岩手県宮古のブリジギング  [柳賢太郎]

宮古市は、岩手県の県庁所在地である盛岡市から東へ約90km程に位置し、海岸線は複雑に入り組んだリアス式海岸である。
宮古周辺は、例年であれば8月頃からブリクラスの回遊が見られ、10月に最盛期を迎える。
アベレージサイズは36kgのワラサクラスだが、例年10月には10kgOVERのブリも上がっている。

今回は、この宮古を舞台に「NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」が行われました。
このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。




お世話になった船宿は宮古港より出船のゆたか丸さん。
今回、当企画をご用命頂いたのは、盛岡市に店舗を構えるイーハトーブ釣具店様。
岩手県で実績のあるジグの品揃えが豊富で、釣り場に精通されたスタッフ様が丁寧にアドバイスしてくれる頼れるお店です。


928日中潮
AM5:00出船
台風17号の影響で前日まではウネリと吹き返しの風の影響があったが、当日は晴天と南風の影響で最高気温は25度以上の夏日となる。
宮古港を出て約30分でポイント到着。
水深は約100mから60mへとかけ上がる根を攻める。
宮古沿岸は急深で、複雑な海岸線同様高低差のある根が多いのが特徴。
ほぼ満潮の時間帯であるため潮はゆるい。






朝まづめの地合を逃すまいと、ハイピッチで広い層を探る。
船長の話ではベイトはカタクチと15cm程度のサバとのこと。
朝イチに大ドモの大谷さんにブリと思われるHITがあったが無念のフックアウト。
その後は沈黙となってしまい完全潮止まりかと思われたが右舷の大坪さんにHIT






スロータックルでスイムライダーショート145gのワンピッチで渋い魚に口を使わせた。






アベレージの4kgクラス。
潮止まり直前で釣れたこの魚。満潮から下げになれば釣れるだろうと安易に考えていたが、日が昇ってからは渋い時間が流れることに。
長い沈黙を破ったのは今年からジギングを始めたという小野寺さん。






記念すべき初フィッシュとなったのは丁度食べ頃のヒラメ。嬉しい外道である。
流石は岩手県!ヒラメやアイナメなど底物大国!







青物は渋いが飽きない程度に底物が釣れてくる。
しかし、狙いはブリ。実績のある根周りを何箇所も攻めるがなかなか本命のバイトは得られない。途中、ワラサやコマサのHITもあったが食いが浅い為かバラシも多い。
干潮前の地合に丸山さんがワラサをHITさせる。






狙いのブリクラスではないが、渋いときに食わせた1尾はやはり嬉しい!
最後に小野寺さんが人生初青物となるイナダがHIT






この魚を最後に1200沖上がりとなる。


今年の岩手県は8月末に811kgのブリクラスが釣れており、その後はワラサメイン。
動き出しの早い大型の戻りブリを狙ったがワラサも終日低活性な1日だった。
帰港後、この日の最大を釣られた大坪さんにイーハトーブ釣具店スタッフ土田さんより大物賞が贈られた。






この日魚は釣れなかったが、ジギング初挑戦で水深60100mを休まずシャクリ続けた武蔵さんに、初心者でも使いやすいカレントライダーが敢闘賞として進呈された。






澤口船長の話だと、根周りにベイトとなるイカが付くとブリクラスも回遊してくるとのこと。
岩手県沿岸では、昨年9月末に15kgという特大のブリも上がっていることからいつ10kgオーバーが釣れてもおかしくない時期に突入している。
高低差のある根周りではブリでは珍しい根ズレによるラインブレイクもあるということから油断は禁物である。











Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

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