●2021桜鱒ジギング 開幕!
岩手の岡本崇氏にサクラマスジギングの傾向と対策、タックルと釣り方についてまとめてもらいました。※一部お写真はお客様からのものも使わせていただいています。
岩手のフィールドスタッフ岡本崇です。
いよいよ、北日本のご当地ゲーム、桜鱒ジギングの開幕の声が聞こえて来ました!
桜鱒ジギングは、100g〜180g前後のメタルジグを使ったライトタックルで楽しめる北日本のご当地ジギングゲームです。
北海道やネイチャーボーイズ 本社がある青森県下北半島〜尻屋崎では1月下旬からシーズンイン。岩手県では解禁が3月1日なので、3月スタートになりますが、宮古市では夏まで狙うことができます。更に三陸沿岸、宮城まで、どのエリアも熱心なジガーが多く、大変盛り上がりを見せており、私も下北から三陸へシーズン中は、毎週のように足繁く通います。
桜鱒は見た目の美しさ、ファイトだけでなく、食味が大変よく、ブームになるのも納得の魚です。
ここでは、昨年の過去ログと全国的な例年の傾向とタックル類を簡単にまとめました。
・北海道積丹沖:1月下旬〜3月頃/水深40m前後・タナ10m〜35m
・北海道白老沖:1月下旬〜4月頃/水深90m前後・タナ15m〜50m
・青森県尻屋崎沖:2月上旬〜4月/水深60〜100m・タナ20m〜80m
・岩手県大船渡沖、宮古:3月〜7月/水深60m前後・タナ15m〜45m
●桜鱒ジギングのタックル
私のフィールドでのセッティングです。
●下北エリア
ロッド:IRONFLICK,IFLB-6702QD、など推奨130g前後のジグをシャクれる柔軟性があるもの。
タチウオ用やマダイ用のライトジギングタックルや、PE1号程度適合のライトなスローピッチロッド。
IFLB-6702QDは青森県尻屋崎沖でのマスジギングを想定したモデルです。130g前後のジグを使用する状況で、深場や潮流が速いときでもしっかりとジグを動かし続けられるティプからベリー部の反発力のある1本で、掛けてからもバットまで曲げ込む事で安心して大物ともやり取りできます。
IRONFLICK製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/JIGGINGRODS/IRONFLICK.html
リール:150HG,XG、200HG、300HGクラス。カウンターがあると良い 。
ライン:PE0.8〜1.5号
リーダー:フロロカーボン4〜5号(16LB〜20LB)
フック:アイアンフックSS1/0,ST1/0などの細軸フック。身切れしやすい魚のためいたずらに細軸にせず、フトコロの深いフックが良い傾向にある。
パーツ:鉄腕スプリットリング#5.0前後、WDソリッドリング#4.0前後
ジグ:鉄ジグ、スイムライダーショート125g、145gを基準に、深度、潮流で100g、165gを使い分け 。
ジグカラー:サクラマスSP、グリーンゴールド、アルミシルバー、グロー系、UV反射系。
鉄ジグ、スイムライダーショート製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/swimridershort.html
鉄ジグ、ウィグルライダー100、130g製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/WiggleRider.html
●岩手三陸エリア
ロッド:IRONFLICK,IFLB-6902NDなど推奨100g前後のジグをシャクれる柔軟性があるもの。
タチウオ用やマダイ用のライトジギングタックルや、PE1号弱適合のライトなスローピッチロッド。
IFLB-6902NDは三陸でのマスジギングを想定したモデルで、浅場で100g前後のジグをメインで使用する状況で、魚を乗せる事に特化した1本です。ジグを飛ばし過ぎず、上に小刻みに誘えるバランスに仕上がっています。掛けてからは長さと柔軟性を活かし、マスに対し、優位にファイトを展開できます。
IRONFLICK製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/JIGGINGRODS/IRONFLICK.html
リール:150HG,XG、200HG、300HG、PGクラス。カウンターがあると良い 。
ライン:PE0.8〜1.2号
リーダー:フロロカーボン3.5〜5号(14LB〜20LB) 大船渡エリアは4号メイン
フック:アイアンフックSS1/0,ST1/0などの細軸フック。身切れしやすい魚のためいたずらに細軸にせず、フトコロの深いフックが良い傾向にある。
パーツ:鉄腕スプリットリング#5.0前後、WDソリッドリング#4.0前後
ジグ:鉄ジグ、スイムライダーショート、スピンライダー80g、100gを基準に、深度、潮流で125g、145gを使い分け 。
ジグカラー:サクラマスSP、グリーンゴールド、アルミシルバー、グロー系、UV反射系。
鉄ジグ、スイムライダーショート製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/swimridershort.html
鉄ジグ、ウィグルライダー100、130g製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/WiggleRider.html
鉄ジグ、スピンライダー製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/spinrider.html
マスジギングはタックルバランスとマスのレンジなど、すべての要素が噛み合った時に当たりを出すことができます。その日その日が全て状況が違うからこそ、奥が深くのめり込みます。
●桜鱒ジギングの釣り方
基本の誘いは、ゆっくりめのショートピッチジャークやワンピッチジャークでのヒットが多い。
大きなストロークのワンピッチではなく、初速は速く、スライド距離は短いコンパクトなシャクリが◎。 ジグを縦に縦に動かす、飛ばし過ぎない誘い。
下北エリアはうねりも大きい場合が多いので、重めのジグでビシッとキビキビしたジャークがハマる場合あり。
三陸エリアは棚を重点的に狙う細かいレンジアプローチと、時にはショートハイピッチで魚にジグを追わせてからのワンピッチがハマる場合あり。
合わせは向こうあわせで充分。ガツガツ当たりがあり、フッキングしない時はそのままステイ。その後、ドンッと重さが乗る時もあり。
やり取りは身の柔らかい魚なので、緩めのドラグセッティングで竿と身体を使い柔軟なやりとりを。
また、一気に魚が上に向けて泳ぎ、ゼロテンションになる事も多いので、その際は一気にリーリング。
スレ掛かりの際は魚が横に泳ぎ、水面ジャンプも!その際は竿先を水面へ入れるようにしていなす。
最後のネットインの際も魚が見えるまで、ネットはいれずに、タイミングを見て一発で!
●注意
ボトム付近には根魚やタラが多く、掛かってしまうため、船長の指示ダナの範囲を探るようにすること。 タラが浮いてしまうと、マスをかけることが難しくなる。
●桜鱒の料理
桜鱒は美味しい魚ですが、生食の際には注意があります。マスは寄生虫の恐れがあるので、刺身で食べる時は、冷凍庫で2日ほど眠ってもらって、解凍で食べます。
ルイベとはアイヌ語で(ル=溶ける、イべ=食べ物)のことだそうです。北海道ではお刺身用に凍らせた生鮭をルイベといいます。
凍らせて、少し溶け気味で切ると、簡単に薄くも切れます。少し、凍ってるのを醤油につけて食べるとうまいです。
焼いても、揚げても、汁にしても最高です。
自分の料理はこんな感じです。
https://titi-oka.hatenablog.com/entry/2019/03/02/200524
●ネイチャーボーイズ フィールドレポート・サクラマス関連フィールドレポート
(写真やアドレスをクリック、タップするとフィールドレポートに移動します)
http://natureboysgirls.blogspot.com/search/label/海鱒釣師キャンペーン
http://natureboysgirls.blogspot.com/search/label/海鱒釣師キャンペーン
<スイムライダーショート水中アクション動画><スイムライダーショートサクラマスカラー>
http://www.e-natureboys.com/products/ironjig/WiggleRider.html
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