台風12号が接近する前日。午後より北よりの風が10m入る予報で、すでに朝から風は吹いており、その予兆がありました。
お世話になった遊漁船は、神奈川県横須賀市・三浦半島西側長井港の人気船「竜海丸1号船」。
相模湾の今年の出だしは早かったものの、その後はなかなかキハダマグロの釣果は聞かれない状況が続いていましたが、7月下旬より湾内で本命が上がり始めていました。
今年3回目の相模湾。本命のキハダマグロを手にしたい一心で乗船します。
朝4:30出船。
初島方面に舵を向け走ります。
途中は鳥が少なく感じていましたが、途中から船が速度を速めます。
広範囲にナブラがあり、鳥も水面に刺しています。
船をナブラへ付けて、船長の合図でキャストを開始します。
早速、ミヨシ2番のアングラーが派手な水しぶきとともにヒットします。
唸りを上げるドラグ音、ファーストランからキハダマグロと推測されます。
安定したファイトで上がってきた魚は、まぎれもなくキハダマグロ。
船長のタモに収まります。
後の計測で22kgのキハダマグロ。相模湾での実績が高いウッドプラグでの釣果でした。
ファイト中に到着した船もファイトをしており、大チャンスだったことがわかります。
船長からも、「あのナブラは全員ヒットさせなきゃダメだよ!」と喝を入れられました。
その後はそのナブラを後にし、他の船が入っていないエリアをサーチしましたが、なかなか良いナブラやボイルはない状況でした。
その後は次第に風と波も次第に強くなり、海水を全身に浴びながら船に捕まっているのがやっとの状態でした。
するとナブラを見つけた合図である船の加速するエンジン音と共にスピードがアップします。
飛びそうになる帽子を押さえながら前進するその先を見ると鳥が水面に刺し、時折マグロと思われる水しぶきも上がっています。
船を止め、ナブラに対し追い風で船を横につけてくれます。
3番目の位置から右舷3時方向にフルキャストし、着水後にWATARIGARASU160Fをワンジャークし2~3秒止めているとロッドごとひったくられます。
1呼吸おいて巻きアワセを入れると手前にどんどん寄ってきます。
船下近くなりようやくキハダマグロらしい走りを見せ、5kgにセットしていたドラグを引きずり出します。
揺れる船上で船下から上げるのに苦戦しましたが、船長のアドバイスと仲間達の声援を受け力の限りリールを巻き、何とかタモに収めることが出来ました。
キハダマグロ22kg WATARIGARASU160Fにて
その後も船長はソナーと双眼鏡で魚を探し、何度か小規模なナブラへキャストしましたがヒットさせることは出来ず、台風の影響が出始めた10時過ぎに早上がりとなり帰港しました。
相模湾デビューし2年目、念願の相模湾キハダマグロを手にすることが出来ました。
ルアーの性能や個人のテクニックだけで捕れるターゲットではなく、このチャンスを与えてくれる釣り仲間や、絶妙なポジションに船を付けてくれ的確なアドバイスをくれる船長がいてようやく手にすることが出来た魚です。
同船頂いた皆様、船長ありがとうございました。
タックル
ROD:EXP845
REEL:SHIMANO STELLA14000XG RPS SPOOL×RP BOBBIN10000
PE LINE:FishingFighters AIR BRAID WILD EIGHT Vertical PE #4
LEADER: #80
Lure:WATARIGARASU160F
金属パーツ:FighingFightes 鉄腕SUSスイベル#1/0 鉄腕SPリング#8.5
WATARIGARASU160F製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/WATARIGARASU.html
RPS製品情報
http://www.e-natureboys.com/products/rps.html
フィッシングファイターズ製品情報
https://my.ebook5.net/bigoceancatalog2FF/DmC3aI/?_ga=2.43811493.1462561775.1515381376-1145759062.1471843271
(柳 賢太郎)
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