ネイチャーボーイズ下中桑太郎です。
10月29日、30日、伊豆諸島八丈島カンパチに行ってきました。
Hi.guys! This is KuwatarouShimonaka NatureBoys.
We went Hachijoisland GreaterAmberjacktrip.
New WiggleRider265g is the best one!
今回お世話になったのは、民宿・椿荘と松丸・広江篤夫船長。
ご一緒したのは、鉄ジグユーザーの小井土様、池袋10minutes竹入さんです。
DAY1 小岩戸岬方面
午前7時半、羽田空港発の1便に乗り、50分ほどで八丈島空港へ。
空港近くでレンタカーを借り、底土の椿荘へ。今回、2022年12月20日までの「おかえり東京プラス」施策により、ワクチン3度目接種が証明でき、東京都在住の場合は宿泊費が¥5000自治体負担となり、¥1000で素泊まりできました。
すぐにタックルを積み、島の反対側の八重根港へ。パパ大津留さんが出船前に見送りに来てくれました。ありがとうございます。
11時前に出船。午前7時半に東京を飛び立って3時間後には船の上へ。この無駄のなさが素晴らしいです。
松丸さんは、いつも元気な広江船長と仲乗りさんが同乗するため、非常に気遣いが行き届いている船です。
デッキ周りも整理整頓されて綺麗。漁の腕も抜群に良いそうです。
「今日は小岩戸に向けて、明日は小島周りをやるからね。明日の朝イチは島周りでライトジギングでシマアジ系を狙おう。面白いよ」と船長。
小岩戸方面に向かいながら水深100m前後のポイントを撃っていきます。
潮温26度前後、少し前までキハダが多かったそうですが、姿を見なくなったそうです。
水深110m、IRONWILL536にDEEPROBBER500g(ギンタチ)を投入。
急峻なブレイクや壁、根周りの反応を狙っていくため、鉄ジグ最速のフォール速度を持つDEEP ROBBERが先発となることが多くあります。
なかでも500gはボリューム感とキレのバランスが良く。アピール重視で1発目に使うことが多いです。
カラーは信頼のアルミシルバー「ギンタチ」。
着底からラインスラックを取るために10巻きほど早巻きして、フォールの間を取ったワンピッチジャーク。
中層にも反応があるとのことで20mから30m上まで幅広く探っていきます。
開始からすぐにヒットに持ち込んだのが小井土さん。
手慣れたベイトタックルでビッグバイトを捉えます。
なかなかの引きを見せたのは特大オキザワラ。
(歯周りが危ないのですぐに中乗りさんが処理をしてしまい、写真がなくすみません)
さらに、小岩戸方面に移動すると小井土さんがキハダを即キャッチ。
一方、私は潮流れが良くないのでIRONRANGE5104スピニングPROTOTYPEに変更。SwimRiderShort295g(アルミシルバー)をセット。
300gクラスながら引き重りが少なく、小回りが効くため潮流が良くない時、レンジを刻みたい時に有用なのがショート295gです。
着底からワンピッチで誘ってくると、何かが掛かったような感触。
上げてみると超小型のカンパチが登場。
さらに小岩戸岬から延長線上の伸びるエリアに移動。
水深60mから100mとホームの外房の深場エリアぐらい。底には溶岩が削れたアーチが点在するリスキーポイントです。
潮流が悪くジグの動きにメリハリがないため、IRONRANGE5104スピニングに18000HGにPE4号のタックルへ変更。キレのあるロッドとハイギアリールによる強めのインパクトでスライドさせフォール幅を広くとる狙いがあります。
新発売のWiggle Rider265g(ShinnigglowⅡ)をセット。ウィグルライダー265gはスライドとフォールのバランスに優れた鉄ジグですが、初期入力を強めに入れてあげることでフォールの幅を取ることができます。
フォールアクションの安定性を意識してフックも自作のUVデビルライン#50を使用したタマンツインをフロントに装着します。
UVデビルラインの有効性は、プロショップエブアンドフローさんに教えていただきました。紫外線発光とクセのある張り感が好作用するとのことです。
「はい、どうぞ。やってみて!」と船長の合図と共に軽く潮上に投入。
リールからのライン放出のサミングを強めにかけて、なるべくラインが立つように意識します。
着底から速巻き後にポーン、ポーンとワンピッチ4回、5回目にひったくるようなバイト。
