秋の青物ジギング IRONRANGE&鉄ジグ、SwimRiderShort 外房山正丸[下中 桑太郎]




下中桑太郎です。

10月に入り、ジギングの秋到来!



先日、外房大原・山正丸さんに青物ジギングに行ってきました。

秋はジギングでヒラマサ及び、イナダ・ワラサ・ブリ、カンパチといった青物が狙いやすいシーズン。

新IRONRANGE2機種とprototype各種を携えて向かいました。

午前6時前に出船。

大原水深30m前後のポイントでスタート。

この日の釣り座は、左舷大ドモ。


タックルは、オールマイティに使えるIRONRANGE644ナチュラルドライブにSHIMANO SW8000HG、ジグはSwimRiderShort175g(ナクイグロー)をセット。

フックは、IRONHOOK type ID FRONT #3/0です。庵原英晃テスター監修のスローピッチ用ツインフックですが、特にフロントはストレートポイントで青物ジギングにも使いやすいモデルです。


山口徹船長の合図とともに投入。

風が強めに吹いているため、スプールからのライン放出を強めに抑え気味にしてフォール。

ボトム着底からの立ち上がりを意識して速めに巻き上げ、魚に追わせるイメージで5〜8巻き回収。

ワンピッチジャーク5回に1回食わせの間をわずかに入れるパターンで探ります。


早速、一投目で10m前後巻き上げたところでヒット!

元気の良い首振りを見せながらも上がってきたのはイナワラサイズ。



IRONRANGE644のパワーにはやや物足りないサイズではありますが、ティップセクションからベリーの曲がり方がフレキシブルなロッドのためアクション合わせの幅が広いのがこのロッドの特徴。


スピードのメリハリをつけた速度差で釣るのに適したロッドと感じます。


IRONRANGE644ND

SwimRiderShort175g(NAKUIGLOW)



さらに同じパターンで同サイズをキャッチ!

本当にこのIRONHOOK IDフロントタイプはよく刺さります。




2尾を釣ってやや余裕が出来たので、Prototypeのねじりセミロング(仮)を試します。

軽比重素材から重い比重までプロトタイプ作成を試みているモデルになります。

螺旋状のシェイプが特徴的で、今回はフラットタイプを試します。


リヤ部分が細く、フォールが速い反面、入力すると螺旋状のフラットサイドで潮を受けてローリングしながら前傾フォールします。流線型のボディは、平面構成の鉄ジグに比べて潮抜けが良く、揚力が生じづらいのが特徴です。


引き続き水深30m前後。先ほどよりも潮流が穏やかになってきました。

今回は軽比重のジグのため、状況があっていそうです。


投入から着底までは十数秒ほど時間はかかりましたが、ボトムに到着。

立ち上がりからコンパクトな初速をつけたアクションを意識して2、3シャクリするとヒット!




狙い通りの1本はシビレますね。



上がってきたのはこれまた元気なイナワラサイズ。

念願のProtoジグで釣れた1尾は何ものにも代え難いです。


IRONRANGE5103QD

ProtoJig150g


この間にも鉄ジグで船中ヒットが続きます。いつもありがとうございます!





その後、さらに潮が緩くなってきます。

ボトムから10m以内に集中してより刻めるSpinRiderDeep180g(ShinningGrow)を選択。

IRONRANGE5103QDでレンジを刻むイメージでコンパクトなワンピッチジャーク。


何度か入れ直していると、まとわりつくような感触からフワッと突き上げるアタリ。

IRONHOOK IDが絡めとるようにフックアップしてくれ、アベレージサイズのイナワラをランディング。



スピニングでの速めのスローピッチジギングといったパターンがハマってくれた1尾でした。


IRONRANGE5103QD

SpinRIderDeep180g(Shinning Glow2)

IRONHOOK type ID FRONT3/0


そして最後にドラマが待っていました。。。

ミヨシで釣っていた志田さんに最後のポイントでヒット!



一目でヒラマサと分かる首振りの大きい抵抗を見せます。


手慣れた所作で寄せてきたのはナイスサイズのヒラマサ!

ヒットジグは、鉄ジグ、SwimRiderShort100g(アルミシルバー)。



「下中さんが後ろでバンバン釣ってたから、使ってみました笑」


船長「当ててたからね。水深25mの浅根に上がって、30m落ちかけるところ。流石だね」



志田さん、厳しいなかでのヒラマサキャッチおめでとうございます!


HITJIG:鉄ジグ、SwimRiderShort100g(アルミシルバー)



秋が深まるにつれてジギングでのアプローチが面白みを増す青物ゲーム。

100〜125gの軽いところから、145g〜200gまであると攻め方に奥行きが出てきます。

ぜひ、鉄ジグを手にフィールドに行ってみてはいかがでしょうか?



[Tackle Data]

ROD:IRONRANGE644ND、5103QD prototype

REEL:SHIMANO STELLA SW8000HG、14000PG

LINE:WILDEIGHT PE#3 

LEADER:SEAGER FXR 船12号

JIG :

SwimRiderShort 175g 

SpinRiderDeep 180g ,220g

Prototypeねじりジグ セミロング150g(仮名)


(下中 桑太郎)













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