2020年9月下旬 伊勢湾ジギング・タチパターン 6kg級含み2日間で12尾 ウィグルライダー225g 伊良湖港発・太漁丸[彦坂 淳一]




9月の4連休、
久しぶりに実家の豊橋に帰省し、合間を縫って伊勢湾ジギングに行ってきました。


伊勢湾ジギングは12~2月がブリのシーズンですが、それに先立ち9月後半~10月前半にタチパターンでブリが狙えます。


敬老の日に、一人暮らしの母になんとかブリを釣って食べさせてあげたいところです。


渥美半島の先端、伊良湖港から出船。
伊良湖は愛知県ですが、乗船した太漁丸さんは鳥羽船籍で神島から伊良湖まで迎えに来てくれます。

神島は三重県鳥羽市の一部ですから、好漁場の三重の鳥羽沖や神島周りに行くこともできます。ちなみに、大漁ではなくて太漁丸です。おそらく、船長さんが太朗さんだからですね。


【DAY1  / 1日目】 



7人で出船。まず鳥羽沖まで走り、左ミヨシで釣りを開始しました。


何も起きません…。この日は朝方に満潮、13時過ぎに干潮。朝は潮止まりです。
伊勢湾は引き潮が良いので、いつか時合いがくると思って継続しました。


10時前に船長が鳥羽沖から神島の北西に移動。
そこはすでに船が集まっていて青物が熱い予感がします。


Wiggle Rider 225gアルミシルバーで開始すると、いきなりアタリ。
上げるとまずワラサ。


JIG:Nature Boys WiggleRider / ウィグルライダー225gアルミシルバー




今回、ジグはいつも活躍するWiggle Rider160g/190gに加えて225gを用意しました。





この時期は、ブリが太刀魚を捕食しているタチパターンの可能性がありアルミシルバーの長めが活躍すると思ったからです。





すぐに落とすと2尾目のワラサ



JIG:Nature Boys WiggleRider / ウィグルライダー225gアルミシルバー





次もすぐにヒット。
今度はデカいです。ラインはPE3号、リーダー14号(57lb)なのでやや強引にファイトして上がったのが3尾目



JIG:Nature Boys WiggleRider / ウィグルライダー225gアルミシルバー


6キロありました。80㎝強。


これは後に、港で船宿HP用に撮影したものです。





ブリサイズを初日に上げることが出来、ミッション完了ですが、その後も同じパターンで釣りを継続しました。

皆は典型的なベイジギングで、私は外房エリアで使用している比較的高速な上げ主体のワンピッチ、ワンジャークをしています。


【パターンの違い】
●周りの方:1,2パワーのロッドにベイトリール、ショートジグフック2本×前後 底中心
●私:3パワーのロッド スピニングリール ロングジグ フックフロント1本 中層中心 

以上の違いがありました。




そもそも伊勢湾で釣れる時は潮が流れ、かつ底に起伏があることが多いので、水深50mくらいでも225gを用意。リアフックでは根掛かり頻発ですが、私はほぼ底取りせずフック1本だったのでなんとかジグはロストゼロですみました。

その後も釣りを継続します。

4尾目




5尾目



6尾目


これらすべてIRONWHIP 613にWiggleRider 225gでした。

時合いは1時間ほど。

他の方々はショートジグで釣られてはいましたが、
タチパターンの伊勢湾でウィグルライダー225gが有効であったといえる数字になりました。



【DAY2 / 2日目】


この日は地元のショップ(ナブラ釣具)さんのツアーで同じく太漁丸さんで出船。
ナブラ釣具さんはこの辺りではジギンガーの聖地で私も店長さんの生徒の一人です。
10人の満船で私は右ミヨシでした。


まずは鳥羽沖へ。サワラ/タチウオがいるエリアで、ぽつぽつとタチウオが上がっていました。私はジグのロストが怖くてちょっと及び腰で釣果なし。


きっと、やってくるであろう時合いに集中しようと思っていました。
そして、予定通り9時過ぎには前日のポイントに移動。Wiggle Rider225gにフロントフックをつけて投入しました。


第一投でいきなりのアタリ。

ちょっとびっくりして巻き始めますが、心の準備ができてなくてアワセが弱かったせいかやり取りの途中でバレてしまいました。


この魚、前日の6キロより引いたのでブリ級であったことは間違いないです。
今回の最大の痛手となりました。第一投でも油断しないことが大切ですね。


その後もアタリは連発します。





全部ワラササイズでブリサイズはなし。
2尾バラしましたが、最初の1尾はブリ級でしたから、5,6尾ヒットすると1尾がブリサイズ。
この日も時合いの1時間ちょいで6尾を上げることができました。

10人で計15尾でしたからまたも好成績でしたが、これもひとえにウィグルライダー225gのおかげです。


2日間の激闘の後、新品で輝いていたアルミシルバーのジグはこんな風になりました。



よく1本だけで2日間戦ってくれ、根掛かり頻発地域で生き延びてくれたと感動しました。
この日の釣り方も前日と同じくスピニングでの高速ワンピッチワンジャークがハマったように感じました。




実はこの後、大沈黙の3日目がありましたが、それは割愛します。
でも、この日は美味しいサワラ1尾が釣れました。




カレントライダーを丸呑みにしていました。



伊良湖出船であれば、関東からもアクセス良いと感じます。
また、伊勢湾に釣行したいと思います。



手前が神島で、奥に伊良湖岬が見えます。神島は三島由紀夫の潮騒の舞台です。



【今回のまとめ】

●伊勢湾ではベイトリールにショートジグというベイスタイルのジギングが普通だが、
タチパターンブリ狙いでロングジグのウィグルライダー225gアルミシルバーとスピニングリールでのワンピッチのシャクリが有効であることが確認できた。

⇒これは、これまでの私の報告通り12月以降の本格シーズンでも感じていることです。少なくとも鉄ジグをタックルボックスに忍ばせておくのは重要と感じています。



●伊勢湾タチパターンは激流/根掛かり頻発ポイントで釣れることが多く、ロングジグにフロントのみ1本フック、底を取らずラインのカラーで判断するなどは有効だった。

⇒ジグロストを恐れず複数フック/底取りすれば釣果は上がる可能性はあります。


●ブリサイズは5-6本に1尾アタるのでまずは数を狙っていくといい。



皆様、今回は最後までお読みいただきありがとうございました。引き続き頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。



TACKLE DATA/タックルデータ

●ワラサ1尾~12尾目まで全部同じ
ROD:NatureBoys IronWhip 613
REEL:19ステラSW 14000PG (スプールは13ステラ8000)
LINE:PE3号/リーダーフロロ14号(57lb)
JIG:NatureBoys WiggleRider / ウィグルライダー225gアルミシルバー


●サワラ
ロッド:Nature Boys Iron Range 683ND
リール:Shimano Twin Power 10000PG (スプールは13ステラ10000)
ライン:PE2号/リーダーフロロ12号(49lb)
ジグ:NatureBoys CurrentRider / カレントライダー180gアルミシルバー

ナブラ釣具さんHP

太漁丸さんHP


(彦坂 淳一)


<WiggleRider YouTube動画>









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