IRONRANGE5104が大きく曲がり込み、RPSスプールが唸りを上げてエアブレイドバーティカルPE4号が引き出されていきます。
4号タックルなのでドラグ設定はあまり強くし過ぎず、7kg負荷程度にしています。
ラインを出されながらも巻き続けて底を切ったところで浮いてきました。
しかし、なんとなく掛かりが微妙な感じがしたのでギンバルには入れずに腰当てで間合いをつけていきます。
浮いて来たのは10kgクラスのカンパチ。体高があり丸々と太っています。
ROD:NatureBoys IRONRANGE5104QUICKDRIVE prototype
REEL:SHIMANO STELLA18000HG
RPSspool20000S
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE#4
LEADER:XBRAID FCshockleader80lb
RING:fishingfigthers 鉄腕BB SWIVEL#4.鉄腕SPLITRING#7.5.WD SOLIDLING#5.5
HOOK:タマン24号、UVデビルライン#70
JIG:WiggleRider265g(ShinningGlow 2)
八丈島のカンパチは黒潮と親潮の洗うエリアで磨かれた赤銅色の魚体。体高と顔つきの険しさがいつ見ても格好良いです。
ウィグルライダー265gは、近海の寒鰤、ビンチョウジギングから、玄界灘のヒラマサジギング、キハダジギング、カンパチジギングといった遠征までオールマイティにこなす1本です。
1本でスピニングのオーソドックススタイルから、ベイトでのスローピッチスタイルまで対応します。
ぜひ、お試しください。
その後は、潮が乏しく15時過ぎに沖上がり。
パパズインにご挨拶に寄ってから、島の反対側となる中の郷のふれあいの湯へ。
「三年目は倦怠期」のそば屋でモリモリ食べて、すぐに就寝。
DAY2 八丈小島〜小岩戸
午前5時過ぎ、八重根港から出港。
八丈小島方面へ向かいます。
「朝は小島周りにムロ(アジ)が寄ってるからライトジギングやってみよう。楽しいよ」と船長。
30分ほどで八丈小島の名礁・カンナギ周辺へ。
朝焼けの中、潮流がざあざあと流れており、雰囲気は抜群。
念の為、Surfish220Fをキャストしてみますが、反応はなし。
すぐに船長おすすめのライトジギングをやってみることに。
それぞれアイアンレンジ662ナチュラルドライブやアイアンキャット6315に2、3号タックルをチョイス。
Wiggle Rider130gを潮の流れの脇に入れて、速めのワンピッチでシャクってくると早速、小型のショゴサイズが姿を見せます。
一投目からヒットというレスポンスの高さが嬉しい。これは楽しい釣りです!
周りでも竹入さんがアイアンレンジ662NDでアカハタ。
さらにヘラヤガラとレアモンスターをキャッチ。これは羨ましい。
トモに入った小井土さんは、サスライダー90g(アルミシルバー)で連発!
激しい首振りと突っ込みを交わして上がって来たのは。ナイスサイズのカッポレ!
さらにイトヒキアジ、スマと連続キャッチでした。
アイアンキャット6315に4000XG、ワイルドエイトPE2号、
SUSRIDER90g
その後は、小島周りでカンパチ狙いのジギング。
しかし、潮向きが合わず船長はすぐに移動を決断。小岩戸方面に向けてくれます。
釣れない状況では粘らない。この決断の速さが気持ち良い。
しかし、その後は、大きくても4kgくらいまで。竹入さんもしっかり本命をキャッチします。
潮流が悪いのでWiggleRider400gを強めにシャクって、リアクション気味に口を使わせるイメージ。
悪い潮の中でしっかり動かした後に、沈もうとする力の大きな400gのメリハリある動きを活かしてワンピッチします。
2枚潮がきついのでジグが綺麗に入るよう意識して投入し、1、2回が勝負。
ボトムから10m前後でガツッと食ってきてくれました。
IRONWILL536に20000PG、WILD EIGHT PE4号、
ジグは、Wiggle Rider400g Proto Type。
海上で、パパズインに泊まっている10minutesさんのお客さんとの出会いもありました。
まるで外房のような光景。アングラーは黒潮で繋がっていますね。
その後、午後3時前に沖上がり。
午後17時半、八丈空港発の3便に乗り、羽田空港へ。
最高の仲間と鉄ジグに感謝です。ぜひ東京から近くて、大きな魚との出会いがあるジギングパラダイスを訪れてみてはいかがでしょうか?
