お客様の河本直樹様より、緊急事態宣言前の玄界灘遠征(武蔵丸・宮本船長)レポートを頂きました。
新発売となりましたNEW SURFISH 220Fでヒラマサ自己記録を更新!おめでとうございます。以下、河本様のレポートです。
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始めに今年も楽しすぎて長文となっていますがお付き合いお願いします。
フィールドレポートの内容とリンクした動画を下記に作成しました。
また、釣りyoutuberである優魚YU-FISHさんの動画(https://youtu.be/3iVOJ7oh3Eo)にも少しですがメンバーが出演しておりフィールドレポートとこの2つの動画を見て更に楽しんで貰える内容となっています。
フィールドレポートとリンクした動画
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昨年はコロナウイルスのためやむなく遠征を中止したが今年は緊急事態宣言前に玄界灘の平政に挑戦することができた。メンバーは6名。毎回参加のA氏の友人鹿嶋氏とTwitterで募集し偶然にもNBのフィールドレポートに数回投稿されていた彦坂淳一氏の2名が今回初参加となった。
船宿は自分達が全幅の信頼を置いている武蔵丸宮本正義船長に今年もお世話になった。
宮本船長より初日は午後から時化る予報のため、その前に壱岐、七里ヶ曽根のポイントを探りながら対馬まで移動し対馬の夕マズメの時間が勝負ですとの指示があった。
壱岐周辺のポイント。潮と風が一致した良い条件下で開始。キャスティングで彦坂氏が5~6kgの平政を他社プラグでファーストキャッチした。
ファーストキャッチした彦坂氏
その後水深60mのポイント。ジギングにて5~7kgの平政が次々とメンバーにヒット!鹿島氏は鉛ジグ、彦坂氏は鉄ジグ(ウイグルライダー225gナクイグロー、アルミシルバー)を愛用し初参加とは思えないほど次々に釣り上げ持前の腕前を発揮されていた。自分もウイグルライダー225gオールグローで2年ぶりに元気な平政の引きを堪能した。
初参加の鹿嶋氏
正午前にはさらに活性が上がり鉄ジグでのダブル、トリプルヒット、鉛ジグも含めた船中全員ヒットなど大型サイズは出なかったが疲れ過ぎない程度に数釣りを楽しむことができた。
WiggleRider225gとSwimBird170g
ジギングが好調で少し時間が押してしまい七里ヶ曽根では一流しのみとなったが、船酔い芸人?A氏が他社プラグで9.8kgを見事キャッチし対馬へ移動した。
9.8kgをキャッチしたA氏
毎回参加しているベテランとも言える堀氏と吉田氏は、初日早々にラインブレイクで平政の洗礼を受けた。準備不足やタックルチェックなどの怠慢から起こるラインブレイクは武蔵丸では人的ミスと判断されます。自分達の過去の武蔵丸の釣果情報を見て薄々気づいている方もいると思いますが、チャーター常連客のみ(脱ぎたい人のみ?)ですが人的ミスを犯した人には罰ゲームが行われます。初日から堀氏、吉田氏の罰ゲームで船中笑いが絶えない楽しい釣行となった(写真は自主規制)。
尚、罰ゲームについては強要ではなく船長の趣味?でもありません(笑)。平政は命がけで抵抗しているのに人間の安易な人的ミスでラインブレイクし大政の遺伝子を持つ貴重な平政の命を無駄に奪う行為をなくして欲しいこと、それにより常連客は常に緊張感を持って挑むことで20キロ30キロの大政との一生に一度あるかないかのチャンスを絶対にものにして欲しいこと、遠征なんだからみんなで楽しく釣りをして欲しいこと、そんな宮本船長の思いからであった。その思いに賛同する常連客が勝手に自分達で卑猥な衣装を持ち込み船に置いて帰る慣習?が武蔵丸にはあるのです(笑)。
SURFISH220F(KIN AJI)
対馬に到着し島の東側、風裏となるポイントでキャスティングを開始。過去の実績からも大政が狙えるポイントのためPE8号タックルでNEW SURFISH220F(金アジ)をキャストし続けた。新型はより飛行姿勢が安定しておりキャスティングが苦手な自分でも飛距離を出すことができた。風裏でも小波が立つ時化の状況、よりアピールを高めるためノンストップジャークを繰り返しているとプラグに向かって横から平政が襲い掛かった!
