9月下旬、
京都のフィールドスタッフ岡本和朗さんに昨年からお誘いを頂き、
島根県隠岐の島に行ってきました。
ターゲットは、ヒラマサ。
ジギングロッドのIRONRANGE プロトタイプ5機種を担当の柳賢太郎から受け取り、
岡本氏とともにテストしてきました。
隠岐諸島は、島根半島の北、本土から隠岐海峡を隔てた北緯36度付近に位置。隠岐諸島は島後水道を境に島前(どうぜん)と島後(どうご)に分けられる。
島前は「島前三島」と呼ばれる知夫里島(知夫村)、中ノ島(海士町)、西ノ島(西ノ島町)から構成される群島であるのに対し、島後は島前三島から島後水道を隔てた島後の一島から構成される。
【DAY1】
今回は、新幹線を利用して京都を経由。岡本さんにお世話になり、陸路で境港方面へ。
午前3時頃、境市から松江市に渡り、島根県美保関町笠浦港に到着。
午前4時に積み込みを終えて、岡本氏、仲間7名とともに出船。
TRUSTの舵を握る林田淳船長は、長年隠岐島を舞台に渡船業に携わっており、自身も磯からのヒラマサを得意としているプロフェッショナル。
大物狙いのキャスティング、ジギングはもちろん、スローピッチ・中深海・イカメタル・SLJなど多彩な釣り物で楽しませている。
船は、大型船で広々としたキャビン、ミヨシ側はフルフラットになっており非常に快適です。
計器・設備類も最新でGaminの海底地形が分かる機器により、絶妙なコース取りで流せる。
航程2時間ほどで隠岐島の島前エリアへ。
知夫里島から中之島周辺でスタート。
海食崖の連なる険しい地形、大小の離島群は雰囲気十分。
岡本氏はジギングで早速ヒット。
「アイアンレンジ662NDにウイグルライダー190gアルミシルバーでボトムから15回ワンピッチでいきなりのバイトでした。」
と岡本氏。
「小マサでしたが、いいファイトでよく引きました。」
私もアイアンレンジのプロトタイプ510/3クイックドライブに14000PG、スイムライダーショート175g(UVカタクチ)を投入。
ボトムから速めのショートピッチで誘い上げてからワンピッチジャークでリズムを変化させるとヒット。
元気な引きを見せてくれたのは、かわいいヒラマサ。
その後も、PE8号のキャスティングタックルでSURFISH 220F(Prototype)のショートジャーク、ロングジャーク、巻き主体のロングローリングダイブで探っているとヒット!
こちらもサイズはかわいいが嬉しい1尾。
やはりサイズに関係なく、ヒラマサが釣れると嬉しい。
22cmのプラグと大きな管ムロ35号によくヒットしてくれた。
後半スパンカーを立ててのバーティカルジギングで探り、ヒラマサやマダイなどをキャッチして午後5時ごろに沖上がり。
中之島の海士町に船を着けて、片付けが済んだら島内を散策。
島内の商店には品揃え十分で、買い出しにも困らない感じです。
この日は、料理民宿「あたらし家」さんに宿泊することに。
中之島の湾内を前にした眺めの良い宿。料理にこだわりのある主人が、地産地消の料理について口上を述べてから頂く。
秋口とあって、新米に地元の栗、出汁の効いたご飯が絶品でした。
【DAY2】
翌日、午前5時に港へ。
この日は次第に北の風が強くなる予報で、朝のうち風裏でキャスティング。昼前からはジギングの予定。
朝イチに実績のある瀬周りでキャスティング。
朝マヅメに期待をかけるが、各自1尾ずつ小型のヒラマサをキャッチ。
水温は24度前後、ベイトの雰囲気もあるが潮流の流れがなく、船が流れづらい状況でした。
後半は10時ごろからスパンカーを立ててジギングに。
午後1時過ぎ、前日とプロトロッドを入れ替えて、IRONRANGE5103にスイムライダー260gを使っていた岡本さんにヒット!