NatureBoysField出張サービス及び、釣果ご報告はnbstokyo23@gmail.comまでご連絡ください。
【今回のコスト感】
下記にコスト感を記しておきます。
土日を利用した遠征で、都内から無駄なく5時間程度の実釣時間が取れ、
金額的にも交通費¥30,000弱、船代1人¥40000前後(1日1船¥50000前後)、宿代¥6,000〜8000と遠征釣行のなかでも安めなのが魅力です。
船代:¥40000(1人あたり)
交通費:¥30000(飛行機の場合、東海汽船フェリー利用なら¥12,000前後。チケットでの株主優待券購入がお勧めです。
レンタカー:¥10,000(2日間)
宿代:¥6,000(1泊、おかえり東京プラスで¥5000割引)
空港駐車場:¥2,500
合計¥82500
【Tackle data】
●SpinningTackle1
ROD:NatureBoys IRONRANGE5104QUICKDRIVE prototype
REEL:SHIMANO STELLA18000HG
RPSspool20000S
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE#4
LEADER:XBRAID FCshockleader80lb
RING:fishingfigthers 鉄腕BB SWIVEL#4.鉄腕SPLITRING#7.5.WD SOLIDLING#5.5
HOOK:タマン24号、UVデビルライン#70
JIG:WiggleRider265g(ShinningGlow 2)、300g、400g Prototype
●SpinningTackle2
ROD :NatureBoys IRONWILL536
REEL:SHIMANO STELLA20000PG
RPS Spool18000S
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE#4
LEADER:XBRAID FCshockleader80lb
●BaitTackle
ROD:NatureBoys IRONRANGE5104Bait QUICKDRIVE prototype
REEL:StadiooceanMark BlueHeaven L80
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE#4
LEADER:XBRAID FCshockleader80lb
RING:fishingfigthers 鉄腕BB SWIVEL#4.鉄腕SPLITRING#7.5.WD SOLIDLING#5.5
JIG:WiggleRider265g、300g、400g Prototype、DEEPROBBER500g、SwimRIder260g
LightJiggingTackle
ROD:IRONRANGE662NaturalDrive,IRONCAT6315(離島でのライトジギングなので不意の大物にも対応できるロッド選択です)
REEL:SHIMANO STELLA6000HG,TWINPOWER
LINE:AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL PE#2
LEADER:XBRAID FCshockleader 40LB
JIG:SusRIder90g AlumiSilver,SwichRider60g,WiggleRider100g,130g
HOOK:IRONHOOK SS1/0,ST1/0,HS2/0
GEAR:
NatureBoysWindProofShell M
NatureBoys Lifeproof porch type A.
UVGurad Tshirts L BLACK
SWfunction Bib L
(下中 桑太郎)
【八丈島ジギングガイド】
フィールドについて
黒潮洗う太平洋に連なる伊豆諸島の一つ、八丈島。
首都圏からアクセス至近にして大型カンパチが狙えるフィールド。
ジギングで大型魚を狙う、ディープジギングの醍醐味を楽しむことができます。
黒潮の流路やベイトの有無に左右されやすい面はありますが、例年4月から大会の5月頃には大型が上がるシーズンです。
ターゲットについて
カンパチ、ヒラマサをメインターゲットとし、キハダ等の回遊魚、ハタ類などが狙えます。
カンパチ4kg〜8kgの中小型、大型の10〜20kgクラス、時にビッグサイズの30kg〜50kgまでのポテンシャルを備えています。ヒラマサ、キハダ類の10kg〜20kgも回遊しています。
タックルについて
釣り方は、NatureBoys鉄ジグを使用したジギングに限ります。
ジグは、200g〜300gをメインに180gから500gまで使うことがあります。
主に水深80mから180m、時に200m以上を探ることがあり、黒潮の流路によっては上潮が流れている状況では2枚潮、3枚潮となり、500gといったヘビージグを使うことがあります。
【青物10kg前後を見据えた設定】
ROD:IRONWHIP613、IRONRANGE683など3パワーのロッド
REEL:14000PG、8000HGなど
