2018年7月23日月曜日

2018年7月12日、13日 久米島パヤオのキハダ×ウィグルライダー225g 儀間漁港・祐太丸 [下中 桑太郎]



712日、13日、久米島パヤオのキハダジギングに釣行してきました。

 久米島のキハダ釣りは、従来のパラシュート釣法でのキビナゴ餌釣り、大型狙いの泳がせ釣り、オーソドックスなジギングでの狙い方に加えて。近年流行のスローピッチスタイルでのジギングにより人気を集めているとのことです。



今回は、久米島に10年来通う、岩手のアングラー岩田氏にお誘いいただき、プライベートで有給休暇取得し同行させていただきました。




なお、昨年同時期には岩田氏が35kg、柳が22kgをキャッチしていました。
柳賢太郎のフィールドレポートを参照。


さらに、多少話が逸れますが、今回3人のロッド計9本をロッドケースエア約2000mmに入れて持ち込みました。離島へのプロペラ機には、一部長さ制限があるのでこういった長さを指定して作成できるロッドケースだと安心です。



約3kgと軽量ながら大容量で、万が一の場合は旅先から発送することも可能な強度を確保している点もロッドケースエアの利点となります。



さて、今回お世話になったのは、昨年と今年の5月末に開発テストで訪れた、儀間漁港の祐太丸の比知屋直人船長。

台風により予定より1日後ろ倒してスライドし、幸いにも2日間出船することが出来ました。


 


DAY
712
出船は午前7時。
出港後、約1時間ほど走り、沖のパヤオへ。
「台風後は厳しいことが多いですが、頑張って行きましょう!」と比知屋船長。



タックルは、スピニングタックルをメインとしたオーソドックススタイルを主体に、
KIDUPPERS IRONWILL595+PFSTELLA 20000PGRPSスプール20000番をセット、エアブレイドワイルドエイトバーティカルPE4号を600m。一巻き辺り105cm以上ながら巻き取りトルクに優れた設定です。

柳賢太郎によると、ラインキャパシティが多いというだけでなく、中層の指示ダナ200mを攻める際にスプール外径がやせないことによる入力時の初速が生まれるとのこと。


実際、昨年には10000PGに大口径スプールで十分対応可能ではありましたが、複雑な2枚潮でのラインスラックの処理、魚が掛かった際の長時間でのファイトを想定。
一見、オーバースペックとも思えるセッティングですが、ラインは直線強度と潮切りに優れるPE4号にフロロ70LB、ドラグは5〜6kgと緩めにしています。



また、状況に合わせてエアブレイドワイルドエイトバーティカルPE3号を400m巻き込んだスローピッチタックルを用意しました。



船長の指示ダナは、70mから150mまで。
まずは、岩田氏と私がオーソドックススタイル。
柳賢太郎は手法を変えて反応を探るべく、ロングフォールの釣りでアプローチして行きます。


ジグは、鉄ジグ、スイムライダーショート175g、ウィグルライダー190g225gプロト、カレントライダー180g220g260gを使用していきます。

スイムライダーショートは、小回りのよい回頭性能と一口大のシルエット。
ウィグルライダー・カレントライダーは、大きなスライドからの水平フォールでのアピールに優れます。


その後も反応に合わせて目まぐるしく指示ダナが変化します。



午前10時過ぎ、指示ダナ150mから100m前後で、ロングフォールと早巻きのコンビネーションで探っていた柳にヒット!


前回のテストにおいて、回収中にヒットを得たことからロングフォールだけでなく、早巻きよる直線的な軌道のアクションを試行していた柳。



約5分ほどと速いリフトで海面下に上がってきたのは20kgオーバーの魚体。
リヤフックのみのセッティングとしていたため、口掛かりもよく一気に間合いを詰めて行きます。



数度船下で回したのち、取り入れ口まで誘導。
頭が向いたタイミングで一気に寄せて、船長のギャフが決まります。



しかし、掛かり所が悪く、再度海へ。



さらに寄せにかかると腹側にギャフが決まります。
船長が一気に引き上げると、魚が船上の宙に舞ったものの身切れと同時に海へ。
完全に取り込まれたと思いきや、残念ながら海へ帰って行きました。



実質5分強のやり取りで間合いを詰めたものの、私を含め船上スタッフの立ち回りが悪く、ランディングしきれなかった魚でした。ギャフとタモを併用していれば獲れただけに悔やまれます。


その後、ポイントを回り午後1時過ぎに指示ダナ150mから70mの流しでスタート。
スピニングタックルにウィグルライダー225g(ナクイグロー)で150mから130mまでワンピッチジャークしていた私にヒット。



ドラグが緩いため、走りはするもののそこそこのサイズに感じられます。


IRONWILL595+PFの復元力に助けられて5分弱でキャッチ。
比較的強いタックルのため、船下での誘導においてもアドバンテージがあります。


サイズはともかく、1年越しのうれしい1本!




