仙台湾ヒラマサキャスティングゲーム  [柳賢太郎]


ここ数年で開拓が進んでいる仙台湾「春初夏のジギング・キャスティングゲーム」
特に、東北太平洋岸では数が少ないと言われ、確立されていなかったヒラマサも、
徐々にではあるものの、年を追うごとに、釣果が安定してきています。

そして、今年も来てくれました!仙台湾ヒラマサ!
6月上旬より、調査をしていましたが、チェイスはあるものの、なかなか口を使うまでには至らなかったのですが、中旬以降から水温が高めの仙台近郊奥松島のポイントで急に釣れ始めたとの情報が。その後、台風の影響で一時釣果は落ち気味でした。


6月25日(中潮)
この日お世話になったのは、塩釜のルアー船 MFC(宮城フィッシングクラブ)さん。
向かうポイントは、仙台近郊の七ヶ浜沖。
天気予報では午後から風速10mの風が吹くとのことでしたが、既に68mは吹いている状況。
ポイントに付き、まずはSURFISH180Fをキャスト。
風波が強いので、アクションエラーを起こさない様、丁寧にルアーをダイブさせると、
すぐにチェイスを確認。1度水柱が上がったが、重みは伝わらない。
そこで、近日発売予定のSURFISH140Fプロトタイプにチェンジ。
今日の風波には、若干弱いかと心配していたのですが、小型ながら、風波・うねりの中でも安定感があり、泡も発生させやすくアピール力があります。
すると、早速、魚からの返答が!
水面を割らない程度のバイト。水深は7mと浅いので、勝負はあっという間。
上がってきたのはなんとワラサ。
このポイントでは、ヒットするのは、ほぼヒラマサと聞いていましたが、
今時期は珍しいワラサ。仙台のワラサ番長(自称)の実力がここでも発揮されることに(笑)





なんとしてでもヒラマサが釣りたい。SURFISH140Fで誘い出しを続ける。
そして、待望の水柱!根のトップは5m以浅。
小型サイズですが、十分スリリングなファイト!上がってきたのは今度こそヒラマサ。
サイズは小型ながら、価値ある仙台湾ヒラマサ!





その後、再びワラサをキャッチしたところで、強風が予報より早く吹き荒れ、波も高くなってきた為、無念の早上がり。
正味3時間でストップフィッシングとなりました。


626日(小潮)
翌日、急遽いつもの田代島の浜丸さんに無理を言って、午後船を出してもらう事に。
1330鮎川港から出船。
北東の風が10m吹き荒れる中、風裏となるポイントを目指します。
ポイント到着後、誘い出しに反応したのは、なんとシーバス。
その後、牡鹿周辺をランガンし、船中4本のヒラマサを釣ることに成功。
3本はトップでの釣果。





一昨年より、開拓を進めていた牡鹿半島から北のエリアのヒラマサ。
サイズは34kgながら、釣果も安定してきてはいます。
昨年も、最大は5㎏クラスに留まっていますが、定置網には10OVER、中には20OVERの話もチラホラ・・。

当面の目標は、地元の海での10OVERのヒラマサですね!
東北の熱いアングラーの皆様と共に!!

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