Nature Boys Field Report: 2019年8月アイアンフリックアグレッシブ５１０１、５１００プロトタイプ VS 下田沖の魚達 [庵原　英晃]

2019年8月アイアンフリックアグレッシブ５１０１、５１００プロトタイプ VS 下田沖の魚達 [庵原　英晃]

静岡の庵原です。

今回はプロショップカサハラさんの初心者ジギング講習会のお手伝いをしながらアグレッシブの５１０１、５１００のテストもしてきました。

伊豆下田の長田丸で講習会が行われました。長い間スローピッチジャークのジギングに取り組んでいる船です。とても人柄の良い船長で自分がスローピッチジャークを始めたころからお世話になっています。ちなみにHPなどはありません。

今回狙った水深は５０ｍ位から９０ｍ位でまさに５１０１がピッタリです。５１０１は、ジグウエイトは２００ｇ前後のジグを動かしやすいように考えています。今回のメインラインは１．２号、リーダーは６号を使用しました。５１０１のガイドの設定は５１０４と同じです。太い号数のPE、リーダーももちろん使用できますので浅場のモンスターカンパチ、ヒラマサにも対応させることも考えています。

釣りをする水深が浅くなるとロッドのパワーがジグに伝わりやすくなるのでジグウエイトとロッドパワーのバランスもしっかり考えないとジグが動き過ぎてしまい魚が釣れなくなります。アシストフックもリーダーに引っ掛かりやすくなるので釣りがしにくくなってしまいます。そのあたりのバランスを考えながらテストしました。

PEラインの選択もとても大切でワイルドエイトの様にある程度伸びがないと大物が来た際にダイレクトに力が伝わる（糸が伸びればショックアブソーバーの役目を果たす）ので合わせ切れ、ロッドの破損が発生します。ロッドや狙っている魚種、水深に合ったPEラインを選択し使用してください。

例）深海、小さい魚狙い、低弾性の粘りのあるロッドなら伸びのないPEライン。ダッシュ力のある魚、大きい魚、浅い水深、高弾性のロッドならば伸びのあるPEライン

私の使用しているワイルドエイトは５００ｍを超える水深でキンメダイのあたりも伝わってきますし、カンパチの５１ｋｇも釣りあげることができた。どちらでも使用できる中間的なのびのある使いやすいラインです。

アグレッシブシリーズは、キビキビとジグを動かし魚を誘いながら間を作って魚に口を使わせるロッドです。普段、スピニングの釣りをされている方で、１日シャクリ続けるのが体力的につらい方は疲れた時に、スピニングからベイトリールに変えていただけると使う筋肉が変わるので釣りが続行できます。

水深が深くなるとスピニングではしゃくるのがつらくなるのでそういう時もベイトリールは有効です。なによりもスピニングで釣れないときに釣り方をガラッと変えると気分もかわり魚がヒットする時もあります。アグレッシブはハイピッチとスローピッチの中間的な感じなのでスピニングからの移行もスムーズだと思います。今はベイトしか使いませんが、私も昔はスピニング派でしたので気持ちはわかります。

今回はジギングが初めての高校生から３回目、５回目など初心者が多く『基本のき』を自分なりに教えさせていただきました。

最初はぎこちなかったしゃくり方も段々と様になり魚をヒットさせていました。時間が短いのですべては伝えられませんしジギングは想像、妄想するのが面白い釣りだと自分は思っています。ジギングの一連の動作ができるようになれば、あとは魚の生態を知ることにより狙って釣れるので、釣れたより釣ったになってきます。

あまり難しいことを考えずに釣りは趣味なので楽しくできればいいのかなとも思います。答えは魚しかわかりません（笑）。自分が長田丸に通い始めたころを思い出しながら釣りをして懐かしかったです。

来月の終わりにまた講習会があるので今からとても楽しみです。

アグレッシブは引き続きテストをしていきます。スピニング派のみなさんも是非アグレッシブを使ってジギングの幅を広げてみてください！

当日のタックル

ロッド:アイアンフリックアグレッシブ　５１０１　５１００（プロトタイプ）

ライン:エアブレイドワイルドエイト　＃１．２

リール:小型リール

リーダー:６号

リング類:鉄腕シリーズ　鉄腕WDソリッドリング　サイズ#3.0

鉄腕スプリットリングハイテナシティタイプサイズ#4.5

http://fishingfighters.com/tetsuwan/

アシストライン：マリンアシストブラック　ケブラーコア　＃１５

マリンアシストブラック　ポリマーコア　＃１５

http://fishingfighters.com/marin-assist/

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