岩田様のアテンドと、ウィグルライダー225gに釣らせてもらった魚を手に抱くことができ、正直ホッとしました。


RODKIDUPPERS IWPS-595+PF
REELSHIMANO STELLA SW20000PG 
SPOOLNatureBoysRPSSPOOLSYSTEM RPS20000 BASEKIT
RPBOBIN20000S
LINEFishingFigthers AIRBRAIDWILDEIGHT PE#4 
LEADER:アブソーバー フロロ70lb
JIG:JIG WiggleRider225g(Prototype)ナクイグロー


その後も反応を見ながらポイントを回ってもらいますが沈黙。
「台風後は厳しい」という船長の言葉が脳裏をかすめます。


海上灯標が出ているパヤオ周辺に差し掛かったところでキャスティングを試します。
鳥の雰囲気は少ないですが、パヤオ周りにワタリガラス160Fをキャストすると、シイラとカツオがチェイス!


数度キャストすると、食べ頃のカツオをキャッチ。



潮色の透明度が高く、好天のためトビウオカラーのフラッシングが好印象でした。
その後は、ジギングでキメジを追加して午後4時半ごろに沖上がり。

船長にご紹介いただき、「海鮮食処・亀吉」さんに釣れたキメジとカツオを持ち込み、新鮮な海の幸に舌鼓を打ちました。











この日は準備を整え、翌日に備えて早めに就寝。

DAY
713
午前7時に港を離れて、南側のパヤオを目指します。
航程1時間ほどでポイントへ。
指示ダナ130mから70mまでの反応で開始。

150mにも大きい反応が(ソナーに)写ってますよと」船長。


昨日と同じく、IRONWILL595+PFのスピニングタックルにウィグルライダー225g(シャイニンググロー)の組み合わせでジグを投入。

150m近くまで落とし、130m付近まで一気に巻き上げて2枚潮によるラインの弛みを取ってから10mほどワンピッチジャーク。


ラインスラックが適度に水面を叩く程度に、入力毎のフォールアクションが出るように意識します。

ちょうど15巻きほどしたところでヒット!緩めのドラグのため、一気にリールからラインが吐き出されます。


これと時を同じくしてトモ側の岩田氏にもヒット!
食い気の良い反応に当たったようで、ダブルヒットとなりました。
一気に走られないよう頭をこちらに向けながら約5分ほどでランディング。



サイズは昨日よりもひと回り大きく、ワタ抜き後1520kgでした。
鮮やかなカナリアイエローとブルーの魚体が綺麗です。


岩田氏タックル
RODNatureBoys IRONWHIP IWNB-594
REELSTELLA8000PG 
SPOOL:NatureBoysRPSSPOOLSYSTEM RPS10000 BASEKIT
RPBOBIN16000S14000番相当)
LINEFishingFigthers AIRBRAIDWILDEIGHT PE#4 
LEADER:アブソーバー フロロ70L
LURE:JIG SWIM RIDER SHORT 175gアルミシルバー

下中タックル
RODKIDUPPERS IWPS-595+PF
REELSHIMANO STELLA SW20000PG 
SPOOLNatureBoys RPS SPOOL SYSTEM RPS20000 BASEKITRPBOBIN20000S
LINEFishingFigthers AIRBRAIDWILDEIGHT PE#4 
LEADER:アブソーバー フロロ70lb
JIG:JIG WiggleRider225g(Prototype)シャイニンググロー



その後は、パヤオを回ってくれますが、反応は乏しく沈黙が続きます。

午後2時、指示ダナ150mのポイント。
鳥が海面近くを舞っており、雰囲気があります。
キャスティングで攻めるカツオらしいバイトはありますが、なかなか乗らない。

そんな中、柳のリールが沈黙を破って一気にドラグ音を鳴らします。
フォール中に一気にラインを引き出すファーストランの速さ、長さからキハダなら軽く40kgは超えているであろう走りです。



遂にやってきたビッグファイト。
柳も長期戦を覚悟して、わずかにドラグを緩めて相手のスタミナを削ぐ戦法に。



ロッドはIRONWILL595+PF、リールは20000PGRPSスプール20000S、ラインはワイルドエイト4600mがストックされているであろうスプール。

柳の経験値とスキルであれば、ペース配分とトラブルさえ間違わなければ獲れることが確信されました。

しかし、どうも様子がおかしい。
ラインが一気に走りながらも角度が一気に横方向へ。



はるか200mほど先でカジキのテールウォーク。
「カジキですね。100kgはありますよ」と船長。

「キハダが良いのに!」と言いつつも掛けた魚は獲ると柳。
体勢を整えてしばらく応戦しますが、カジキが数度ジャンプした際にリーダーがビル(クチバシ)に触れてしまったのかリーダーブレイク。


