2018.8.14(火)
今回は宮城県在住のフィールドスタッフ千葉氏と共に、現在開発中であるライトジギングロッド“IRON FLICK”の耐久テストと今秋9月発売予定となる“NEW IRON RANGE”の実戦投入を目的に海へ出ました。
お世話になった遊漁船は雄勝湾から出航している「魚心」伊藤船長。
常連のお客様とのチャーター便にて1日お世話になりました。
AM6:00出航
最近の状況を船長に聞きながらポイントへ向います。
ベイトとなるイワシが接岸したときは鳥山も立っていて、状況は上向いたが、イワシがいなくなったら青物もさっぱりいなくなってしまったとの事。
事前情報では厳しい1日を覚悟していました。
ポイントへは30分ほどで到着。
双子島周辺沖からスタート。
良型のアジやソイ、サバなどが釣れますが、本命の青物の反応は得られませんでした。
ポイントを細かく移動しながら粘り、反応を探っていきますが魚探反応も時間が経過すると共に薄くなってきた為、船長は移動を決断します。
AM10:00
ポイントを南へ大きく移動し、江ノ島沖に到着。
ベタ底に反応があるが、なかなかヒットには持ち込めませんでした。
「船長が水温下がった、ジグが曇っている」と言います。
確かに回収するジグが曇り、ひんやりとしていました。
スピニングタックルからベイトタックルにチェンジして、底付近を丁寧に誘うとようやくバイトが訪れました。
ファーストバイトはダブルヒットでした。
鉄ジグ:スイムライダーショート125g(イカナゴ)
ロッド:アイアンフリック6702QD(プロトタイプ)
※ ライトジギングカデゴリーのアイアンフリックでは、青物には少しパワー不足に捉えられるかも知れませんが、バット付近にコシを持たせたブランクスは曲げこむほど、魚を浮かせられる安心感があります。
さらに、千葉氏が続きます。
鉄ジグ:スイムバード170g(イカナゴ)
ロッド:NEWアイアンレンジ662ND
※2番パワーを使用して、常にティップが入る千葉氏の柔らかいワンピッチはスイムバードの移動距離と跳ね上がりを抑えることができる為、底付近の反応にスピニングタックルで狙うにはベストセッティングだと感じました。
地合いはこれから潮止まり突入という時間帯で訪れます。
鉄ジグ:スイムライダーショート145g(レッドゴールド)
ロッド:アイアンレンジ662QD
※スイムライダーショートを使用する際は個人的にクイックドライブを多用します。
移動距離を極力押さえ、次のアクションへ素早く入力できるレスポンスの良いロッドです。
最後は千葉氏とのダブルヒットで納竿となりました。
今回は冒頭でも挙げた、青物のトルクある引きを対象にアイアンフリックの耐久テストを行い、アイアンレンジでの釣果をしっかり出せたことで、新製品開発に向けて前進することができた1日でした。
またなかなか釣果が安定していなかった、宮城県の青物もようやく開幕といった感じです。
翌日には伊藤船長から9kgオーバーが上がったとの連絡を頂きました。
ぜひ、皆さんもトルクある青物の引きを堪能しにジギングに出かけてはいかがでしょうか。
タックル①
ロッド:IRONFLICK6702B(開発中)
リール:オシアコンクエスト300HG
ライン:エアブレイドワイルドエイトバーティカルPE1号
リーダー:フロロ5号
金具類:鉄腕スプリットリング#6.0
ジグ:鉄ジグ、スイムライダーショート125g
アシストフック:鉄腕WDソリッドリング#4.0 マリンアシストPC#15 ソイ針22号
タックル②
ロッド:IRONFLICK6902B(開発中)
リール:オシアコンクエスト300PG
ライン:エアブレイドワイルドエイトバーティカルPE0.8号
リーダー:フロロ5号
金具類:鉄腕スプリットリング#6.0
ジグ:鉄ジグ、スイムライダー90g(イカナゴ)
アシストフック:鉄腕WDソリッドリング#4.0 マリンアシストPC#10 ファルクス2/0
タックル③
ロッド:IRONRANGE662QD(9月末発売予定)
リール:ステラSW8000HG
ライン:エアブレイドワイルドエイトバーティカルPE3号
リーダー:フロロ10号
金具類:鉄腕スプリットリング#6.5
ジグ:鉄ジグ、スイムライダーショート145g(レッドゴールド)
アシストフック:鉄腕WDソリッドリング#4.0 マリンアシストPC#15 管付きソイ22号
鉄ジグ製品情報
仙台・雄勝 魚心さんブログ
https://ameblo.jp/binbin-banban110/
(佐藤 雄)
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