2018年3月2日金曜日

2018年2月25日(日)ウィグルライダー190gで水深60m中層攻略 外房ヒラマサ 新勝丸 [下中 桑太郎]



2018225日(日)、外房ヒラマサジギングへ行ってきました。
お世話になったのは外房勝浦川津、新勝丸の田村将志船長。

外房釣行は201816日ぶり、同宿に訪れたのは昨年101日以来となります。


その間に新勝丸さんは新造船が就航開始しており、最大24人ほど乗船可能な最新鋭大型船になっていました。ミヨシ周りはフラットフロアで、両舷ともに幅があるためシケの揺れにも強く、とても安心感があります。操舵室もかなりの設備と思われました。

この日は長潮で、午前中はほとんど流れない上げ。午後から下げが効くであろう潮周り。北寄りの風が強く吹いています。毎週日曜日に同宿に通う、鉄ジグマスターこと鉄の男、八木貴弘氏と現地で落ち合い、同船することに。

「このところ日曜日は破滅的に釣れていない」という八木氏の言葉に不安を覚えますが、前日にもサンパクに交じってヒラマサが釣れているとのことでモチベーションを高めながら左ミヨシで準備にかかります。

今回、八木氏には2018年発売を目指すジギングロッド、IRONRANGE662ナチュラルドライブ、IRONRANGE662クイックドライブ、IRONRANGE683ナチュラルドライブをテストいただくことに。新IRONRANGEはブランクから新設計で、リアグリップを2インチ延長し、1&ハーフ仕様のため、携行性に優れるモデルです。


「より強靭に、よりアグレッシブに!」という開発テーマのもとに、限界強度は60度7kg負荷近くをクリア。手元での矢引き強度3kg近くと強靭ながらもIRONRANGE663シリーズの操作性の高さを併せ持ちます。

3パワーにおいては、SiC Sガイド搭載で強靭さを備えた設計の683モデル、トルザイトガイド搭載で高感度アクションな663モデルという違いがあります。操作性の高い6.6ftクラスジギングロッドという基本コンセプトを踏襲しながらも味付けの異なるタイプです。


午前5時半に集合。準備の整った6時ごろに出船となります。

強風により波立つ港前の一級礁 “根中” を抜けて御宿沖の水深6070mへ。


ジグは、鉄ジグ、スイムライダー200g、230gを迎え潮に。ウィグルライダー190gとカレントライダー220g、260gを払い潮にドテラ流しの潮向きに合わせて組み立てます。

開始から風と潮向きが逆行して船が流れないなか、幾度も流していきますが苦戦が強いられます。そんななかスイムライダー230g(Guide別注グリーンゴールド)を早めのピッチであまりフォールを取らずに誘い上げていた八木氏。沈黙を破りヒットを得ます!


その引き込みからサンパク級と推測されましたが、船中アタリのない状況でバイトを拾った貴重な1尾でした。



潮流が効かない状況ではジグが潮流に乗って動かすということが難しいため、ジグを能動的に動かして幅広いレンジを探る狙いがあったように思われます。

これをヒントに底から中層まで幅広く、大きなストロークでウィグルライダー210g(プロトタイプ)を動かして、誘っていると私にもヒット。


IRONRANGE663QD10000HGでまったりとした潮から持ち上げてフォールに移ったタイミングでのバイトでした。


かわいいイナダサイズでしたが、「今日は魚1尾も釣れないんじゃ?」と思える状況のなかでのうれしい1尾でした。


潮流が緩く、吸い込みが弱いのか、皮一枚の掛かりでした。
フックは、マリンアシストブラックPC40号に北釣ブリスペシャル24号のツイン。
ジグはウィグルライダー210g(プロトタイプ)。

結局、午前船はこれで終わってしまい、港に戻ります。
午後船のお客様に入れ替わり、港で昼食を取って準備のできたところで再度沖へ。
港前の“根中”に差し掛かると鳥の気配があり、スローダウン。鳥が水面に差しており、魚のハネも少なからずみられました。

しばらく様子をみてキャスティングで探ることに。午後船からの参戦で、ミヨシ側に入った安藤さんのキャスト2投目に大きく水飛沫が上がります!



