IRON WHIP のポテンシャル [親方(竹下恵介)]

昨年リリースされた、MCワークスさんとのコラボによる
「鉄の鞭」と名付けられたロッド、IRON WHIP。

PE3〜5号、JIG150〜240g ディープ対応の594。
PE2〜4号、JIG90〜200g と幅広く使える613。
そして、今年発売される
PE1.5〜3号、JIG65〜150g 対応のライトな622。
そして、ベイトモデルの
PE2〜4号、JIG90〜200g対応 573B。
(先の前2桁が長さを示し,最後の数字がベストなPE号数、またはパワー表記
になります。)



622の良い曲がり!



昨年秋の北九州と、今年2月の沖縄本島への釣行で各ロッドの
ポテンシャルを充分体感することができた。


IWNB−573Bプロト



まずは573B。北九州でヒラマサは出なかったものの、
ヤズ(関東のイナダーワラサーブリを、九州ではヤズーブリと呼ぶ)クラスには
多少のオーバーパワー感を感じるものの,細身・軽量のブランクスは良く曲がり、
それは楽しく遊ばせてもらった。
3パワーに関してはスピニングも同様のスペックが記載されているが、
沖縄釣行でビックリするようなポテンシャルを見せつけられることになった。

同行した窪田氏が,水深80mラインで掛けたGTのパワーを凌ぎきり、
ちゃんとリフトして浮かせてしまったのである。
惜しいことに残り20mという所でシャークアタックに遭ってしまうが、
船上に揚がった魚体は少なく見積もっても余裕の30kgオーバーを想像できる上半身。
常識では3パワーにPE3号で太刀打ちできる魚ではないが、
なんとかしてしまう、このロッドのポテンシャルには驚きを隠せなかった。


IWNB−613


話を573Bに戻すが、ローレスポンスのようにジグを動かすならば
Max250g位まで大丈夫かと感じた。







そして、今回の沖縄で私がメインに使った622だが、手にとってビックリ!
これがオフショアロッドか?! と思えるくらいの軽さ。
ブランクスも細身で、「これで大丈夫か?」と心配がよぎるが、
使い出して魚を掛けた瞬間、そんな心配もぶっ飛んだ!
5kg程のカンパチには余裕のリフティング。
中型の根魚系に対してもバットパワーで底から引き離してくれる。
細身のブランクスは良く曲がり、良く粘ってくれて10kgクラスの
魚までは渡り合える、十分なパワーを秘めていた。
操作性も、プロトで使ったニュータイプのSwim Rider 135gを
思うように「飛ばせ」、疲れ知らずで一日を過ごすことができた。

新たに2アイテムが増え、シリーズ4本となったIRIN WHIP。
各ロッド共にとても頼れる、それは楽しい竿に仕上がっている。


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[筋肉だけじゃ釣れない???]

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