12.3kgと自己記録更新となる魚体であったがバイトからネットインまで予想していたよりスムーズに終えることが出来た。バイトの瞬間をしっかりと目視できたこともあるが、2019年の玄界灘遠征時にNB下中氏のヒット後の上手なやり取りを何度も見れたことと宮本船長に下中氏のヒット後の動作についてその場で一つ一つ解説して頂いた成果と思われた。
自己記録更新となる12.3kg
ノンストップジャークではリアフックにフッキング
二日目、午前中は島の東側、初日より北側のポイントから開始。初日と同じく小波の立つ状況のためノンストップジャークをしていた自分にまたもヒットした。割と近くでヒットしたため暴れまくる平政に少々手こずったが5キロほどをキャッチ。キャスティングで二日連続となるうれしい1匹であった。NEW SURFISH220Fは個人的な印象ですが水面下を浅めに泳ぐことが多く引き抵抗も軽いためノンストップジャークがやり易く疲れずにやり続けることが出来た。
良く引いた平政でした
その後日が昇るとともにジギングに変更。前日に続きジギングでは数釣りを楽しむことができ玄界灘の豊富な漁場を十分に楽しんだ。
体高のある良型を釣り上げた吉田氏
午後には風が弱くなったため、ここで待望の対馬の大本命ポイントに移動。過去にキャスティングで20キロ30キロの実績があるポイントで期待も大きかったが、残念ながら平政より鰤の活性が高く鰤ばかりが釣れ中々平政が釣れない辛い時間が流れた。そんな中、彦坂氏が他社ウッドプラグで9キロ半のヒラマサを見事にキャッチし最高の笑顔で二日目は終了となった。
9kg半の平政と最高の笑顔の彦坂氏
3日目最終日。宮本船長より朝マズメの時間帯が勝負とのことで早朝より対馬南側の大政ポイントを流して頂いた。3日間の中で一番波は穏やかであったが船長の狙い通りキャスティングで朝マズメの時間帯にヒットが連続した。朝6時水深30mのポイントで堀氏のサーフィッシュ220Fにヒットしたがネットイン直前で口切れしバレてしまった。13kgのドラグを一瞬出す抵抗を見せた10kgオーバーと思われる魚体であったため悔やまれたが、なんと!その1時間後に再度10kgオーバーをサーフィッシュ220Fにて見事キャッチした。元々メンバーの中で飛距離が出せる堀氏はサーフィッシュ220Fでも十分な飛距離を出し、2019年にラインブレイクした同じポイント同じプラグで雪辱を晴らすことが出来た。
朝焼けの中のファイトシーン
サーフィッシュ220Fで10.2kgを釣り上げた堀氏
綺麗な魚体の平政
その後今回最大魚と思われるサイズの平政をA氏がヒットさせるも船底での攻防で魚をコントロール出来ず痛恨のラインブレイクとなった。このラインブレイク後、日も登り始め午前中の地合いは終了となった。
今回二日連続の人的ミスを犯した吉田氏と三年連続の人的ミスを犯したA氏、二人の戦犯組に宮本船長から罰ゲームの提案があった。その提案とは、対馬の総合釣りセンター民宿梅乃屋さんの遊漁船に釣りYoutuberで有名な優魚YU-FISHさんが乗船されており、ランデブーしてYU-FISHさんの動画撮影に協力をしないか?というものであった。二人が快諾したのかは定かではないが写真を見る限り平政を狙う時よりも張り切っていた(爆)。
こちらの動画です。
宮本船長が梅乃屋の人気船長TOMOくんと電話で連絡を取り急遽ランデブーし撮影が始まった。撮影が成功したか?は、優魚YU-FISHさんの動画。
【前編】対馬平政キャスティング!ゲストは美人釣りガール田上みずほ様♪編(https://youtu.be/3iVOJ7oh3Eo)にて是非ご確認ください。
時化の中ランデブー
優魚YU-FISHさん登場!