スピードに乗って走り出す引きはヒラマサと予想されます。
水深20m前後のため、一気に寄せていきます。


上がってきたのは9.2kgの見事なヒラマサでした。
「再現性の少ないタイミングにめぐり合えただけ」とのことでしたが、一瞬のチャンスをモノにする状況判断と勝負強さはさすが外房のエキスパートです。

その後、沖めのジギングポイントに向かいます。
水深65m前後のポイントに入ると、午前と潮向きが変わっており、「逆潮に0.8ノットぐらいで流れてますね」と田村将志船長のアナウンス。水深が60m以深だったのでカレントライダー260g(ナクイグロー)を選択。午後はスペースが空いていたので払い出し側にスイッチしながら探っていきます。

アクションは、肩を支点として手元で振り幅40㌢前後のワンピッチと15㌢前後のショートピッチ、ボトムからの立ち上がりを意識して5060cmリフトしてフラッシングフォールを入れるイメージで底から30mくらいまで幅広く探ります。

鳥が回っている雰囲気のあるエリアを数回流したところで、右舷ミヨシの八木氏にヒット。さらに私、左舷側のロッドが連続して曲がりトリプルヒット。サンパク、ワラサの群れに当たったかと思われましたが、八木氏のIRONRANGE662ナチュラルドライブ(プロト)は独特の切り返しのあるファイトで曲がっています。


無事キャッチされたのはヒラマサ。


ヒットジグはスイムライダーショート205g(ナクイグロー)。


ヒットレンジは底から15m前後。鳥が回っていることからベイトが濃く、活性が高いと判断してスイムライダーショートで速めの誘いを入れていたとのことです。私の魚はサンパクで、他の方にヒラマサが上がっていました。

さらに流し替えると、私に再度ヒット。
やはりヒットレンジは底から10m以上。


IRONRANGE663ナチュラルドライブに20000PG、ワイルドエイト4号、リーダー12号のセッティングなのでグイグイ寄せてくると予想通りヒラマサ。


めちゃくちゃうれしい!2018年の初ヒラマサ。
午前のシケ疲れが吹っ飛びます。


ヒットジグは、カレントライダー260g(ナクイグロー)。
フックはIRONHOOK AK26ツインミディアムのUVデビルライン#100根付けバージョン。ヒラマサ、ワラサにサワラが交じるこの時期には心強いアシストライン。UV発光によるアピールも期待されます。

その後、パターンを掴みさらに波に乗る八木氏は先ほどと同サイズのヒラマサをキャッチ。

ヒットジグはこちらもスイムライダーショート205g(ナクイグロー)。ショートタイプの205gというと一般的に引き重りするかと思われますが、鉛素材に比べて3割ほど軽い鉄ジグの引き心地はかなり軽く感じられます。水深60mラインを探るこの時期に活性の高い個体を幅広く、誘い上げるような釣りでは欠かせない鉄ジグといえます。

その後、鳥が少なくなり反応が散発的になります。
数回流したところで八木氏のIRONRANGE662クイックドライブ(プロト)が曲がりました。

ヒットレンジは底から20m前後。サオが度々突っ込みを受け止める様子からヒラマサの様子。


「鳥が少なくなって、潮も緩くなったからよりゆっくりと魅せられるウィグルライダーにしたら来たよ」と八木氏。タックルは、IRONRANGE662クイックドライブにワイルドエイト2号。比較的ハリのあるティップセクションで持ち上げて、フォールを入れるイメージで角のないシャクリで動かしているようだった。

ウィグルライダーは、ラインスラック(イトフケ)を作ることでビラビラフォールするので、ティップに多少ハリを持たせたロッドで持ち上げて、ラインスラック分フォールさせることで本領を発揮します。※ただ、ガチガチのロッドは正直向かないと感じます。


フックはIRONHOOK AK26SS(八木氏が分解して1mm詰めたバージョン)
ほどよい軸の太さでワイドゲイプかつヒネリが入っているためカンヌキを捉えやすい傾向にあります。

その後、やや食いがスローダウンして落ち着いたタイミング、右舷胴の間に入っていた常連の柿沢さんのロッドが曲がります。
「ウィグルライダーに替えて1投目でフワフワやってたらきたよ!」とのこと。


上がってきたのはこちらもヒラマサ。
厳しい時期にヒラマサがバタバタと上がるのは珍しいと感じます。

その後、八木さんのパターンを踏襲して探っていると底上20m付近で私にも再度ヒット。


さらにもう1尾ヒラマサを追加!
ヒットジグは、ウィグルライダー190g(ナクイグロー)。
鳥が離れ、潮流が0.4ノット程度に落ちて、完全に食いが落ち着いたかなと感じたタイミングでの魚。緩潮に乗ってフラッシングフォールで魅せられるウィグルライダーの強みを感じた1尾でした。


その後、午後イチに一発を決めて昼寝していた安藤さんが起きてくるや、沖上がり前のイナダをキャッチ!私から借りたカレントライダー220g(ナクイグロー)ですぐに釣ってしまいました。



その後、八木さんにもヒット!それを撮影しようとジャークを止めていた私のジグにもヒットがあり、仲良くイナダで3ショット。


楽しい時間が過ぎるのは早く、午後5時ごろに沖上がり。
田村将志船長、同船された皆様ありがとうございました!


