2016年6月22日水曜日

2016年北海道積丹ブリジギング開幕[柳 賢太郎]


 近年注目されているブリフィールドがここ北海道です。
例年では5月ころより道南方面よりブリの回遊が見られ、6月ころには積丹、そして7月以降はオホーツク海側まで釣れる範囲が広がります。

 積丹半島は、札幌中心部からも車で100km前後と比較的アクセスも良くジギング船も多いことから、ブリシーズンの6月~11月まで多くのアングラーが押し寄せる。
今年はブリの釣れ出しも早く5月中旬ころより釣果が聞かれていた。
そこで、弊社プロアングラーの鈴木斉プロともに積丹沖に向かいました。




前日は豪雨で一気に冷え込みの厳しい状況のなか鈴木プロを迎えることとなりました。
新千歳空港から一路、余市方面の積丹を目指します。





6月10日中潮  
船宿は美国港より出船の征海丸さん。





予想されていた晴天予報が変わり、生憎の雨。風も強く、前日のベタ凪と打って変わり荒れ気味の状況。
乗り合いということで船中アングラーは8名。スパンカーを上げ、船を立ててのバーチカルジギングにて積丹ブリを狙います。


この日はsuzukiジグ(仮名)のテストということで、鈴木斉氏にプロトタイプを使って頂きます。鈴木氏の求めるフォーリングアクションが出ているのか視認で動きをチェック。
さらには水深50mでも同様のアクションが出ているのか、ロッドに伝わる抵抗感やラインスラックでチェックを重ねていきます。



状況としては2日前よりイルカの群れが押し寄せ、船の数メートル先で何頭ものイルカが背中を出しています。恐らくブリは表層のイルカに怯えてレンジを上げられないと推測されます。


メインベイトのコウナゴは基本、砂利、砂底に潜っているといわれてますが、ブリに追われフィーディングに入っている場合は底から数メートル浮かされている印象を受けます。

このsuzukiジグは基本スピニングタックルでのジギングを想定していますが、スローからミドルスピードでのワンピッチジャークを得意とし、ややラインスラックを残した状態で入力することで安定した横方向への適度なスライド、そしてホバーリングからの水平姿勢を保った状態でのバイブレーションフォールアクションが発生します。

また鉄ならではの比重を活かし水平姿勢を長く取ることで活性の低い魚にも長い時間見せることが可能です。

前半は活性が低く、沈黙の時間が続きます。
水面には時折イルカの群れが確認できます。その様な状況でも鈴木斉氏が操るsuzuki
ジグのみに魚が反応します。










ほぼ鈴木氏のみにヒットが集中する時間が多く、プロトのsuzukiジグに手応えを感じました。今回は、フォールバイトが多発する状況とあってリアフックを装着していましたが、フロントフックのみでも使用できるジグになります。





今回のプロトタイプで鈴木氏の理想にまた一歩近づきましたが、まだまだ各地でテストを行い更に安定性のある高性能なジグを目指して開発を進めていきます。
乞うご期待下さい。




鈴木氏のテストの合間に私も釣りをさせて頂きました。
昨年より北海道のみで販売されている「北海道限定カラー全5色」
今回はお気に入りのスイムライダー200g北海GPゼブラにテールフックを装着し、オオナゴパターンに合わせました。


この日唯一の10kgクラスのブリは、スイムライダー200gと同サイズのオオナゴを吐き出しました。多くのコウナゴに混じりオオナゴの群れも入るようで、大型はそれに付いているのかも知れません。


スイムライダー200gの特性は初速がある程度早く、横方向へのスライド幅が長いのが特徴です。しかし、オオナゴパターンとしては飛びすぎる場合もあるので、ブレーキをかける意味でのテールフックを装着しました。
テールフックを付けることで、テール側から落ちてしまうミスアクションも減少し安定した水平姿勢を保つことも出来ます。潮が緩くラインが立ちすぎる場合やフォールを意識した釣りをする際は非常に効果的です。

逆に潮が効いている状況やドテラ流しでライン角度が斜めになる場合や、上げでのアクションが基本になる場合はテールフックはなくても良いと考えます。

比重が鉛に比べ約30%軽い鉄ジグは、200gといっても軽快にしゃくることが可能でふわふわとした浮遊を演出することが可能です。




目標とする10kgを超える魚には出会えませんでしたが、suzukiジグ(仮名)、そして定番の鉄ジグシリーズが積丹でも効果があることを再確認することが出来ました。


現在、鉄ジグは北海道各地、上ノ国、積丹、紋別、網走、ウトロ方面で数々の実績を上げております。鉄の比重はブリジギングに非常にマッチしており、特に大型魚が口を使いやすいジグと言われています。
鉛素材がメインとなっている現在のメタルジグですが、状況に応じ鉄ジグをセレクトするのもこれからのブリ攻略に欠かせないテクニックのひとつです。



当日のタックル
スピニングタックル
ロッド IRONRANGE IRNB-663ND
リール STELLA8000HG
ライン PE2.5号 フロロリーダー35lb

ベイトタックル
ロッド IRONCAT ICNB-6220B
リール オシアコンクエスト301HG
ライン PE2号 フロロリーダー30lb
スプリットリング 鉄腕スプリットリング♯6.5、♯7.5、WDソリッドリング♯5.0



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