今回は、サーフィッシュポローニア220Fのニューカラー、そして2017年春発売の“WATARIGARASU160F”に続き、2018年の完成を目指す”WATARIGARASU185F”のフィールドテストを行いました。
ステータス朝長船長より、前日にはサンマの回遊が見られ、トップへの反応がすこぶる良いとの情報を頂きました。期待に胸を膨らませつつも、風速10~15m、そして雨の予報に不安感もありました。
釣行初日
まだ夜が明ける前に出船し五島列島を目指します。
地球と月が接近するウルトラスーパームーンといわれる満月が怪しくも長崎の町を照らしています。
この日は予報どおり、南~南西の風が強く、天気も生憎の雨でしたが、適度に荒れている水面はいかにも「出そう」な雰囲気が漂います。ポイントに付くと船長からは、潮と風の向き、そして時合いのタイミングがドンピシャで、一流し目からヒラマサの反応は得られるだろうとのこと。
この日のメインアングラーであるNatureBoysモニターの奥山祐樹氏は、この言葉に期待するとともにプレッシャーも感じていたことと思います。
船のエンジンが消え、船長からスタートの合図。
船長は3投目でポイントをルアーが通過するとのアドバイス。
そして、奥山氏の3投目。荒れた水面を泳ぐサーフィッシュポローニア220Fに水柱が襲い掛かかります。
しかしロッドには重みが伝わりません。
すぐに回収し、4投目を投げます。そしてルアーが半分を過ぎたあたりで再び水柱が上がります。そして十分に重みを感じてからのフッキングが決まります。
ドラグテンションは10kg。一進一退の攻防が始まります。
水深は20mほどから船を流し、最後は0mまで浅くなります。
とにかく巻いて魚との距離を詰めますが、最後まで抵抗するヒラマサ特有の強い引き。
船底に潜り込もうとしますが、それを交わし無事にネットイン。
ヒラマサ 20.03kg ヒットルアー サーフィッシュポローニア220F
釣行4投目で20kgオーバーのヒラマサが上がり、朝長船長の読みが見事に的中しました。
その後は写真撮影を済ませ、船を再度入れなおしましたが、1バイトありましたがフックアップせず、ポイントを移動します。
私は、この日WATARIGARASU185Fのプロトを中心にスイムテストを行います。
適合フックの調整や微量のウェイト調整を行いながら動きをチェックします。
荒れた水面はテストに持ってこいで、アゲインストの状況、フォローの状況での飛距離や、向かえ潮、払い潮でのスイムを確認します。
WATARIGARASUのコンセプトである、「水面依存系」がしっかりと継承されており、水面直下のギリギリのレンジを水面に引き波を立てながらS字を描きます。
そして、WATARIGARASU185Fに水柱が襲い掛かります。
パワーのあるロッドを使用していたのでグイグイ魚を引き寄せネットイン。
10kg近いヒラマサ。荒れた船上での計測で不確定ではありますが、久しぶりの良型のヒラマサに喜ぶとともに、記念すべきWATARIGARASU 185Fでの1尾ということもあり自然に笑みがこみ上げます。
また、今回FishingFighters製品のフィールドテストを行っていた和田は、反対舷で鉄ジグのキャスト&ジャークで攻め、シャローエリアのヒラマサを仕留めていました。
鉄ジグ スイムライダー135g ピンクホロにて
その後もヒラマサのヒットは続きます。
更なる大物は出るのか?
このフィールドテストの模様は、1月14日発売のソルトワールドにて掲載されます。
今回のレポートはここまででお許し下さい。
使用タックル
奥山氏
ロッド:RippleFisher UG88MH
リール:SHIMANO STEELA
SW18000HG
ライン:PE8号 ナイロンリーダー130lb
接続金具:全てFishingFighters
鉄腕スーパーSUS BBスイベル#4
鉄腕スプリットリングハイテナシティタイプ #8.0
和田
ロッド:NatureBoys IRONBOW604
リール:SHIMANO STELLA8000PG
スプール:RPSシステム RPボビン10000S
ライン:FishingFightersエアブレイドワイルドエイトバーティカル4号(プロトタイプ)
接続金具:全てFishingFighters
柳
ロッド:Capenter BC80/35SC
リール:SHIMANO STELLA18000HG
ライン:PE8号 ナイロンリーダー170lb
接続金具:全てFishingFighters
鉄腕スーパーSUSスイベル#1
鉄腕スプリットリングハイテナシティタイプ #8.0
ロッドケース
リサイクルロッドケース オリーブ
ネイチャーボーイズ新しいロッドケースプロト
(柳 賢太郎)
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