアーは、SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F
ホログラムバージョン・ホロカタクチ。

フックは、マリンアシストDC#85~100を使用したシングルフック10~11g。



写真撮影後、素早く蘇生を行い、大政は元気に五島の海に戻っていきました。

その後は、船長のヒットパターンを真似て誘い続けます。


リーリング主体のアクションで短いストロークで巻き続けながら引くパターンでした。
プラグの頭出しは意識せず、荒れた水面下をギラギラと身をよじるようにローリングさせて速いテンポで動かし続けるイメージです。


また、船長は海面の状況によって、荒れていれば10~11gのシングルフック、ナギであれば軽くするなどして調整しているとのことでした。


しばらくして流し始めたタイミング、サーフィッシュポローニア220Fを使用されていたミヨシ側の円藤様にビッグバイト。


荒れる海上で不安定な釣り座に苦戦しながらも暴力的な引きに応戦します。


やがて、海面に大政の魚体が姿を見せます。
ランディングされたのは15kgのヒラマサ。






円藤様15kgヒラマサ
SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F ホログラムバージョン・ホロピンク。


この魚を最後に時合いが過ぎてしまったのか日没まで魚をキャッチすることはできずに沖上がりとなりました。



この日は宇久島に宿泊し、明日に備えます。




翌日は、朝に近場の様子を見てから宇久島~下五島方面に下るとのことでした。



DAY 2 2日目 福江島泊まり

午前7時過ぎに宇久島を離れます。
近場の様子を見てから、ジギングのポイントへ、


水深60~80mのポイントで中層に反応があります。
まずは、IRONRANGE683QUICKDLIVEにSTELLA8000HGのタックルにスイムライダー266g(プロトタイプ)をセット。


ドテラ流しでワンピッチワンジャークにより幅広く探っていきます。


スイムライダー266gプロトタイプは、急潮エリアのドテラ流しなどで潮抜けよく、
ハイレスポンスにジグを飛ばしたい状況を想定して追加モデルとして開発中です。

しかし、潮流が緩くバーティカル気味になってしまうため、一定レンジで魚に魅せやすいウィグルライダー225gに変更。


ストロークを幅広く取り、ゆったりとしたワンピッチで誘うと15シャクリほどでヒット。
ヒラゴサイズながら元気な引きで楽しませてくれました。


ヒットジグは、ウィグルライダー225g(シルバーホロ)

その後、同様のポイントをジギングで探ると、NBスタッフ柳のジギングが炸裂します。



まずはスイムライダー150g(UVヘッドピンク)で5kg級をキャッチ。



さらに開発中の通称・丸棒ジグ180g(グローヘッド)でもヒラゴサイズ。


最後に、スイムライダー150g(UVヘッドピンク)で6kg級の良型を仕留めるなど波に乗っていました。


また、朝長船長もスイムライダーショート145g(シルバーホロ)のハイピッチショートジャーク気味の飛ばさないシャクリで次々にヒットを重ねます。

一方、私はアタリが出るもののキャッチまで至らない状況が続きます。
速度変化やシャクリ幅を変えてみますが、魚に食わせにいたるまでの間合いが計れないままこの日のジギングは終了。


午後は、福江島周辺で大型回遊魚の跳ね出しを狙って夕方まで探りましたがヒットにはいたらず沖上がりとなりました。


福江島のお城はピンクにライトアップ。


DAY3 3日目 最終日




午前6時半過ぎに宿を出て、早めの出船。
下五島・福江島から帰路に向けながらポイントを転戦。



朝から猛烈な雨風により海上はシケ模様。大型プラグでも風に乗って抜群の飛距離で飛んでいきます。

北西風により潮温がだいぶ下がったのか、魚からの反応が遠くなってしまいます。

そんななかでも円藤様はバイトを引き出し、5kg前後のヒラマサを複数キャッチしていました。

レインウエアが浸水するほどの風雨の中、ミヨシが回ってきたタイミング。
強めのロングストロークで泡を引くように曳いていると数度魚が争うようにチェイス。


船中同時ヒットとなり、サーフィッシュポローニア220Fで5kgヒラマサをキャッチ。





この流しを最後に早上がりとなりました。




帰港後、長崎市内で名物の一口餃子・雲龍亭から長崎ちゃんぽんへとハシゴし、翌日帰路に就きました。








今回も船長の推奨するリーリング主体のロールアクションで数多くのバイトを得られました。



五島海域のヒラマサには、サーフィッシュポローニア220Fの直線的なロールアクションが非常に有効と実感しました。



これから中盤戦~終盤戦を迎える春マサシーズンにぜひ、お試しください。




TACKLEDATA
朝長船長 キャスティングタックル
ROD:アクイラ857+
REEL:キャタリナ6500H
LINE:12ブレイド8号(SpinningKnotterReverseでショートPRにて結束)
LEADER:プロセレ ナノダックス210LB
LIG:FISHINGFIGTHERS TETSUWAN SUS Swivel ♯1/0,TETSUWAN Spritring♯8/0
HOOK:がまかつTUNED 管ムロ35号
LURE:SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F ホログラムバージョン・ホロカタクチ

下中 キャスティングタックル
ROD:BLC83/40、EP86/40、BLC84/22
REEL:SHIMANO STELLA 18000HGに18000番パワードラグスプール,SHIMANO STELLA14000XG
LINE:FULLDRAG♯8、#6(SpinningKnotterReverseでショートPRにて結束)
LEADER:180lb、140lb、120lb
LIG:FISHINGFIGTHERS TETSUWAN SUS Swivel ♯1/0,TETSUWAN Spritring♯8/0
HOOK:がまかつTUNED 管ムロ35号、40号、小平商店プラグ用シングルフックGT30錫
LURE:SURFISH PAULOWNIA(サーフィッシュポローニア)220F ホログラムバージョン・セグロトビウオ


柳賢太郎ジギングタックル
ROD:IRONRANGE IRNB662ND、683ND、683QD
REEL:SHIMANO STELLA8000HG(一巻き107cm)
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE4号
LEADER:FXR船フロロ18号、20号 4ヒロ~5ヒロ
HOOK:自作フック

下中 ジギングタックル
ROD:IRONRANGE IRNB-683QD(クイックドライブ)
REEL:SHIMANO STELLA8000HG(一巻き107cm)
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE4号
LEADER:FXR船18号、20号4ヒロ~5ヒロ
JIG:SWIMRIDER260gプロトタイプ
HOOK:VERTICAL HEAVY7/0、MARIN ASSIST PC#60


金属類 全てFishingFighters WDリング&SPリング
アシストライン FishingFighters マリンアシストBlack PC60号

STATUS.ホームページ
http://www.status-ocean.com


サーフィッシュポローニア220F製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/surfishp.html

鉄ジグ製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/ironjig.html


(下中 桑太郎)

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