梅乃屋の人気船長TOMOくん
撮影終了後は朝の地合いも過ぎたため毎回参加しているメンバーは、まったりと釣りを楽しんでいた。
初参加の彦坂氏と鹿嶋氏がキャスティングを続けていたため自分も二人のモチベーションを下げまいと一緒に付き合っていた。しばらくしてB氏があきらめその後自分も体力気力ともなくなり終了。とうとう彦坂氏の一人だけとなってしまった。
一人になってもあきらめずNEW SURFISH220Fや他社プラグなど色々試しながらキャスティングをしばらく続けていたが、ついにラスト1時間を切った頃平政が反応した。他社プラグであったが最後に6キロ半をキャッチ!メンバー最年長でありながら3日間最後まで心折れずキャストし続ける姿に船長も含めメンバー全員が感服していたため、待望の平政にサイズ関係なくメンバー全員で祝福し今回の釣行は終了となった。
終了間際の6kg半
帰路の途中、「最後まであきらめずに一人投げ続けるのは本当に大変なことですよね?」と聞いたところ、彦坂氏は、「逆に武蔵丸の広いキャスティングデッキを一人占めできて最高に幸せな時間だったよ…」と語った。尊敬の意を込めて「心の鉄人」と密かに命名した。
3日間投げ倒した彦坂氏
70cm台のヒラメを釣り上げた堀氏
今年も朝から晩まで終始笑いが絶えない3日間となり更に宮本船長の粋な計らいでスペシャルな思い出を作ることも出来た。それぞれに結果を出せたのはもちろん、年に一度の宮本船長との「春のヒラマサ祭り」を初参加のメンバーも十分に楽しめたと思う遠征であった。
結果的にキャスティングでは12.3kgのNEW SURFISH220F、10.2kgのサーフィッシュ220F、ジギングではウイグルライダー225g、スイムバード220gなどが活躍した。
尚、武蔵丸では今年から10kgオーバーを釣ると記念カップが貰えるため港に到着すると宮本船長から堀氏と共に10kgオーバー記念カップを頂いた。来年は20kgオーバー記念カップを貰いますと宣言し今年の遠征は終了となった。
10kgオーバー記念カップ2021
河本のキャスティングタックルデータ
ロッド:カーペンターBLC80/40 R-power Max Super Cobra
リール:シマノ15ツインパワーSW14000XG ハンドルリブレPOWER98
ライン:シマノオシア8 PE8号(151LB)
リーダー:よつあみガリスキャストマンアブソーバー50号(170LB)
アクセサリー:鉄腕スーパーSUSスイベル1号(430LB)、鉄腕スプリットリングハイテナタイプ#8(250LB)
フック:カルティバST66 5/0
ジギングタックルデータ
ロッド:NB アイアンボウ IBNB-613/アイアンウィルIWPS-595W+PF
リール:シマノ15ツインパワーSW8000HG/14000PG ハンドルリブレPOWER88
ライン:シマノオシア8 PE4号(76LB)
リーダー:シーガープレミアムマックス32号(81.5LB)
アクセサリー:鉄腕スプリットリング #7.5(120LB)
フック:ヴァンフックBBSアシスト #5/0
今回お世話になった遊漁船「武蔵丸」のHP
優魚YU-FISHさんのyoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCNwCnd_rnvGyIEl97g_Uq6w
対馬総合釣りセンター民宿梅乃屋
http://www.q.turi.ne.jp/umenoya/index.html
(河本 直樹)
【SURFISH 220F / サーフィッシュ220F概要】
サンマ、シイラ、ダツパターンのヒラマサ、GT、マグロキャスティングゲームに!
