石川県能登半島北部に位置する輪島は大型のヒラマサ、ブリの実績があり、最大では30kgを超えるヒラマサの実績もある日本有数のフィールドです。
近年では青物シーズンとなると、多くのアングラーが大型の青物を夢見て、中京地域、甲信越、東北地方の熱いアングラーが押し寄せます。
2016年5月27日
ブリジギングの最盛期は4月~5月。
訪れた5月下旬はブリジギングの終盤であり、6月に入るとトビウオを追った青物を狙うエキサイティングなブリトップ、ヒラマサトップのキャスティングシーズンに差し掛かる微妙な時期でした。
あえてこの微妙な時期を狙ったのは、トビウオパターンに入る前のブリ、ヒラマサをジギングで狙いたいといった考えからです。
お世話になった船宿は凪沙丸さん。
民宿も経営しており、私たちのような遠征組にはとてもありがたい船宿です。
近年ではスローピッチスタイルでのロックフィッシュゲームも得意としています。
今回は日本海特融の潮の緩いフィールドで鉄ジグの微妙な比重の軽さを活かし青物を攻略するといった課題をもっての釣行となりました。
この日は乗り合いの為、抽選にて釣座を決めます。
1番クジを引いたアングラーは大ドモを選択。2番クジを引いた私は、ミヨシを選択します。
無風ベタ凪、そして潮なしといった日本海に有りがちな状況下にてスタート。
水深は50~80mといったポイントがメイン。
緩い潮に乗せるために、135gのスイムライダーを選択します。
カラーは6月発売となるグローヘッド。メインベイトであろうコイカやシラスなどの小型ベイトを演出しようという考えからです。
周りにはシラスナブラも確認でき、試しにWATARIGARASU160Fを投入すると一発で喰ってきました。
その後はキャストして少しでもライン角度を斜めにし緩い潮に対してラインの浮力も使いながら、ロッドでジグを持ち上げフワフワとしたワンピッチジャークでパターンを掴みました。
スイムライダー180g(ピンクホロ)で釣ったお客様とのスナップ |
午前中の潮の緩い時間帯は船中沈黙する中、鉄ジグを使用しているアングラーのみにヒットが集中していました。
午後からは風も吹いてきて潮も流れ出し、コンスタントにバイトがありました。ヒットするレンジも幅が広く、スピニングタックルを使用したスピードのあるワンピッチジャークが多くの魚を引き出しました。
コンスタントにバイトが訪れる |
多くの魚がを引き出すことができた |
スイムライダー150g(マイワシ) |
密かに狙っていたヒラマサは釣ることができませんでしたが、最近輪島でも多いと言われるハイブリッドの良型を釣ることが出来ました。
スイムライダー150g(グローヘッド)にハイブリッド |
スイムライダーショートで良型を釣られたお客様 |
ヒラマサは船中1尾のみでサイズは5~6kgほどでした。
この日他船ではキャスティングにて23kgの大型のヒラマサがキャッチされていました。
やはり輪島のポテンシャルは高いですね。
日本海特融の潮の緩い時間帯を攻略する際は、鉄ジグのウエイトを軽くすることがルアー選択の基本となります。
潮流にあったウエイトのジグとジグ形状を選択し、その後、ジャークのストロークや巻きのスピード、ジャークする際のラインスラックの調整で、その日のパターンに合わせていきます。そして当たりカラーを見つけていきます。
6月発売となる新色
・マイワシ
グローをまとった2色は、澄潮攻略に欠かせないカラーとなります。
グローは濁り潮やローライトコンディションといったイメージが先行させますが、意外と澄潮に強いカラーです。
イカナゴはメインベイトがイカナゴ(小女子、メロード、オオナゴ)の場合はもちろん、緑っぽい潮色のフィールドにも効果的です。
この4色が追加されることで、さらにベイトや状況に応じた攻略が可能になります。
今月6月の発売となります。もう少しお待ちください。
本日のタックル
アイアンレンジ ナチュラルドライブ
IRNB-663ND
STELLA8000HG(14000スプール仕様)
PE4号
フロロリーダー50lb
アイアンレンジ クイックドライブ
IRNB-663QD
STELLA8000HG
PE2.5号
フロロリーダー35lb
フィッシングファイターズ
鉄腕WDソリッドリング#4.0~#5.0
鉄腕スプリットリング#6.5
マリンアシストブラック PC#25
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