6月26日 日曜日(小潮) 宮城県牡鹿半島周辺
前日に降った雨の影響と低気圧で海は濁りがあって、ウネリもありました。
しかし、ドピーカンのベタ凪よりはマシかと朝イチから本命ポイントでキャストするもノーバイト。
潮は動いているけど鳥がいません。ベイトがいないのか、もしくは浮いてないだけなのか。
事前情報としては、前日の土曜日、田代島の遊漁船「はま丸」がヒラマサを相当数釣っており、鳥山が起きていたのも知っていました。
恐らく、山からの雨水流入により、ベイトが真水を嫌い、岸際から離れてしまったのか、もしくは沈んでしまったであろうと予測して、深めのレンジを探ることにしました。
まずは、私の中で一番実績の高いアイアンブースター27gからスタートします。
するとやはり魚から反応。
しかし、ショートバイトで乗りません。
この時、カラーは最近当たりのナクイグローを使っていました。
ここ最近の釣行時、濁潮の状況下でナクイグローが効いていたからです。
しかしその後、バイトがないのでカラーをコンスタンギーゴにチェンジしました。
この日は、完全にコンスタンギーゴの反応が良く、良型のシーバスを釣ることが出来ました。
宮城県のこの時期は、ロックフィッシュも白に強く反応を示す時があります。
コンスタンギーゴもボディーが白ベースであり、もしかしたら何らかの共通点があるのかもしれません。
次いで反応良かったのがブラックヘッド。
やはりボディーがしっかりとシルエットを残すカラーであり、アピール力があるといわれます。
いつも反応が良かったシルバー系はバイトがあってもショートバイトが多く、この日はシルエットがはっきり出るブラックボディ、ホワイトボディが好反応でした。
この日、他メーカーの鉛製やタングステン製の鉄板系バイブレーションも使いましたが、鉄製アイアンブースターのようにボトムをスローに引けません。
アイアンブースターのように引こうとするとボトムの起伏で根がかりが多発してしまいました。
鉛やタングステン製の特徴である、「高比重」が利点となる場合もありますが、沈みが早く、シルエットが細いことからスローには引けず、逆効果だったりもします。
その点、鉄製で比重の軽いアイアンブースターは同じレンジをスローに引けます。
勿論、ボトム付近をよりスローにリトリーブすることが可能です。鉄板系の強みであるリフト&フォールも得意としています。
しかし、飛距離はやはり鉄板系。通常のABS樹脂製のバイブレーションを遥かに凌駕します。
なので、風、ウネリを伴う、今日みたいな状況はもちろん、磯やサーフなどのシャローエリアでは、アイアンブースターは強いのかと思います。
この日唯一、鉛製のメタル系バイブレーションでも1本釣りました。
ルアーアクションはただ巻きでは食わすことが出来ず、リフト&フォールで釣りました。
鉄製のアイアンブースターはボトム付近のスローリトリーブのみ。ただ巻きだけで簡単に魚が食ってきます。
この日の魚、他5本掛けたのは全てアイアンブースターでした。
今日はミノーや、高比重鉄板バイブのクイックなアクションでは食わすことが出来ず、アイアンブースターでのボトム付近をスローリトリーブするパターンが完全にはまりました。
私にとって、磯マル攻略にアイアンブースターは外せないアイテムです。
情報では、現在16g、21gもテスト中との話を聞きました。
現在の磯マル攻略では、現行品の27gがドハマりですが、今後のサイズ展開にも期待大です。
以下、佐藤氏の今季のIRONBOOSTERでの釣果の一部です!
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