茨城県 平潟の青物ジギング   [柳賢太郎]

茨城県北茨城市の平潟漁港は、福島県との県境からほど近い港です。
平潟沖は、例年であれば4月からブリクラスの回遊が見られ、5月はワラサ中心ながらも数釣りが望めます。6月にはヒラマサ、そして人気のマダイと魚種が豊富なポイントです。
今回はブリワラサシーズンの最盛期は越えてしまった感はあるものの、
この平潟を舞台に「NatureBoysスタッフが行く!フィールド出張サポート」を行いました。

このサービスは、釣具店様からのご要望があれば、実際に釣具店主催の釣行会へお邪魔し、Nature Boys製品に関する説明や、必要であればビギナー様へのレクチャーもさせて頂くという企画です。



お世話になった船宿は、平潟漁港から出船の長孝丸さん。
今回、当企画をご用命頂いたのは、福島県いわき市に店舗を構えるつり具トビヌケ植田店の豊田店長。
豊田店長は県内はもちろん、関東や北陸方面にも精通される熱心なSWアングラーです。



611日大潮
6月に入り梅雨前線の影響で連日大雨に見舞われていた為、あまり良いコンディションではないという事前情報。この日も出船時間まで強い雨が降っており川水も出ており、水潮が予想された。

平潟港を出て10分でポイント到着。水色は良いとはいえないが、魚探には底から水面までかなり濃いイワシの反応、そして多数の鳥の旋回も確認できた。
海上濃霧警報が出る程の濃いガスが掛かっておりナブラを探すのは困難だったが期待が持てた。
水深は1020mと浅く、トッププラグによるキャスティングとジグのキャスト&ジャークで探る。
早速、豊田店長操るスイムライダーショート125gにヒット!








上がってきたのは3kgクラスのワラサ。10m前後のポイントの為、魚もサイズ以上の引きを見せてくれる。







朝の一流し目でのHITだった為、簡単に釣れるかと思われたがその後は船中青物ノーバイトの時間が流れる。スローピッチを行っているアングラーには良型のヒラメや根魚が時折釣れている。
魚探には相変わらずのイワシの大群が映り、たまに単発ナブラも起こるが射程圏内にはなかなか入らない。

そんな長い沈黙を破ったのもやはり豊田店長。
同じくスイムライダーショート125g・アルミシルバーをキャスト後斜めに泳がせてくるイメージで釣っている。








私も真似てはいるがノーバイトが続く。その後も連発はせず、またもや沈黙の時間。
数度のポイント移動後、起伏のあるシャローの岩礁帯に入ったことを魚探にて確認。
ヒラマサも視野に入れスイムライダー120gを適度に飛ばすイメージでアクションさせると、ようやく私にも本日初HITが訪れる。
上がってきたのはヒラマサ。








サイズは小型ながらも初めてのフィールドで手にする1尾は格別にうれしいもの。
その後、同パターンでワラサも手にすることが出来た。

最後に豊田店長もスイムライダー120gにて1尾を追加し納竿となる。









この日はベイトの反応はあるものの青物からの反応は得られず、船長も困惑といった様子だった。
魚が浮いている様子もあったが小型ペンシルを使った誘い出しでも反応は得られなかった。
通常は水深30m~40m前後のポイントが多いということだったが、沖の潮が冷たくベイトが岸よりの1020m前後に多く固まっていた為、この日はシャロー狙いに徹しっていた様だ。




確かに攻略が難しい1日でしたが、考えた末にやっと釣れた1尾はサイズの大小に関わらず価値ある魚です。タフコンディションこそ比重が軽い鉄ジグの真価を発揮出来るシチュエーションだと考えます。
豊田店長も鉄ジグの有効性を良く理解されており鉛製ジグとの使い分けを提案されているアングラーです。平潟にお越しの際には、港から車で15分に位置するトビヌケ植田店にぜひ足を運んでみて下さい。


心配されていた天気も何とか持ちこたえてくれて、平潟の海を満喫することが出来ました。
これからはマダイシーズン突入でジギング便はめっきり少なくなるとのことでしたが、今後も平潟のブリジギングからは目が離せません。

Nature Boysスタッフが行く!フィールド出張サポートのご用命、お問い合わせは下記までご連絡下さい。

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