青森東海岸と宮城県のブリジギング  [パパ大津留]


1019日 青森県六カ所村観光協会主催のジギング大会、
その翌日の1020日は、宮城県塩竈(シオガマ)市で、
釣具店・フィッシャーマン主催のジギング大会「ジガーファイト」。
さらに1021(日)は取材で牡鹿半島沖のブリジギング。
かなりの強行軍だが、楽しい釣りをした。







大会などの天候には絶対的に自信を持つ私だが、出発日は強風と雨で欠航の恐れがあり、一日だけ八丈島から出発する日程を早めた。
しかし、到着してみると青森は穏やかな晴れで絶好の陽気。
さらに翌日の宮城も、多少は風があるものの、至って穏やかな天気。
その次の日の取材も午前中までは穏やか。今回も晴れ男の面目躍如だ。

近年、東北や北海道のブリが活況のようである。
私の知る限り、青森、岩手、宮城の太平洋側は、十数年前までは、イナダの数釣りは出来ても、どうもブリは少なかったような気がする。
しかし、この数年は大型が回るようになり、10キロオーバーも夢ではないという話である。
まあ、潮流のせいとか、地球温暖化のせいとか、難しい問題は別にして、
フィールドの可能性が広がるのは、アングラーにとっては嬉しいことだ。



まずは、初日は青森の太平洋側、泊港からの出船。
ここでは、数釣りは出来たが、ワラサやイナダクラスが殆どだった。
それでも楽しい大会となり、結局は参加者全員が型を見たので大成功だったろうか。










経験の少ないアングラーもいたが、ゲストとして多くの参加者と楽しい話も出来た。
それは、この地域アングラーの刺激にもなり、ジギングが盛り上がる一助になれば嬉しい限りである。




翌日は塩竈港からの、仙台「フィッシャーマン」主催の大会である。
この地の釣りは、知人のアングラーも多い。大会ゲストなので、釣果を求められる訳でも無くプレッシャーも少ないので楽しい釣りになった。

しかし、此処でも私はワラサクラスばかりである。最大でも4キロもないだろうか。それでも、美味しそうなヒラメなども釣れて、総数20尾ほどは釣れたろうか?飽きることのない釣りだった。












ただ、5キロのブリクラスを釣っている地元アングラーもいたので、大型狙いとしては多少の悔いも残る。フィールドの読みやテクニック的に何かが足らなかったかも知れない。
しかし、何時でもそうだが全てに満足のできる釣りなど無い。課題を残してこそ次につながるだろうか。


終わってから、大会ゲストとして総評を述べたが、確りした釣りをしている地元アングラーたちに、先輩ヅラでテクニック等の能書きを言うのは、些かコソバユイ。
技術論ではなく、釣りの楽しさ、環境の話などを手短に語り終了した。年寄りの話は短いほうが良い。








そして、翌日は雑誌取材。これは多少、プレッシャーのある釣りだ。
塩竈から2時間ほど車を走らせて石巻市鮎川港からの出船。
ただ、この釣りは雑誌取材である。地元フィッシャーマン勤務でネーチャーボーイズのテスターである柳さんが、立派な7~8キロサイズを釣り、私も5.5キロサイズのブリを釣った事で、その報告にとどめたい。


今回は何れのジギングでも、スイムライダーのブルーホロの120グラム、シルバーホロの180グラム。それとスローライダーのプロト255グラムで結果を出した。
他に、テスト中のメタルジグも好結果で、此方のジグの発売にも期待したいところだ。


仙台地方と青森太平洋岸のジギングだが、ブリ類のストックも多く楽しいジギングであった。そして、東北アングラーの技量も素晴らしく、他魚種の豊富さもあるので今後も楽しみなフィールドである。





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