2023年9月 Nature Boys Fan Meeting 銭洲MONSTERHUNTING!  プロショップカサハラ様主催 西伊豆・土肥 とび島丸[下中桑太郎]



下中桑太郎です。

沼津三島のプロショップカサハラ小野さんの主催でネイチャーボーイズファンミーティングが行われました。西伊豆土肥のとび島丸鈴木忠文船長、裕己船長にお世話になりました。


釣り場は、銭洲(ぜにす)。

伊豆半島石廊崎の南方約70kmの海上に位置する伊豆諸島の岩礁群です。

北からダルマ、ヒラッタイ、ネープルスという大小の岩礁により構成されています。

この一帯は深海からそびえたった山の肩のようなもので.水深2000m迄の高瀬となっています。長さ36km.幅は10kmを優に超す広大な瀬の中は.起伏に富んだ険しい根が連なり.さまざまな魚達を育んでいます。

なお、銭洲では7時から実釣開始、13時までの6時間の釣りと資源保護のため、協定により決まっています。


例年4月に解禁を迎え、ルアーマンや泳がせ、五目釣り遠征でにぎわいます。

私自身も2004年に銭洲初遠征してからは毎年解禁に向かっていました。


春のパターンは、比較的岩礁周りの浅場がメインとなることが多く、

外房スタイルの3、4号タックルに鉄ジグ150g前後でも射程圏内となるフィールドです。

もちろん、ポテンシャルは高く40kg、50kgクラスがいるので5号クラスの用意や、ドラグセッティングは欠かせません。

今回、9月には深場で大型カンパチが狙えるとの情報です。

参加いただく庵原テスターが開発したIRONFLICKaggressivesシリーズでの深場攻略に最適なシチュエーションと言えそうです。


とび島丸さんは、西伊豆土肥港から出船します。
海に向かって左側の岸壁に止まっているのがとび島丸




午前1時出船のため、0時ごろには漁協前の製氷機前でクーラーに氷を詰め込むバケツリレーを行います。




【遠征船の心得】



船が停まっている左側の岸壁に車を寄せて、タックルを積み込んだら、ロッドベルトやロープでタックルを固定。


ルアーなどは付けずにロッドのみだったり、リールをネオプレーンカバーしたうえで固定することが多いように思います。夜間の航行時間が長い遠征船だけにリールやリーダー周りの管理は釣り人の自己責任となります。

実際、振動でのハンドル脱落やリーダーの傷が入るなどの可能性が無くはないです。


乗船前には、とび島丸アプリでの乗船受付。

初めて遠征船に乗る人には、鈴木忠文船長や裕己船長から「遠征船の心得」が伝えられます。

航行中の注意点や、釣りをした後はシャワーを浴びてから船内に入るなど、快適に釣りを楽しむための注意点を伝えてくれます。まさに「とび島道場」です。忠文船長、いつもありがとうございます。



船内の快適なベットで睡眠を取ること6時間。

起床の合図とともに「熊野灘」が船内に流れ、気合を入れて船上に向かいます。



扉を開けて外に出ます。

今回、深場を攻めるためネープルスなどの岩礁は見えないですが、雰囲気はムンムン。

水深は150m前後。潮は適度に流れています。多くの鳥が舞っていることからキハダやカツオが表層にいそうな感じです。


開始からすぐに庵原テスターにヒット。

着底と同時にスピンライダーディープ220gに食ってきたとのこと。

レアなユカタハタ?オレンジ色の間違いなく美味しそうなハタをキャッチです。

鉄ジグは、底取りからのアクションの立ち上がりが良くハタ系に良く効きます。


大ドモに入っていた大石さんにヒット。

IRONFLICK aggressive5104にSPINRIDERDEEP460gでのアグレッシブなジャークで本命カンパチをキャッチ。



お立ち台回りに入っていた私もIRONRANGE644NDにWiggleRider265gのセットアップでキメジ。ヒットカラーは、UVカタクチでした。やはり、回遊魚にはこのUVカラーが効きますね。






そして、ドラマはやってきました。

大ドモに入っていた高沼さんに明らかに大きなそうな魚の引き。

IRONFLICK aggressive5102を撓めながらベイトリールのトルクを活かしてグイグイ巻いて来ると

、、、。



茶色い魚体が海面にボカーンと浮かびました。

SpinRiderDeep360g(ピンクドットグロー)を咥え込んだハタ系を裕己船長がランディング。

なんとイヤゴハタのビッグワンです。





この魚は後日、JGFA日本記録レコードに認定されました。

庵原氏が開発したIRONFLICKaggressiveとSpinRiderDeep360gでの記録魚!

フックは、IRONHOOK IDでした。

高沼様、おめでとうございます!


その後は、やや潮が緩くなってきました。


それを証明するように緩潮の使者・アカヤガラがトリプルヒット。




さすが、銭洲だけあって平均サイズが大きいですね。





そんな中、緩くなりつつある潮をものともせず、庵原テスターがビッグマダイをキャッチ。

IRONFLICKaggressive 5103とSpinRiderDeep360g(グローヘッド)にIRONHOOK IDの組み合わせでした。




この日は、SpinRiderDeep360gが水深と潮具合にハマり、その後も船中カンパチがヒットします。



菊地さんも庵原テスター、忠文船長とパチリ。


さらに絶好調の高沼さんもSpinRiderDeep360g UVカタクチでカンパチをキャッチ。



ミーティング主催者の小野さんもIRONFLICKaggressiveでバッチリ本命を手にします。



いずれも、2枚潮気味のなかでコンパクトに初速を出しつつ、フォールの間が刻みやすく、取りやすいSpinRiderDeepが活躍していました。





その後、ヒメダイやキツネダイ、戻りカツオを鉄腕バイブ60gでキャッチするなど充実した結果となりました。


今回、庵原氏がテストし、プロデュースしたアイアンフリックアグレッシブシリーズや、アイアンウィルシリーズをお使い頂き、素晴らしい魚をキャッチいただきました。


また、今秋発売の新製品、鉄腕バイブ60gやIRONRANGE644シリーズでの結果を得ることができました。今後にご期待下さい!


主催頂いたプロショップカサハラ小野様、とび島丸鈴木忠文船長、裕己船長、ご参加頂いた皆様ありがとうございました!








[TACKLE DATA]

ROD IRONFLICK Aggressive、IRONRANGE644ND

JIG SpinRiderDeep360g,WiggleRider265g,TETSUWAN VIB Zn60g

HOOK IRONHOOK type ID,IRONHOOK HS





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