流石にキハダ狙いのフロロリーダー70LBは、カジキには細くザラザラになっていました。
その後は島周り近くを探りますが、反応はなく午後3時過ぎに沖上がりとなりました。



今回は、使い慣れたスピニングタックルをメインとしたゲーム展開で何とか全員ヒットまでは持ち込めました。

また、柳は鉄ジグによるスローピッチスタイルでのロングフォールの釣りを模索してヒット。システムとライン強度を生かした素早いリフトでランディング寸前まで持ち込みました。

前回レポートの柳の言葉をそのまま借りれば、
「状況に応じてスピニングタックルでのスピーディーな広いレンジの攻略、ベイトタックルでフォールを意識し、狙いを定めたレンジでのゲーム展開を選べることにより、さらにゲームの幅が広がると思います。」と言えそうです。


鉄ジグの得意な水平フォールがさらに使い勝手良くブラッシュアップされたウィグルライダー225g9月末発売予定)。

鈴木斉氏のアイデアと要望を元に、製品開発を担う柳をはじめとするスタッフの度重なるフィールド実釣が状況に合わせてマルチに対応できる製品作りにフィードバックされて行きます。

9月末発売まで乞うご期待ください!




港に着くと、5月末開発テストにて鈴木斉氏がウィグルライダー225gにて50kgをキャッチした記事が掲載されたソルトワールド誌が到着していました。
比知屋船長に持っていただき、表紙とともに記念撮影。
記事内の様子は以下リンク先動画より参照ください。




最後に。
昨年に続き、久米島キハダにチャレンジする貴重な機会をいただいた岩田氏、柳さん、祐太丸・比知屋船長に感謝します。






岩田氏タックル
RODNatureBoys IRONWHIP IWNB-594
REELSTELLA8000PG 
SPOOLNatureBoys RPS SPOOL SYSTEM RPS10000 BASEKITRPBOBIN16000S
LINEFishingFigthers AIRBRAIDWILDEIGHT PE#4 / LEADERフロロカーボン アブソーバー70lb
LURE:JIG SWIM RIDER SHORT 175gアルミシルバー

柳タックル
ROD:NatureBoys IRONCAT ICNB6220B
REELOCEA JIGGER2001NRHG
LINEFISHINGFIGTHERS AIRBRAID WILDEIGHT VERTICAL(エアブレイドワイルドエイトバーティカル)PE 3号
LEADER:フロロ14
HOOK:自作アシストフック
ASSISTHOOKMARIN ASSIST PC#40
JIGWiggleRider225gプロトタイプ(シャイニンググロー)
接続金具類:全てFishingFighters 鉄腕WDリング#5.0、鉄腕スプリットリング#6.5

下中ジギングタックル
RODKIDUPPERS IWPS-595+PF
REELSHIMANO STELLA SW20000PG 
SPOOLNatureBoys RPS SPOOL SYSTEM RPS20000 BASEKITRPBOBIN20000S
LINEFishingFigthers AIRBRAIDWILDEIGHT PE#4 / LEADERフロロカーボン アブソーバー70lb
JIG:JIG WiggleRider225g(Prototype)ナクイグロー、シャイニンググロー
ASSISTFishingFigthers MARIN Black PC60
HOOK:バーティカルヘビー7/0、幻3/0
RINGTETSUWAN 鉄腕スプリットリング#7・5、鉄腕WDリング5.0、鉄腕BBスイベル#4、#5

下中キャスティングタックル
RODBT85F
REELSTELLA14000XG
LINE: FishingFighters AIRBRAID WILDEIGHT キャスティングPE4
LEADER:ナイロン100Lb
LURE:WATARIGARASU160F(トビウオ)
HOOK:SP-XH2/0
RING:鉄腕WDリング#7.0、鉄腕スプリットリング#6.5

<状況とジグ選択・アクションパターン>
●指示ダナ70200m前後(約水深1000m)のスパンカーを張って船を立てたバーティカルの流し=ラインスラック目安が平均+2030cm
IRONWILL59520000PGワイルドエイト410分巻き(最大1巻き105cm以上)
・ウィグルライダー225g(プロトタイプ:9月末発売)
・ウィグルライダー190g
・カレントライダー220g260g300g


ウィグルライダー製品情報

IRONWILL製品情報


(下中 桑太郎)

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