2021年10月 玄界灘ヒラマサ17.7kg & 16kg NEW SURFISH220F 唐津・アクアファントム[井野 隆一]

 九州フィールドスタッフの井野です。


今回は唐津発のアクアファントムに乗船しヒラマサキャスティングに行ってきました。




釣行3日前に小島船長からラインが入りました。




「すべての場所がシイラボイルですぜ、アニキ」


悪そうなスタンプと一緒に。




この悪そうなスタンプが決め手となり釣行を決行しました。




当日は微妙なシケ予報となった為、途中Uターンもあり得る条件付きの出港となりました。




しかし、沖に出ると予報に反して風、波はそこまで無く、逆にヒラマサキャスティングをする上ではかなりいい条件が出来上がっていました。




朝1ポイントは大本命の場所です。




数日前にはシイラボイルが確認されています。




しかしキャストを続けますが魚からのコンタクトはなくシイラが跳ねる気配もありません。




この状況に船長は大本命ポイントを早々に見切り、移動を決断します。




後にこの船長の決断が爆釣劇へと繋がっていきます。




次のポイントはシイラボイルの可能性は低いながらも潮と風が同調しいかにもな雰囲気を出しています。




少しウネリがある為、水面をルアーが転がらない様に丁寧に引いてきました。


すると本日1回目のチェイス。




しかも体全体を水面から出してのアタック。




が、ルアーには触れず。




10キロは軽く越えていそうな個体でした。




回収したら何かぶら下がってました。

後光がさし神々しいです。





魚がいる事は確認出来たので引き続き丁寧にダイブさせていると2回目のチェイス。



次は魚の手応えがありフッキングを入れます。



ファーストランで5m程放出。



ハンドドラグでコントロールしながら

10m程回収した所でまた走り出します。



このやり取りで20の大台が頭をよぎりました。



その後も巻いては出されを繰り返しますが徐々に間合いを詰めていきます。



水深がある場所だったから出来るやり方でした。



そしてようやく魚体が見えました。



やはり10キロ後半、もしかしたら20あるかもという大きさです。



魚体が見えてからの最後の突っ込みもなんとかいなしてネットインとなりました。


SURFISH 220F


気になるサイズは17.7kg



久しぶりに釣れたサイズに歓喜しながらも20超えれなかったがっかり感もちょっぴりありました。




しかし今日はまだまだ続きます。



次のポイントへ移動しキャストを続けていると船長から



「この波の立ち方だったらこの辺で出そうなんだけどなー」



と言われた5秒後に「ボフッ」



特に潮目があったわけでもなく、ましてや波の変化など私の目では到底わかりませんでした。



ルアーを数匹で奪い合ってるのが見えたので活性の高さも確認出来ました。



上がってきたのは6キロ程のヒラマサでした。



(まだいい所流れていたので早く投げたくて写真が雑になりました‥)



ここからラッシュに入ります。





次はピックアップ寸前で



「パコーン‼︎」



「バチャーン」とか「バコーン」ではなく



「パコーン」でした。



びっくりする間もなくドラグを出されます。



ファーストランで10キロは超えていると確信しました。



しかし、魚は運が悪くフッキングした場所が船に近い位置だったので2、3分程で御用となりました。






サイズは16キロでした。



まだまだ出そうな雰囲気だったのでしつこく流します。



時折ペンペンとダツが水面を割って逃げているのが確認できました。



しかし、射程距離には入らず。



それでもブラインドから更に6キロ程のヒラマサを追加。


ここで、まだまだ釣れそうなのでトレブルを装着したサーフィッシュに変えてみます。



前から魚の活性が高い状況でシングル装着時とトレブル装着時でバイト数に違いがあるのか検証がしたかったのです。



すると案の定、違いがありました。



トレブル装着時は極端にバイト数が減りました。



アタックしてこないわけではないですがミスバイトも増え、最後はでこっぱちアタックを食らったのでそのタイミングでシングル装着に戻しました。


結果、トレブルでは7キロ程のヒラマサ1匹とシイラ1匹でした。


人間が見てもシングルとトレブルでは泳ぎが変わるのが分かるくらいなので魚から見たら違うものに見えたのでしょうか。



もちろん、トレブル装着時の方が釣れる経験もしているので状況に応じて使い分ける必要がありそうです。



ここから推測すると活性が高い時はどんなルアーでも食うって良く聞きますが本当にそうなのか疑問がうまれました。





その後シングルに戻したタイミングで7キロ弱を一本追加し沖上がりとなりました。

(すいません、もう満足して写真撮りませんでした‥)





10キロ後半を1日2本釣るのは中々経験出来ない事だと思います。



船長の大胆かつ的確な状況判断から結果を出すことができました。



小島船長ありがとうございました。



これから北部九州はヒラマサハイシーズンを迎えます。



ドリームサイズのチャンスが誰にでも起こる可能性があるので魚の為にも、同乗者の為にも、船長の為にも万全の準備で楽しんで頂ければと思います。

(今回は比較的まじめなレポートでアデュー‼︎)




現在、140mm〜185mm台の複数3〜5ウッドモデルをテスト中です。

更なるネイチャーボーイズウッドプラグの展開にご期待下さい!











