岩手 越喜来湾ブリジギング  [柳賢太郎]


あの大震災から7か月。津波で、船が廃船となってしまった越喜来湾 崎浜の広進丸さん。
ここ数年、岩手の三陸鰤の可能性を追求していた船宿のひとつである。

その広進丸の川端船長より、「10月にはNEW第一広進丸でジギング再開出来そう!」
という連絡が入り、早速いつもの仲間達を引き連れ行ってきた。

越喜来湾の鰤ジギングのポイントは水深が90110mと深く、
高低差のある根際やブレイクを攻めるスタイルだ。
ヒラマサと違い「根に行かない」という鰤ながら、
油断していると根擦れラインブレイクの可能性もあるスリリングなファイトが魅力。
一日一回あるかないかのワンチャンスをモノに出来るかがキーワードとなるだろう。

震災から半年あまりで営業再開された川端船長の努力。
再びこの地に訪れることが出来きたことが心底うれしい。



営業再開後の「初ジギング」は先日の109日(日)
釣果は、なんと13㎏と10㎏の大鰤が2本上がったとの事!
その他、ラインブレイクやバラシも数回はあったと船長。
しかも、大鰤をあげたのは宮城の仲間達とあって、何時になく気合が入る釣行となる。

福田氏の13kg

高橋氏10kg


 AM6:00出船
30分後にはポイント到着。バーチカルジギングにて大鰤を狙う。

早速、底から10m程で、私の鉄ジグスイムバード220gピンクホロにバイト!!
難なく上がってきたのは約67㎏クラス。



幸先の良いHITで鰤の期待が持てたが、その後たまに34㎏のワラサが釣れる程度・・・。

船長「昨日と何か違う・・・」
すると、船を囲むように巨大ボイルが!!
なんとイルカの大群。
昨年、私が訪れた際もこのイルカ達に悩まされたが、まさか再び起るとは。
どうやら、越喜来のイルカに好かれているようだ。

イルカがいると釣れない、とはよく言われる事。
しかし船長は諦めず、様々なポイントを回ってくれたが、結果がなかなか出ない。

長い沈黙の後、初の越喜来となる菅野氏がスイムライダー180g アルミシルバーで
6㎏クラスを1匹追加し、この日は終了となる。


スイムライダー丸呑み!



結果、狙っていた10OVER は出せなかったが、川端船長に再び出合え、
そして越喜来湾で釣りが出来、自分達の力を全て出し切ったことで満足な釣行となりました!

船長ありがとうございました!広進丸最高!



次回は、ホームの宮城県 金華山女川沖 鰤ジギングを予定。

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