スピン真鯛   [佐々木康男]

4月下旬にスタートした、竜飛、三厩、平舘エリアの真鯛ジギング。
6月に入り釣果上向き傾向との情報を聞きつけたので、6月7日(金)平日休みというグッドタイミング。
「行くなら今でしょ!」と、スピンライダーを持って出撃してきました。

この日訪れたのは、津軽半島は竜飛岬に程近い三厩漁港の成栄丸さん。
午後便を予約したのでAM11時に集合。
ワクワクしながらタックルの準備をしていると、程なくして4人のお客さんを乗せた午前便が港に帰ってきました。
状況を聞いてみると船中15枚とのこと、他にも色々と情報交換して、いよいよ私たち午後便の出港です。
港から20分くらい走ったところで最初のポイントに到着。
早速スピンライダー65gをセットして開始です。

しかし、反応はなし。
更にポイントを流しますが反応なし。

午後は潮が効いていないらしく、65gのスピンライダーがまっすぐに落ちていきます。
そんな状況に船頭さんも困り顔。
ウェイトを変えたり、カラーを変えたり試行錯誤しますが、そのまま時間はすぎて夕マズメ前。
この時間になって、ラインが斜めに入り始めました。
これは潮が流れ始めた合図では?と、スピンライダー80gにチェンジしてスローのタダ巻き。
ロッドティップがプルプルと震えジグの泳ぎを捕らえます。
そう、スピンライダーがタダ巻きでもアクションしている証拠です。
そんな感覚を意識しながら巻き巻きしていると「フワッ」とテンションが抜けたあと「コツコツ」と真鯛特有のアタリが。
ここで、アワセると乗らないのが真鯛。我慢です。巻き続けます。
と、「ゴツゴツッ、グー」と重みが乗りヒット!
PE1号にリーダー16ポンド。渋い状況にやっとの思いで掛けた貴重な一匹、ドラグを引き出されながらも、慎重に慎重にファイト。
タモに収まったのは63センチの立派な真鯛様でした。








その後、同じパターンで追加キャッチ!
状況が良くなってきた様子で、同乗の方々にもヒット。
そんな中、違うパターンを試したくなり、「ピョン、ピョン、ピョン」と小刻み見せるジャークと、
スローなただ巻きの組み合わせで巻き上げてくると、例の真鯛のアタリ。
そしてヒット!









楽しいパターンを見つけ3枚追加したところでストップフィッシングとなりました。







スピンライダーのキーアクションである、タダ巻き時のバイブレーション。
小さなジャークによるリフト距離の少ないスライドアクション。

この2つのアクションを意識した今回の釣行、とても楽しかったです。
スピンライダーは真鯛にも効果的ですよー!
秋まで続く北限の真鯛。次もスピンライダーで楽しもうと思います。



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