仙台湾ヒラマサ・ワラサジギング  [柳賢太郎]



船宿は、あの未曾有の大震災で被災された塩釜港のアーネストさん。
大津波で船が流失してしまったが、佐藤船長はいち早く新たな船を用意し、
宮城の復興を目指した船宿さんだ。
78月には、仙台湾の新たなパターンであるキャスティングワラサ・ヒラマサに
いち早く着目し確立したが、9月に入ってからの釣果はいまひとつとの事。



当日は700出航、ポイントは田代島網地島周辺の浅根を狙ってみた。
水深はおよそ1225m。ジグをアンダーハンドにてキャストし、浅根を広範囲に探る。使用するジグは80125g前後だ。

たまにワカシのチェイスはあるものの、なかなか本命らしきバイトは得られない。
同船者4人全員で、まだまだ未開拓であるシャローエリアの仙台湾ヒラマサ・ワラサを
狙う。

ミヨシでジグを飛ばし気味にジャークしていたフィッシャーマンスタッフ大橋氏に
待望のHIT。しかしサイズはイナダクラス。ルアーは、スイムライダー150gだった。



 ボイルが発生する場面もあり、仙台湾キャスティングの定番である
シンキングペンシルの高速巻にてイナワラクラスをHIT。

 その後沈黙が続き、やはり9月に入ってからのこのポイントの不調さが垣間見られる。


青物達の活性が低いと判断し、スイムライダーShort 125gをスロー気味にジャーク。
根から出来るだけジグを離さない様ジグを泳がせる。
すると渾身のバイトがあり、ワラサとは違う突っ込みを見せる。

上がってきたのは待望のヒラマサ。小型ではあるが、仙台湾では貴重なヒラマサ。
心から嬉しい一本だ!




その後、同様のパターンを繰り返し、渋いながらもワラサを数本キャッチすることが出来た。



920日現在
被災された船宿も着々と操業再開されています。
この日は不調の仙台湾でしたが、今シーズンも9㎏クラスのブリの釣果も
確認出来ています。
まだまだ未開拓な仙台湾ジギング、今後どの様なBIGFISHが見られるか、
期待大です。





当日のタックル
ROD:アイアンウイップ IWNB-613
REEL:ソルティガ4500
LINEYGK社 3号 フロロリーダー40lb
LURE:スイムライダーShort125g145

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