2020年7月24日 夏の八丈島 カンパチ17kg IRONWILL634BSF&DEEPROBBER500g八丈島・パパズイン 清洋丸 [竹下 恵介(親方)]





7月23日朝3時静岡出発。
本来ならばオリンピック開会式の7月24日、当初は空港駐車場や高速道路の渋滞、都内の検問などを心配していたがコロナの影響で1年延期、取り越し苦労ですんなりと羽田空港に到着。



今回も釣行予定は去年段階で計画していたが直前の都内での感染者増大で少し神経質な遠征となった。GoToキャンペーンが始まった4連休の羽田空港、前回の久米島の時よりは人出はあるもののやはり通常の7月の連休とは思えない程人は少ない。


飛行機は定刻通りに八丈島に到着。
荷物受け取りを待つと今回はロッドケースがやたらと目に付く、釣り人が多いようだ。



今までは5月の初夏か12月の初旬に行くことが多かった八丈島だが、去年ひょんなことで同時期に行き、夏の八丈島の良さを知ってしまい今回も夏のこの時期に計画した。

それまでの夏の八丈島のイメージは潮速く水深の深い、つらい釣りというイメージだったが逆に黒潮の上に乗ってしまうと潮がかっ飛ぶが、かすめる程度なら充分に釣りになる。



また、高水温により適水温帯を求めて深場120m位にカンパチが沈み、その中でも大型はより深い200m前後に集まる。上の方は黒潮の影響で水色が良くルアーに騙され難いが、200mならば光量も少なく騙され易いピンポイントで大型を狙えてまた水深があるので浅場よりも取易いというメリットもあり好んでこの時期の釣行を計画した。



今回お世話になった宿はもちろんパパ大津留のパパズイン、船は3日間清洋丸、深場にピンポイントでジグを送り込む技術は抜群なベテラン船長。





【Day1 1日目】

初日は前のお客様がいるので11時出船。事前情報で前のお客様達はスロー系の3号60LBタックルで食わせるがかなり切られてもいると言う事。

メンバー全員がしっかりとしたストロングスタイルのタックルで挑む、そういう私も去年4号にリーダー30号というタックルでやられているので今回は万全を期し、PE5号リーダー50号を組んだタックルをメインに主軸に組んだタックルをセレクトで臨んだ。

最初のポイントに到着、やはり水深200m前後からスタート、鉄と鉛、各々違いはあるが一応に全員400~500gのジグを投入私もDEEPROBBERの500g(Aomuro)をチョイス。



潮自体はそれほど速くはないが強烈な2枚潮、ラインの太さも相乗して完全S字の状態、着底も辛うじて1回取れればと言う厳しい状況。



それでもみんな頑張ってしゃくり続けるが一向に魚から反応は無く3時間程経過、船長も思った反応にジグを入れられずに頭を悩ませていた。

そんなところに潮変わりか一瞬スッと2枚潮が相殺された様に収まりジグとラインが一直線に200m先の海底に到達。IRONWILLの634BSFのロッドの入力がダイレクトにジグに伝わる。その瞬間、「食った!」瞬時に大型と判るアタリ。


ROD:IRONWILL634BSF(※SOLDOUT、IRONWILL527B、536発売中)
REEL:NEW OCEA JIGGER4000HG


底から20~30m、アドバンテージはある程度有るが油断は出来ない、IRONWILLのリフティングパワーと5号50号のラインを信じてドラグを締めて強引に最初の30mを巻き込む、水深の100m程来てもまだ抵抗は続き70mを切って50m程度でもハイテンションのドラグを出して行く。



船長共そろそろ浮いてくるはずなのに???と、もしかしてヒラマサ?などと疑問符な会話、30m位でやっと浮いてくる感覚。


ROD:IRONWILL634BSF(※SOLDOUT、IRONWILL527B、536発売中)
REEL:NEW OCEA JIGGER4000HG


カンパチだね、とほっとする。
無事にネットイン、10kgは確実、15kgは行ってる20kg弱か?
船長の顔を覗き込むと17kgだなと。



JIG:DEEPROBBER500g(AOMURO)


20年以上通い詰めてヒラマサ18kg獲っているがカンパチは10kg程度15kgオーバーを獲った事が無く始めて八丈島で獲った15kgオーバー。それも自分が信じるロッド、IRONWILL634BSFとDEEPROBBER500gで獲った1本。