岡本氏のコメント
「2日目は、初日同様に朝まづめと夕まづめをキャストに時間を取り、朝10時くらいからジギングで船長が隠岐の島の実績ポイントを回ってくれますが、なかなかバイトに持ち込めず、厳しい状況。
それまでジグをナチュラルに動かすため662/NDにステラ8000HG/PE4号60ポンド
ジグはウイグルライダーやスピンライダー180gでやっていました。
午後1時くらいまでだめでしたので、何か違うと感じて新しくNEWアイアンレンジ5103プロトにステラ10000PGにPE4号80ポンドのタックルにジグはスイムライダー260gをセット。
新たなポイントでボトムを取り、25回ワンピッチを繰り返しを回繰り返して落とそうかと思ったときにラインが止まった。
食ったと思い合わせをしっかり入れるとそこからは
明らかに今までとは違う強い引きです。
そこはあわてず新しいNEWアイアンレンジのバットパワーとハイテンションドラグで魚を強引に上げることができました。
釣らせてもらった船長に感謝したいのと、やはり隠岐の島という離島には一人では来ることができないですし、楽しい仲間とのこういう離島での時間を過ごせたことに感謝したいです。」
ROD:IRONRANGE SPINNING TYPE
5103QUICKDRIVE(Prototype)
JIG:SwimRider 260g(AlumiSilver)
その後、私もIRONRANGE5104でヒラマサ1尾をキャッチ。
後半には仲間にマダイの入れ食いもあり、賑わいのうちに午後4時に沖上がりとなった。
今回は、岡本氏と仲間のおかげで隠岐島に釣行することができ、本当に感謝したい。
島前、島後と懐の広いフィールドを2日間では楽しみ尽くすにはまだまだ時間が足りない。
次回は、林田船長の得意とするロックショア・オフショアリレーで日程の空いている日をみつけて釣行したいと思います。
今回、2日間に渡ってIRONRANGEのプロトロッド5103QUICKDRIVEと5104QUICKDRIVEを使用しました。
いずれも5ft10inchと取り回しの良いレングスにより、細かい操作とピッチ調整が可能です。
ショートレングスながら統一弾性カーボンによる継ぎ目のないシャクリ感と曲がるほどに復元するIRONRANGEの特性を踏襲しています。
その上で、ショートモデルではストローク幅やスライド・フォロースルーの幅が足りない状況には、IRONRANGE644ナチュラルドライブが良いと感じます。
また、IRONRANGEに3パワー、4パワーのベイトモデルが加わることで、よりシビアなレンジでの細かいジグアクションが演出可能となります。
IRONWHIPやIRONBOWのベイトモデル以上にアクションのしやすさ、感度、復元時の戻りなどの素性の良さを感じることができました。
ベイトでのジギングの機会が少ない私にも引き出し、武器の一つになりそうなロッド2機種です。
引き続き、各スタッフが各地でテストを重ねていきます。
乞うご期待ください。
TACKLEDATA/タックルデータ
●JIGGING
岡本氏
ROD:
IRONRANGE 662ND
5103QUICKDRIVE(Prototype)
5104QUICKDRIVE(Prototype)
REEL:STELLA10000PG、8000HG
ROD:
IRONRANGE SPINNING TYPE
5103QUICKDRIVE(Prototype)
5104QUICKDRIVE(Prototype)
644NATURALDRIVE(Prototype)
IRONRANGE BAIT TYPE
5103B QUICKDRIVE(Prototype)
5104B QUICKDRIVE(Prototype)
REEL:SHIMANO STELLA SW20000PG.14000PG.8000HG.8000HG
OCEA JIGGER2001NRHG
RING:鉄腕SPRITLING#6.5、鉄腕WDリング#5.5
HOOK:NEW IRONHOOK HS 4/0.3/0
JIG:SwimRider 260g(UVカタクチ)
SwimRiderShort175g(UVカタクチ)
●CASTING
ROD: TRUTH JAPAN Ocean Sprinter838
REEL:SHIMANO STELLA18000HG
LINE:XBRAID FULLDRAG#8
LEADER:OCEANRECORD180Lb
LURE: NEW SURFISH220F(ProtoType)
RING:鉄腕SPRITLING#8.5、鉄腕SUSスイベル#1
HOOK:管ムロ35号
ASSIST:MARIN BLACK DC#85
今回は、1泊4日の山陰遠征の旅となりました。
次回レポートは、ホームグラウンドの外房大原・山正丸さんです。
BOAT:島根県美保関町笠浦港
SaltwaterFishingGuide TRUST 林田淳船長
@jhayashida
(下中 桑太郎)
WILDEIGHTオフィシャルウェブストア製品ページ
https://natureboys.thebase.in/categories/2447671
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