秋田県能代の寒ブリジギング2!  [柳賢太郎]

前回の能代釣行から1週間。ご存知の通り、チャンスではあるが出船率の低さから毎年歯がゆい思いを強いられるこの季節。しかし、今年は何かが違う。
1122日(土)・23日(日)の2日間、ダメ元で毎週末予約をしていたら、まさかの両日ともに出船可能!現在、能代釣行出船率10割!!
釣りが出来る喜びと、財布に厳しい現実とが交差する何とも言えないこの感情(笑)
前日の夜、仕事終了とともに一路能代を目指す。


1122日(土)
この日の出船時間も4時。思ったよりも吹いている西風の中、真っ暗の海を約1時間50分の航海。ポイントであるテリ場に差し掛かるとようやく朝日も顔を出し始める。








日の出とともにスタートフィッシング
薄暗さが取れてきた頃に来る時合に備え、いつものワンピッチから開始。
前回の釣行では13kgという大鰤を仕留めることは出来たが、後半、パターンも釣れるイメージも見失っていた。とにかく朝イチが一番の大物のチャンス。
このチャンスを逃すまいと、乗船メンバー全員の集中力も高まる。
すると、隣の女性アングラーのロッドが曲がる!!








安定したファイト。上がってきたのは6kgクラス。サイズ以上の引きを見せてくれた。








この時合を逃さない仙台からお越しのアングラーもバンバン魚を掛ける!!
スイムライダーを適度に流れる潮に乗せ、角のないジャークでナチュラルにスイミングさせるパターンでHITに持ち込む。








10kgあるかと思われる魚体。後の血抜き後陸上計測では8kg後半だったが、抜群のコンディション!

そして、この日の竿頭も宮城から来たアングラー。
高速コンビネーションジャークのパターンを見事にはめ、8~kgクラスを連発!









ヒットルアーは鉄ジグ スイムライダー230g。グローピンクを終日使用とのこと。
パターンを外して苦しむ私は、見様見真似で同様のパターンを試すも、そんな付け焼刃は通用するはずも無く、ブリからの返答は得られない。

同じく苦戦していたアングラーも最終的には状況にアジャストさせ、ブリクラスをしっかり手にしていた。








ほとんどのアングラーが89kgのグッドサイズを釣る中、私はこの日1尾もブリクラスを手にする事が出来なかった。



1123日(日)
気分を新たに挑む2日目。しっかり睡眠もとれ、今日こそはブリクラスをと意気込む。
昨日からの日本海特有のウネリと強い西風からくる風波が複雑に混じり合い、激しく揺れる中、約1時間50分の航海。

揺れる船体に立っているのもやっとな状況。そして日の出とともに2日目スタート!
朝イチの時合に備えるも、たまに釣れてくるのはイナダサイズ。
渋い時間が流れ、船長も「昨日の反応と違うな・・・」と魚探を見ながらつぶやく。

そして完全に日が昇った9時過ぎ。ウネリも収まってきた頃、右舷大ドモのアングラーがブリを上げる!








ヒットルアーは鉄ジグ スイムライダー230g・グローピンク。
これもスイムライダーでの一本。ストロークを長めに取ったワンピッチでのHIT

この魚をヒントに、私も何とか状況に合わせることに成功。
日が昇って光量も多いことで、アルミシルバーのスイムライダー180gを選択。
中速~高速ワンピッチが見事にはまり、89.3kgを4連発!








そして、この日の竿頭は宮城県古川市からお越しのアングラー。
高速ワンピッチからストップモーションを入れて中層で連発!









ヒットジグは、スイムライダーのグローピンクと限定カラークラッシュケイムラを使用。

昨日の竿頭のアングラーも、ブリはもちろん、嬉しい外道である大型のヒラメをGET








最後に連日釣行をともにしてきたアングラーがスイムバード170gにて6kg超えのマダイをHITさせ、12時半に沖上がりとなった。








10gオーバーは出なかったものの、ようやくブリクラスを最後に釣る事が出来て、嬉しい1日となった。他船では10kgオーバーも数本出ていた様だった。

水温はまだ16度台。船長の話では13度まではチャンスとのこと。例年では12月20日前後が最終となるが、今年はいつまで続くのか。能代通いはまだまだ続きそうである。


次の週末も凪の予感が!(笑)





1 件のコメント:

  1. 財布に厳しいと言いながら、連チャン楽しそうですな(笑)

    鰤ジギ羨ましいですなぁ…(笑)

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