八丈島遠征!  [親方]

11月末、水温の低下で浅場で魚が活性する事を見込んで今回の八丈島への釣行を企画した。
今回のメンバーはテスターの自分、中島、NB営業スタッフの山本。
そして各々がまたその釣友、自分は高野さん、中島が大内さん、そして山本が高木さんと妙な3カップル() 男6人での釣行と成った。


11月30日() 6時30分に羽田空港に待ち合わせした男達。
7時半羽田発の便で一路、八丈島へ
タックル準備を済ませいざ港へ。
今回3日間お世話に成るのは八丈島、八重根港の亜由丸さん。
深い所を得意とする船長さんです。
予報に反して風が以外に収まらず、島の西側に位置する八重根港から風裏に成る東側へと向かう事に。
出船して直ぐに深い所を得意とする船長に恐る恐る今日のメインとなる水深を聞いてみる。
「船長、何m位から始めます?」
「180mからぁ
一同、大トモでお互いの顔を覗き込み、その後の船長の言葉に耳がダンボ状態。
「100m位かなぁ
ホッとする一同、先ずは想定内と言った所だ。
島の東側に到着。
先ずは水深100m前後からスタート。
潮が悪いのか当り、ジグに魚が絡む感触が全く無い。
しばらくして船長が「もう少し深い所に行ってみようか」との一言。
一同心の中で「来た(・・;)」と。
160~180mラインを攻めて見る事に。
160m・・・当り無し。
180mラインに。ここでタックルをスピニングからベイトにジグは『スローライダー335g』に変更。
1回目・・・2回目・・・3回目にボトムを取り直し5回目のジャークの時に「ドン!」
と来ました。底近くで喰ったのでドラグを出しながらもひたすら必死に巻き続けてプレッシャーを掛けます。
何とか2030m巻き取りそこから慎重にやり取り上がって来たのは20kgには届きませんでしたが15kgアップの嬉しい大マサでした。








その後、80mラインで中島氏が6kgのヒラマサを追加。高木氏に大物がヒットするも、途中でサメとチェンジ。1日目は終了となった。









2日目
風が収まるという予報だったが収まらず小島の風裏方面に向う。
最初のポイントは100m。魚探には、良い反応が出ている。
潮は1ノット程でよい感じ。私はテスト中のジグ、300gを投入。
ボトムべったりの反応だった為に着底からしゃくり始めるとやはりと言うか、5シャクリ目でヒット。一気に巻き上げて安全圏内まで持ってきてゆっくりやり取り。
上がってきたのは3kg弱。

その後各自同じようなサイズを追加するも、日が高くなるにつれて次第に反応が鈍くなる。
ここで二日目より合流の大内さんを迎えに行って新たな気持ちでスタートする。
すると、同じ100mラインでまたまた良い反応に入り全員ヒットするも3kgクラス。ここで漸く中島氏が5kgクラスをキャッチ。






ただし、良い状況も3流しまで。次第に反応に当ててもジグが落ちる時には反応が消える状況。潮も止まってしまい、100mなら100mしか出ないという完全ノックアウト状態。2日目を終了する。


3日目
特にドラマは起こらずポツポツと3kgクラスがつれたのみで3日間の釣りを終えた。





(ここからNature Boys山本記)
ここで、両テスターの得意なジグの有効性を伺ったので、参考にしていただければと思います。

テスター竹下氏に聞くスローライダー355の有効性について。

「スローライダーは100mまでをターゲットにした105185gと、もう少し深い水深100250m位をターゲットと考えた255g、そして今回使用した335gの大きく分けて3つに分かれます。

185gは一般的に言うスロージギング用、255gはディープスロー用、そして335gはスローライダーのラインナップに成っていますが他機種とは一線を画、設計、コンセプトで作られています。

多種多彩なターゲットを狙えるスロージギングですが335は一般的に思われがちなスローのターゲットではなく通常のジギングのターゲット。青物、カンパチ、ヒラマサをメインターゲットとして考えています。

ただし、有る条件での使用を前提にしています。
良く聞く「春マサ」「夏マサ」
ある程度浅い水深で、中層に浮いている感の有る「春マサ」、
また100m以深で底ベッタリ感の有る「夏マサ」、同じく伊豆南方面、イナンバや御蔵、八丈などのヒラマサ。
その後者、底ベッタリ感の有るヒラマサや潮止まりの魚探には映っているのになかなか口を使わないカンパチなどにスローでは見切られる、ハイピッチでは彼らの好む遊泳層からすぐに外れてしまう、そんなターゲットにひらひらフォールで見せて、ベイトタックルを使った移動距離の少ないミドルスピードのジャークでネチネチと攻めて喰わせる。
335gと言うウエイトはディープ用と思われがちですが、ドテラ流しの玄界灘や黒潮の接岸で潮がカッ飛ぶ伊豆南で100180mでしっかりボトム取る為に。335gと言うと一般的には100180mの水深に対して重いイメージですがその重さに決定しました。
「オールマイティでは無いが有る条件下で効果を発揮する」
そんなコンセプトで作られています」





テスター中島氏に聞くスイムバードでのディープ攻略法

私は八丈島のジギングで中心となるゾーン、80〜130mの水深では、
スイムバードの220gを多用する。
ワンピッチジャークで半円を描くように動かし,横姿勢で一瞬ステイさせることで
魚に喰うタイミングを与えてやる。
ジグを動かす幅と,ステイの長さはリールの巻き取りスピードと,ジャークスピードで
色々な演出を試してヒットパターンを探っていく。

また、ラインが斜めになった状況でのジャークでは,ウォブンロール&ステイの動きになる。
他のジグとは違う動きなので、より魚へのアピールが強いと考えられる。
私はこのパターンで前回、今回の八丈島釣行で多数の魚をヒットに持ち込んでいる。
強めのジャークでも飛びすぎることなく動かせるので,とても扱いやすいジグであり、
ディープゾーンでも有効である」



各人の鉄ジグの有効性がみえてきますね。
今年も残すところあと少し,良い釣りをしましょう!





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