八木氏のタックル
RODIRONRANGE662ND.IRONRANGE662QD.IRONRANGE683ND(すべてプロトタイプ)
REELSTELLA8000PGRPSスプール100008000HG
LINEAIRBRAIDWILDEIGHT バーティカル PE2.0(44lb)
HOOKIRONHOOK AK26SSシングルショート
JIG:ウィグルライダー190g(シャイニンググロー)、スイムライダーショート205g(ナクイグロー)
ウィグルライダー製品情報http://www.e-natureboys.com/produc/ironjig/WiggleRider.html


下中のタックル
向かい潮メイン①
RODIRONRANGE IRNB-663QDクイックドライブ
REELSTELLA10000HG9分巻き)
LINEFishingFighters AIRBRAID WILDEIGHTバーティカルPE3号フロロリーダー12号5ヒロをスピニングノッターリバースでPRノット結束
JIG: 鉄ジグ、スイムライダー220g、260
HOOKAK26自作ツイン、北釣ブリスペシャル24号自作ツイン
ASSISTUVデビルライン#100根付け、マリンアシストPC40号(フロロ芯入り)

向かい潮メイン②
RODIRONWHIP613 IWNB613
REELSTELLA18000HG8分巻き)
LINEFishingFighters AIRBRAID WILDEIGHTバーティカルPE4号フロロリーダー12号5ヒロをスピニングノッターリバースでPRノット結束
JIG: 鉄ジグ、スイムライダー200g、230
HOOK:幻3/0 シングルフック
ASSISTUVデビルライン#100 2本捻り外掛け結び

払い潮タックル①
RODIRONRANGE IRNB-663NDナチュラルドライブ
REELSTELLA20000PG
LINEFishingFighters AIRBRAID WILDEIGHTバーティカルPE4号 フロロリーダー10号5ヒロをスピニングノッターリバースでPRノット結束
JIG:ウィグルライダー190g、ウィグルライダー210g(プロトタイプ)、カレントライダー220g、260
HOOKIRONHOOK AK26
ASSIST:マリンアシストPC40号(フロロ芯入り)

払い潮タックル②
RODIRONRANGE IRNB-663NDナチュラルドライブ
REELSTELLA10000PGRPSスプール、RPボビン8000S(9分巻き)
LINEFishingFighters AIRBRAID WILDEIGHTバーティカルPE3
フロロリーダー40lb 5ヒロをスピニングノッターリバースでPRノット結束
JIG:鉄ジグ、ウィグルライダー190g、ウィグルライダー210g(プロトタイプ)、カレントライダー220g、260
HOOKIRONHOOK AK26自作ツインフック
ASSIST:マリンアシストPC40号(フロロ芯入り)
接続金具類は全てFishingFighters 鉄腕WDリング♯5.0&鉄腕スプリットリング♯6.5
キャスティングタックル
RODAY825
REEL14000XG8000番スプール
LINE: FishingFighters AIRBRAID WILDEIGHT キャスティングPE4
LEADER:ナイロン80Lb
LURE:WATARIGARASU160F(改良プロトタイプ)
HOOK:SP-XH2/0



<状況とジグ選択・アクションパターン>
●水深60m前後の流れない向かい潮=ラインスラック目安が平均+5 cm前後
IRONRANGE662クイックドライブ(プロトタイプ)に10000HGワイルドエイト39分巻き(最大1巻き110cm以上)
・スイムライダー200g230g
・スイムライダーショート175g、205

●水深60m前後の流れない払い潮=ラインスラック目安が平均-10cm
IRONRANGE662ナチュラルドライブ(プロトタイプ)に20000PGワイルドエイト4号8分巻き(最大1巻き104cm程度)
・ウィグルライダー190g
・ウィグルライダー210g(プロトタイプ)
・カレントライダー220g、260

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