【SURFISH 220F / サーフィッシュ220F概要】


五島ヒラマサ20.9kg.外房ヒラマサ15kg、11.5kg、五島〜対馬での九州10kg級ヒラマサ多数、徳之島イソマグロ、トレバリー

奄美アオチビキ、請島でスカしたGT、対馬ボートヒラマサ、下対馬のブリ...色々釣らせてくれました。

いよいよフルリニューアル!


サンマ、シイラ、ダツパターンのヒラマサ、GT、マグロキャスティングゲームに!

小口径カップでの潮噛みと、抜けの良いヒラ打ちローリングアクション!

SIZE:220mm

WEIGHT:105g

HOOK:9g+α

BKK RAPTOR Z 4/0.SPXH5/0

管ムロ35号


【開発経緯】



今回より日本国内にて製作、ムクの硬質ウッドに変更し、プロト、量産プロトを製作しました。

プロト初回は、比較的動きが鈍く、まったりしてキレの乏しいアクション。そこでフラットサイドと重心位置調整、多少のスリム化を行いました。

最終的に、ローリングによるヒラ打ち回数を増し、潮流の速い流れのなかでも直進性の高い誘いができるように、キレのあるクイックネスさを増しました。

長崎から五島列島方面でのフィールドスタッフ、船長による実釣テストを重ね、多くの大型ヒラマサをキャッチ。

奄美離島のロックショアGT、イソマグロ、外房ヒラマサでのサンマ、シイラパターンでは15kg.10kgオーバーのヒラマサを複数キャッチしています。

また、ソリッドなムク素材のウッドのため前回までよりも非常に飛距離が出るようになりました。

PE8号、10号においても、風と潮が逆になりアゲインストで投げざるを得ない状況でも頼もしい飛行姿勢と飛距離を稼げます。

オフショアはもちろん、ロックショアでも使用していますが、非常にコーティングは優秀です。けして、厚くはないですが、回数重ねて手をかけています。




Hiramasa, GT, and tuna casting games in Bigbaitpattern! Tidal bite in a small-diameter cup, and a nice, slipping fluttering rolling action! 

SIZE: 220mm WEIGHT: 105g HOOK: 9g + alpha BKK RAPTOR Z 4/0.SPXH5/0 kanmuro No. 35 

I made a proto and a mass production proto by changing to a hard wood from Muku, manufactured in Japan . The proto-first time, the action is relatively slow and sluggish, with a lack of sharpness. Then we adjusted the flat side and center of gravity position, and made it a little slimmer. Finally, we increased the number of fluttering by rolling and the sharpness and quickness of the lure to attract fish with a straight line even in fast currents. Repeatedly tested by field staff and captains in the Goto Islands area from Nagasaki, catching many large yellowtail mackerel. We have caught multiple Hiramasa over 15 kg. and 10 kg. in the rock shore GT, isotuna, saury, and shirara patterns on the Amami Remote Islands. In addition, the solid Muku material wood allows us to fly much further than before. The PE8 and 10 provide reliable flight attitude and distance, even when the wind and the tide are against you, and you have to cast with an aggressive approach. We use it offshore, of course, but also in rock shore, and the coating is very good. It's not thick, by any means, but it's a handful of times.


【使用方法】


ワンピッチジャーク、ショート、ロングジャークを基本として、水面下でのリーリングを主体とした動きを止めな

いジャーク、水面を高速でリーリングするスキッピングアクションまで魚の活性に合わせて動きの速いアクション

からスローテンポなアクションまで対応します。


【SURFISH 220F / SURFISH 220F】

Yellowtail, GT, and tuna casting games in a Bigbait pattern!

Tidal bite in a small-diameter cup, and a nice, slipping fluttering rolling action!

SIZE: 220mm

WEIGHT: 105g

HOOK: 9g + alpha

RING: #9/0

BKK RAPTOR Z 4/0.SPXH5/0

Pipe Muro No. 35, BKK DIABOLO 11/0


[How to use]

Based on the one-pitch jerk and short jerk, it responds to both fast-moving and slow-tempo actions in accordance

with the activity of the fish, from the unstoppable jerk, mainly by reeling under the surface, to the skipping action

by reeling at high speed on the surface.

MADE IN JAPAN



<Youtube Surfish220F>







Surfish220F

http://www.e-natureboys.com/products/surfishp.html


NatureBoysWebpage

http://www.e-natureboys.com



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