ネイチャーフィールドテストは初レポートになります。よろしくお願いします。
11月3日(木)、静岡県沼津港 鈴竹丸さんでアカムツをターゲットにスピンライダーディープのテスト釣行にいきました。
沼津といえば駿河湾、駿河湾といえば深海魚です。沼津港深海水族館もありますし、私は子供の時から深海魚寿司も食べていました。
近年、アカムツジギングはとても人気があり山梨、神奈川、東京などの県外からのアングラーも多く訪れます。
沼津でアカムツを攻める水深は、明け方120m位、日が昇ってくると深場に移動するので最終的には250m位の水深を攻めることが多いです。中深海ジギングのイメージは水深が深いから、ジグの回収によるリールの巻きとりが大変そう・・・といわれる方が多いですが、沼津は攻める水深が浅いのでチャレンジしてみたいと思っている方がトライするにはオススメのフィールドです。
この日も、夜が明けていない時間に出船しポイントへ10分ほどで到着、しばらくするときれいな朝焼けやがみえました。
スピンライダーディープは、開発初期から携わりました。
鉄ジグは比重の関係上、鉛製と比較すると同重量でも表面積が大きく、沈下速度が遅く感じました。厚みを増やし表面積をサイズダウンすることで、潮切れを良くして対応しました。
また、スロー系のジギングではフロント、リアともアシストフックをつけてジギングしま
すが、リアアイの強度が若干気になったので形状を変え、びくともしない強力リアアイへ生まれ変わりました。
上)最強改良アイ
下)従来アイ
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今では、水深250mで、鉛の同船者と一緒にジギングしても着底スピードは、ほぼ一緒くらいです。中層魚を狙う際は、フォール中も誘いの一部と考えますが、アカムツジギングに置いては、着底は早い方がヒットチャンスが増えると思います。現在は、鉄製とは思えない程、沈下スピードが速く、鉛製と比べても遜色はないと言えます。
海の宝石アカムツとスピンライダーディープ250g |
私は普段、鉛のジグも使用するので、鉛製と比較した使用感を説明します。
先程も鉄ジグは鉛より比重が軽いといいました。これがホントにすごいのです。
とにかく引き抵抗が鉛に比べ軽いので楽にしゃくれます。
軽い入力(しゃくり)で動き出し、浮遊感、漂い感が長くなりそのあとのフォール時間も長くなる。ということは!!フォールやステイ時のヒットチャンスがより増えるということです。
また、鉛に比べ引き抵抗が少なく、腕力に自信のない方や、女性やお子様アングラーにも向いています。
ここで鉄ジグならではのマル秘テクニックです。
同船者の使用しているジグのウエイトを観察します。
そして鉄ジグならではの、ワンランク操作性が軽い特性を利用して、あえて周りのアングラーよりワンランク重いウエイトにします。操作感はワンランク重くしても引き抵抗が軽いから快適で、着底も早く、食わせる時間も長くなります。
アカムツジギングは確率の釣りなので同船者が多ければ多いほどヒットの確率が減ります。
より釣るには同船者との駆け引きも大事で、周りの釣りを観察し、それよりも多くのヒットチャンスに結びつく条件を見つけ出すことが重要です。
「重めの鉄ジグを使用することで沈下スピードをUPし確率を上げる」
「鉄ジグならではの浮遊感で見せる時間を誰よりも長くすることで確率を上げる」
「引き抵抗が軽いので、体力温存に繋がり終日集中力が高まることで確率を上げる」
スピンライダーディープで差をつけて魚のヒット率を上げましょう。
アカムツを釣ると嬉しくてにやけちゃいます。
釣り場で見かけたらよろしくお願いします。
庵原英晃でした~。
PS, アシストラインに関して
現在、鉄ジグSPINRIDER DEEP(仮名)と合わせて使用しているのが、フィッシングファイターズから発売のマリンアシストシリーズというアシストラインです。
その中の、マリンブラックKCは、コア(中心)にケブラーを入れることにより、柔らかさ、しなやかさを損なわず、クロムツのような歯のある魚にも対応出来るアシストラインです。そのしなやかさは、吸い込みの弱いターゲットにも対応し、フォールバイトをしっかり絡め取ります!ぜひお試し下さい!
歯の鋭い、煮つけて最高クロムツちゃんゲット!
使用タックル
ロッド がまかつ アルメーア B67UL-RF
カンジインターナショナル カトラスマスター66 1oz
リール シマノ オシアジガー1500HG
ライン:PE 1号 1.2号 フロロリーダー5号
ジグ:鉄ジグ スピンライダーディープ(仮名) 250g 320g
アシストライン:フィッシングファイターズ
フロント マリンアシストシリーズ PC
リア マリンアシストシリーズ KC
リング:フィッシングファイターズ
鉄腕WDソリッドリング#3.5
鉄腕スプリットリング High tenacity type#4.5
(庵原 英晃)
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