4年越しの九州春マサ釣行  [親方(竹下恵介)]




4年前から九州、玄界灘の春マサシーズンには遠征の予定を組んできた。
確かに出船率の低い時期だが、過去3年間は12戦()0出船という
「時化男」の原点とも言うべき出船率(涙)

4年目の今年も諸事情(エアーやホテル等)を考えてGW前の週末、
土曜、日曜、月曜の3日間を当初予定していた。
が…直前の予報で週末、土、日はほぼ出船不可が確定。
今年こそは絶対出たいとの思いから急遽、元々のエアーをキャンセルし新たに少しでも可能性の有る月曜、火曜日にスライドさせて挑む事にした。


1日目
当初、テスター仲間の中島氏、満永氏、私の3名で予定していた釣行だが、
急なスライドで満永君が仕事の都合が付かず中島氏と私の2名での釣行と思っていた処に
釣りビジョンの撮影で九州にいたシマノテスター鈴木斉さんが、週末の天候不良で撮影が不成立。
急遽、予備日に充てていた月曜、火曜に同船する事に。
思わぬ超A級トップアングラーの同船で程良い緊張感の中で出船する事になった。

今回もお世話になったのは福岡市内から出船する【武蔵丸】さん。
街中からのアクセスも良く船長も面倒見が良く、そしてポイントからポイントへと
本当に良く走っていただける。今回も対馬、七里、壱岐と本当に良く走って頂いた。
朝イチまずは対馬からスタート、まずはトップから。
私はサーフィッシュ180Fをセット。1投目から高活性の大型ヒラマサがチェイス。
下からではなく魚体を半分海面から出して3尾程が取りあう様に!
同時に鈴木さんのルアーにも襲いかかるが、大型同士が取りあいルアーを弾いてしまい
こぼれ球を拾うかの様に中型のヒラマサが喰ってしまう。
私のルアーにも同様に大マサ数尾がチェイスするも大マサ同士で何度も弾きあってしまい乗らずに終わる。
直後また沸きを見つけ鈴木さん、すかさずキャスト。2匹目を追加。流石に上手い。
朝イチ早々にいい仕事して「絵」を決めてしまう。一同脱帽でした。

その後プレッシャーからか沈静化。
残りの時間はジギングでヤズ(ワラサクラス)を拾いながら時間が過ぎて行く…。
中盤、中島氏にも待望のヒラマサがジグにてゲット。
中型だが良く引いてとても楽しそうにファイトを堪能していた。




2日目
昨日と同じ様に対馬からスタート。ただ昨日の様な光景は無く、ジギングをメインに楽しむ事に。
九州ではブリの総称は「ヤズ」だが、ワラササイズメインにブリサイズとヒラマサ混じりで1日中釣れ続けた。
特にジグメインで攻めていた中島氏は、1日中竿が曲がり続けているかと思う位の爆超()ぶり。



そんな中で鈴木斉さんお見事です。
皆もこの群れにヒラマサが混ざっているのは確信出来ていたのだが、
良く釣れる目先のヤズに気を取られている中スイムライダー180gシルバーにて
10kgオーバーのヒラマサを見事誘い出す。



楽しい1日も最後に壱岐廻りでのキャスティングで最後との事。
なぜか、今回の釣行は初日のドラグ締め忘れの凡ミス、2日目の20連チャンポロリン(すっぽ抜け)
最後の流しもチェイス有るも乗らず、とバイオリズムがかみ合わずこのまま終わるか?
と内心思っていた所にだめ押しの船長の最後の一流しですのアナウンス。
隣でキャストしていた竹中さんから「親方!あそこが根のトップだよ」のアドバイス。
根のトップをサーフィシュ通してみると見事最後の1投で出ましたヒラマサ10kgオーバー(嬉しい!!)



大トモでキャストしていた鈴木さんにも10kgオーバーの鰤がヒット、瞬殺でキャッチ。春マサ九州もWヒットの記念撮影で万々歳で幕を閉じた。




大マサと呼べるサイズまでは出なかったが、10kgオーバーの顔を見れた事。
中島さんもジグでヒラマサ釣りたい!の目標が叶った事。
そして何より出船率の悪い春、諦めずに4年間通い続けてやっと出れた事。
本当に嬉しい九州遠征だった。
とにかく「その時にその場所に居ない事にはリングには上がれない」
の信念で中島氏と4年間、通い続けた九州春マサ遠征。
出れない釣りに付き合ってくれた釣友に心から感謝。
毎年この釣りの幹事を進んでやってくれる満永くんに感謝。
一生懸命、走って魚探してくれた武蔵丸船長に感謝。
ご一緒して楽しく過させてくれた同船アングラーに感謝。本当に有難う御座いました。来春も行きます!!




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