2020年12月4日 岩手三陸ヤリイカ 鉄ジグ カスタム イカカンナ仕様 岩手県崎浜漁港・広進丸[岡本 崇]



岩手の岡本崇です。

12月4日、鉄ジグをイカメタル仕様にカスタムし、ヤリイカシーズン真っ最中の、鉄イカジギングに行ってきました。

お世話になったのは、いつもお世話になっている、岩手県大船渡市崎浜漁港の広進丸、川畑船長です。


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鉄ジグイカメタル仕様は市販のイカジグ用カンナを使いカスタムします。本来はスプリットリングで結束し、収縮チューブで固定するのですが、このやり方だとカンナが振れてイカのノリに影響するので、今期はボルト、ナットでワッシャーをいれ固定しています。カンナフックもジグサイズに合わせて、シングルタイプ、ダブルタイプ、サイズのM〜LLを使い分けています。




近年は三陸でもイカメタルゲームが浸透してきており、各漁港から夜イカ船が出船しています。





三陸でのイカメタルタックルは、ロッドはスピニング、ベイト、どちらでもOKでウェイト100g程度まで操作できるもの、メインラインPE0.4から0.6号で、リーダーはフロロの2〜4号が基準となります。ジグウェイトは、狙う場所や潮流に合わせて30g位から100g位までをセレクトします。


冬のヤリイカシーズン真っ最中で、パラソル級のヤリイカも上がっているとの事で、大ヤリイカを目指し、午後2時半、港を出港。今日も釣れる事を祈りつつ、三陸の綺麗な景色の中、ポイントへ向かいます。 






30分ほどで、湾外の水深60メートル程のポイントへ到着。船長がすばやく船をアンカーで固定します。






まずは、シマノ炎月ロッドにカウンター付きリールで鉄ジグスピンライダー65g、ゴーストミノーカラーでスタート。





底まで落とし、ゆっくりのワンピッチで誘い上げます。たまにロングフォールを入れたり、ストップを入れたりしながら、誘いを繰り返します。明るいうちはなかなか当たりません。





船の集魚灯に光が入り、周りではヤリイカがポツポツ釣れ始めます。サイズは胴長15センチから20センチが多い様です

ショートピッチで5メートル誘い、ステイした瞬間にコンっとイカのアタリ、ここで合わせれるかどうかでヤリイカの釣果は変わります。上がって来たのは、美味しそうな、胴長20センチ程のヤリイカです。この後も、ドロッパーへの小さいアタリの触りが多いので、タックルと誘いを変更。棚は底から5メートル、10メートルと高くなってきますが、あげるとやはりサイズは小さくなります。大型メインで底から5メートル辺りを重点的に誘います。


イカメタル専用のウルトラライトのスピニングタックルに持ち替え、ラインもPE0.4号に落とします。ジグはサスライダー45gアルミシルバー(グローシールカスタム)へ変更します。







大きめのしゃくりを2回入れ、ステイ。するとティップを跳ね上げるあたり。すぐさま、合わせを入れると、この日、1番サイズのヤリイカが乗ります。サイズの割に繊細な当たりです。ここからはヤリイカの繊細な当たりを取り、楽しみます。この日のヤリイカのアタリ棚は底付近でコンッやフワリの繊細なパターンが多かったです。





鉄ジグのアピールでイカを寄せ、ドロッパーに触らせ、合わせるというパターンで、私の釣果は最終23杯、ヤリイカ20杯、スルメイカ3杯となりました。ヤリイカの誘い、繊細なあたりを堪能した一日でした。なかなか厳しい状況であった様です。



三陸のヤリイカはこれからさらにサイズも大きくなり、ハイシーズンに突入です。手軽に楽しめ、美味しいイカを味わえます。釣りたてで透明な刺身は釣師の特権です。是非みなさんもチャレンジしてみてはイカがでしょうか?





今回のタックル



ロッド/シマノ炎月SSB610ML

リール/シマノ炎月CT150HG

ライン/WILDEIGHT VerticalPE 0.6号

リーダー/フロロ16lb

フック/イカジグカンナM〜LL



ロッド/シマノセフィアSSメタルスッテS604UL-S

リール/シマノセフィアBB C3000SDH

ライン/PE 0.4号

リーダー/フロロ10lb

フック/イカジグカンナM


使用ジグ/サスライダー

     45g

              スピンライダー

                   65g

               スイムライダーショート

                   100g


(岡本 崇)



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