LINE:PE3〜4号
LEADER:フロロカーボン 60〜80LB前後
スピニングノッターなどのPRノットか、FGノット、ビミニなどで結束
※ジグ以外にメーカーの制限はありません。
【カンパチ20㎏前後を見据えた設定】
ROD:IRONWILL595W、IRONWHIP594、IRONWILL585BWベイト、4〜5パワーなどのロッド
REEL:10000PG、18000HG、20000PG、オシアジガー2000〜3000クラス、中〜大型レバードラグベイトリール
LINE:PE#4~#6 LEADER:フロロカーボン80LB~130LB
【フック類】
中太軸の中〜大型フックをメインにタックルバランス、初期ドラグ値に合わせて選ぶと良いでしょう。※ジグ以外にメーカーの制限はありません。
SINGLEHOOK:IRONHOOK TS5/0、パパフック5番、6番
ほか管付きムロアジ28号〜30号、バーティカルヘビー7/0
TWINHOOK:IRONHOOK ST5/0,TT4/0
タマン24号ほか
【リング類】
鉄腕BBスイベル#4/0,にスプリットリング#7前後、
ジグについて
前述のように、八丈島は小岩戸岬周辺の水深30m〜50mのシャローから八丈小島周りの130m〜、通称・タッチョウ180〜220mを探ることがあり、鉄ジグ180g〜500gと幅広く使うことがあります。鉄ジグ180g〜300gをメインに、時によっては380g〜500gもあると良いでしょう。
過去の大会の実績では下記の通りです。
(実績:ヒットジグ)
2016年カンパチ10〜15kg複数大会前日、:カレントライダー220g、260g、300g各色
2017年カンパチ15kg(黒木様):スイムライダー230gブルーホロ
2018年カンパチ13kg(朝長様):カレントライダー220gナクイグロー
2019年大会後、カンパチ27kg:ディープローバー500gシャイニンググロー
潮によっては、表層でキハダマグロやカツオ類が活性化する場合があります。
サスライダー70gやスイムライダーショート100gなどの小型ジグをジギングタックルで斜め引きするのも有効となります。1本程度忍ばせておいてもよいかもしれません。
ウエア、装備について
八丈島は、南の島ではありますが、比較的風が強く、朝晩や風が強い日は冷え込みます。
① 撥水ウエア上下 ランニングなどで使用されるものでかまいません。
② 長靴 甲板が雑然としており、足元が濡れることもあるので、長靴は必須です。
③ フリースなどの寒暖に合わせたミドラーウエア。汚れることもあるので、ユニクロなど安価なものがお勧めです。
④ 酔い止め 「アネロン ニスキャップ」効果が高いです。前日の就寝前に1錠、乗船前に1錠飲むと効果的です。しっかり睡眠を取ることが最大の予防となります。
⑤ 軍手 船上で手を保護するためにも軍手があると安心です。
ウエア参考 ワークマン イージス
https://workman.jp/shop/brand/aegis/
タックルの運搬について
航空機はANA利用のため、養生ボックスの利用も可能ですが、繁忙期でアングラーが集中すると、箱が不足することが予想されます。
リサイクルロッドケース、ロッドケースエアなどのロッドケースのご利用をお勧めします。
安全面について
離島の船であるため、ケガなどのないように十分ご注意のうえ乗船、釣りをお願いいたします。伊豆諸島南方ではありますが、朝夕は冷え込むことがありますので雨具や着替えの用意をお願いします。移動に関しては、お客様の安全・保険上から島内のレンタカーを使用します。
島内での食料品購入について
【食料品購入について】
島内で空いた自由時間などに食料品や飲料を購入可能です。
八丈ストア: TEL04996-2-0410 営業9:00〜20:00
ブーランジェリー:TEL04996-2-3448営業7:30〜22:00
スーパー浅沼:TEL04996-2-3113営業9:00〜20:00
【出船港について】
主に南西側の八重根港、神湊港から出船します。
パパズインは、三根底土側にあります、場合によって、神湊港から出船する場合があります)
最後に
八丈島への遠征釣行をお楽しみください。
フィールドで皆様とお会いできることを楽しみにしております!
IRONWILL製品情報
https://www.e-natureboys.com/archives/category/product/jigging-rod/ironwill
DEEPROBBER製品情報
https://www.e-natureboys.com/deeprobber-2
AIRBRAID WILD EIGHT製品情報
http://fishingfighters.com/product/airbraid-wild-eight/
LINE@にて
新製品情報随時配信中!
@edu8033x
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#島が好きな人と繋がりたい
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