本当に嬉しい1本になりました。





<ヒット後からファイト、ランディングまでのYouTube動画>





その後はまた2枚潮に直ぐに戻り水深が少し浅く160mで同船の長倉さんが小型を1本追加この2本で初日は終了。

その夜は「3年目の浮気」という名の焼き肉屋で皆さんからの祝福で旨いビールを飲ませてもらいました。



Day2
この日は前日よりもまだ酷い2枚潮、600gにジグを変えるが正直1日を通して着底が判ったのが5回程度。

中層でキメジ、カツオ、ショゴやヤガラ等々パラパラとは釣れるが本命からの魚信は無く終了。今回のメンバー静岡出発組3名と岩手県組2名、岩手県組は帰路の関係で本日にて終了。

Day3
最終日は居残り静岡3人組で出船
3日目は前日までの2枚潮も収まり素直に500gで底が取れジグに入力出来る
早々に今回初八丈島の新出さんにヒットだが潮の悪い時の定番魚、赤ヤガラ、続けて長倉さにも同じく赤ヤガラ。

これはと…思ったところへガツンと、これはカンパチだなと言うあたり途中ドラグを出す強烈な引きをするが上がって来たのは5kg程度のカンパチでした。
撮影後に直ぐにリリース。



今日は釣りになる。
途中パラパラと小型の本カンパチやカツオなどが船上に上がるが大型からの反応は無くしばしの沈黙後、同船の長倉さんに明らかに大型らしきアタリ、後50m位のところで無念、金具の接合部分で絞め切れ。

その後、私にもボトム付近でヒットするがフックアウト。
最終日は帰りの飛行機の時間もあるので14時帰港がリミット
船長から最後の流しとアナウンス、そしてラストに長倉さんにヒット、ジャスト10kgのカンパチで今回の遠征の締めを飾って頂きました。


このところ少しライト気味になってきた自分のタックルを去年の八丈島で打ち負かされて、「黒潮の潮流の早いエリアで育つ強い魚、八丈のカンパチをなめるな」とやられて、師匠パパ大津留から言われ続けた、掛けたら獲るの精神で初心に戻ったタックルで狙って獲った1本は本当に嬉しい1本でした。



速い潮流の中でもリア重心でしっかりとボトムまで届くDEEPROBBER500g。
長めのレングスで大きく振り幅が取れジャーク、フォール共にアクションの付け易い
IRON WILL634BSF。




今回はこのタックルで八丈島での自己記録17kgのカンパチ、本当に欲しかった1本を獲る事が出来ました。

パパ、静洋丸船長、写真・動画撮影いただいた岩田さんありがとうございました。

(竹下 恵介:親方)








TACKLE DATA/タックルデータ
ROD:IRONWILL634BSF(※SOLDOUT、IRONWILL527B、536発売中)
REEL:NEW OCEA JIGGER4000HG
LINE:PE5号400m、下巻き300m+マンユウ フロロカーボン50号
JIG:DEEPROBBER500g(AOMURO)
RING:フィッシングファイターズ 鉄腕スプリットリング#7.5、鉄腕スーパーBBスイベル#4
HOOK:自作アシスト
CAP:NBS Stylish Mesh Cap
SHIRT:NBS Tshirts 舞鰤




パパズイン ホームページ


親方、メモリアルフィッシュの1本おめでとうございます!

現在、IRONWILL634BSFは好評によりSOLDOUT・次回未定となっておりますが、バージョンアップとして強化されたジギングロッド4機種が発売中です。

●BAITTYPE/ベイトタイプ
IRONWILL527B:伊豆諸島、南西諸島の大型カンパチ、大型回遊魚、マグロ等
IRONWILL585BW:伊豆諸島のカンパチ、ヒラマサ、根魚等

●SPINNINGTYPE/スピニングタイプ
IRONWILL595W:伊豆諸島、南西諸島、沖縄カンパチ、青森マグロ、大型回遊魚
IRONWILL536W:伊豆諸島、南西諸島、沖縄カンパチ、青森マグロ、大型回遊魚

カンパチはもちろん、マグロジギングにも十分な強度を備えたロッドです。


IRONWILL製品情報



DEEPROBBER500gはレギュラー製品として発売中です。
店舗様にて1本からお客様注文をお受けします。

DEEPROBBER製品情報


<3月24日パパ大津留カンパチジギング 21.5kgYouTube動画>




<6月7日パパ大津留カンパチジギング15kg YouTube動画>





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