岩手県の海岸線は複雑に入り組んだリアス式海岸。
数多くある湾の中でも、いち早くブリジギングが確立されたのは大船渡市に位置する起喜来湾であろう。
例年7月頃から青物の回遊が見られ、11月中旬頃まで青物ジギングが楽しめる。
青物以外でもタラ、ヒラメ、根魚と魚種は豊富で、近年注目されているのが4月~5月のサクラマスジギング。1年を通してジギングが可能なフィールドである。
今回は、この起喜来湾を舞台に、
「NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」が行われました。
このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。
お世話になった船宿は崎浜港より出船の広進丸さん。
川畑船長はこのエリアでいち早くブリジギングに着目し、ポイント開拓されてき方で、
2012年10月の13kg、2013年9月の15kg、そして今年8月の11.8kgと数多くの10kgOVERの実績がある船宿である。
そして今回、当企画をご用命頂いたのは、全国に店舗を構える上州屋様グループ。
岩手県の一関店、北上店、新盛岡店、盛岡上堂店と宮城県の名取店、仙台宮城野店。
合計6店舗のスタッフ様合同での開催となった。
10月8日大潮
台風19号の通過直後とあって出船が危ぶまれたが、予想より台風の速度が速く、
当日は台風一過の晴天でウネリも1.5m前後と収まっていた。
崎浜港を出て約40分でポイント到着。
水深は約80m~100m前後の根周りを攻める。
船長はこの日「一発勝負」という事で実績のある深めのポイントに的を絞っている。
狙うはやはりブリクラス。
台風前には8kgクラスも釣れており期待は持てる。
ブリの期待を胸にスタートフィッシング。
普段からジギングに精通されているスタッフ様ということですぐにロッドが曲がる。
盛岡上堂店の松田店長がスイムライダー200gであっさりと1尾目をキャッチ!
ミヨシでは古くから岩手のオフショアシーンを牽引してきた及川課長がロッドを曲げている。
同じくスイムライダー200gでのHIT。台風の時化後とあって魚がいるかどうかという不安はすぐに一掃された。しかし、狙っているブリクラスではない。
船長も釣れてくるサイズに首を傾げている。イナダクラスはコンスタントにヒットしてその後は潮が緩くなり渋い状況になる。その後、上げ潮が効き始めるとようやくワラサクラスがヒットする。
盛岡上堂店の鹿内さんがカレントライダー180gでバイトに持ち込んだ。
カレントライダーはとにかく引き抵抗が軽く、水深100m前後でも楽にシャクれるのが特徴。
レスポンスが良く僅かなロッドワークにも反応してくれる。
その後はカレントライダーにHITが集中する。
カレントライダー180gのワンピッチで仕留めた一関店の亀谷さん。
久しぶりにスピニングタックルを手にした新盛岡店の大坂さん。
強波動のスイムバードと弱波動のカレントライダーを使い分けて感触を確かめていた。
宮城県から参加の仙台宮城野店・村上さんもカレントライダー180gにてキャッチ。
引き重りの軽さが気に入られたとのこと。
同じく宮城・名取店スタッフ鎌田さんはカレントライダー150gでキャッチ。
ホームグラウンドである仙台湾の2倍以上の水深ではじめは苦戦するもすぐにコツを掴まれてコンスタントに釣っていた。
釣行終盤、ブリクラスを狙い得意のスローピッチスタイルを披露した大坂さんがフォールでのバイトを捕らえた。
サイズはワラサクラスだったが、スイムライダー200gに上下に針を施したスローピッチ仕様で狙い通りフォールで口を使わせた。この使い方は底ベタなオオナゴパターン時やヒラメなどの底物狙いで威力を発揮するのでぜひ試して頂きたい釣法の一つである。
そしてこの日最大となる魚は北上店の若月さんがカレントライダー180gで仕留めた。
若月さんは足繁く起喜来湾に通い、オフショアはもちろんショアジギングにも詳しいスタッフ。鉄ジグの良き理解者です。
この日は残念ながら狙いのブリクラスを釣ることは出来なかった。
しかしブリシーズンはまだ終わらない。11月中旬まだは10kgOVERのチャンスがあるということなので、近県の方はぜひ起喜来湾のブリジギングにチャレンジしてみて下さい!
上州屋スタッフの皆様、お忙しい中お集まり頂きありがとうございました。
Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。
仙台ブランチ〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町7-8-26
TEL080-8204-5233 FAX022-353-6651 担当柳まで
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