小口径カップでの潮噛みと、抜けの良いヒラ打ちローリングアクション!
SIZE:220mm
WEIGHT:105g
HOOK:9g+α
BKK RAPTOR Z 4/0.SPXH5/0
管ムロ35号
【開発経緯】
今回より日本国内にて製作、ムクの硬質ウッドに変更し、プロト、量産プロトを製作しました。
プロト初回は、比較的動きが鈍く、まったりしてキレの乏しいアクション。そこでフラットサイドと重心位置調整、多少のスリム化を行いました。
最終的に、ローリングによるヒラ打ち回数を増し、潮流の速い流れのなかでも直進性の高い誘いができるように、キレのあるクイックネスさを増しました。
長崎から五島列島方面でのフィールドスタッフ、船長による実釣テストを重ね、多くの大型ヒラマサをキャッチ。
奄美離島のロックショアGT、イソマグロ、外房ヒラマサでのサンマ、シイラパターンでは15kg.10kgオーバーのヒラマサを複数キャッチしています。
また、ソリッドなムク素材のウッドのため前回までよりも非常に飛距離が出るようになりました。
PE8号、10号においても、風と潮が逆になりアゲインストで投げざるを得ない状況でも頼もしい飛行姿勢と飛距離を稼げます。
オフショアはもちろん、ロックショアでも使用していますが、非常にコーティングは優秀です。けして、厚くはないですが、回数重ねて手をかけています。
Hiramasa, GT, and tuna casting games in Bigbaitpattern! Tidal bite in a small-diameter cup, and a nice, slipping fluttering rolling action!
SIZE: 220mm WEIGHT: 105g HOOK: 9g + alpha BKK RAPTOR Z 4/0.SPXH5/0 kanmuro No. 35
I made a proto and a mass production proto by changing to a hard wood from Muku, manufactured in Japan . The proto-first time, the action is relatively slow and sluggish, with a lack of sharpness. Then we adjusted the flat side and center of gravity position, and made it a little slimmer.
Finally, we increased the number of fluttering by rolling and the sharpness and quickness of the lure to attract fish with a straight line even in fast currents. Repeatedly tested by field staff and captains in the Goto Islands area from Nagasaki, catching many large yellowtail mackerel.
We have caught multiple Hiramasa over 15 kg. and 10 kg. in the rock shore GT, isotuna, saury, and shirara patterns on the Amami Remote Islands. In addition, the solid Muku material wood allows us to fly much further than before. The PE8 and 10 provide reliable flight attitude and distance, even when the wind and the tide are against you, and you have to cast with an aggressive approach.
We use it offshore, of course, but also in rock shore, and the coating is very good. It's not thick, by any means, but it's a handful of times.
【使用方法】
ワンピッチジャーク、ショート、ロングジャークを基本として、水面下でのリーリングを主体とした動きを止めないジャーク、水面を高速でリーリングするスキッピングアクションまで魚の活性に合わせて動きの速いアクション。
からスローテンポなアクションまで対応します。
【SURFISH 220F / SURFISH 220F】
Yellowtail, GT, and tuna casting games in a Bigbait pattern!
Tidal bite in a small-diameter cup, and a nice, slipping fluttering rolling action!
SIZE: 220mm
WEIGHT: 105g
HOOK: 9g + alpha
RING: #9/0
BKK RAPTOR Z 4/0.SPXH5/0
Pipe Muro No. 35, BKK DIABOLO 11/0
[How to use]
Based on the one-pitch jerk and short jerk,
it responds to both fast-moving and slow-tempo actions in accordance
with the activity of the fish, from the unstoppable jerk,
mainly by reeling under the surface, to the skipping action.
by reeling at high speed on the surface.
MADE IN JAPAN
<Youtube Surfish220F>
Surfish220F
http://www.e-natureboys.com/products/surfishp.html
NatureBoysWebpage
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