小笠原珍道中記  [親方]


さて、立派な釣行記は僕なんかよりプロの方が書いてくれた方が判り易く面白いと思うので、7月13日発売のソルトワールドをお楽しみにして頂いて、こちらはソルトワルードには載らない様な写真を中心に、裏話的なフォトダイアリーでお楽しみ下さい。



6月20木曜日()
八丈島の御老公様、パパとうっかり八兵衛の私、助さん?格さん?船上カメラマンの大川さん、最年長の比留間さん、そして八丈島に由美かおるを残しての漫遊記のスタートです。

今回の小笠原、母島への遠征は小笠原諸島の本土復帰を記念して年に1度、
おがさわら丸が八丈島に寄港するのを利用しての釣行計画でした。
ちなみに小笠原へのアクセスは、東京・竹芝からおがさわら丸で≒27時間、
そこから母島へは乗継1時間待ちの2時間10分、都合30時間の船旅です。
当初は羽田から八丈島へ空路で、そして八丈島に寄港したおがさわら丸に乗り込むという事でしたが、この所欠航続きの羽田八丈便。
当日も薄曇り、「こりゃ飛行機、飛ばない可能性あり」と言う事で急遽、竹芝からバタバタと乗り込む事に変更。







さて、無事おがさわら丸に乗り込んでホッとしたのも束の間・・・今度は台風4号の影響で八丈島に寄港出来ない可能性が・・・
何故、問題かと言いますと、当初の予定、八丈島経由でおがさわら丸に乗る予定だったので、タックルのほとんどが八丈に送ってしまってあったんです。
おまけにパパも直前まで取材で、前日の夜に八丈島に戻りタックルの準備のつもりが飛行機欠航、頼みの綱の東海汽船も欠航と島に帰れない状態。
タックルどころか八丈に寄れなければ替えのパンツすらないというピンチ!
成るようになれと半ば諦め気味で酒呑んでいると無事八丈寄港のアナウンス。
一同「ホッと」胸をなでおろす。八丈島でそそくさとタックルとママお手製の愛妻??弁当を受け取り無事愛情??の籠ったお弁当をつまみに前夜祭の乾杯をして就寝。



6月21日金曜日(晴れ)
昼頃、無事に父島到着。今回は母島より宮川船長が父島まで迎えに来てくれて、途中ポイントを叩きながら母島に向かうと言う寸法。これが出来る様に成って今までは母島遠征はおがさわら丸の2航海分必要だったのが1航海分で3日間釣りが出来る様に。








タックルセットを済ませいざ出航








出て早々にパパのタックルチェック・・・(汗、汗
無事に最初の難関()をクリアーし、何か所かポイント回って母島へ。








このお二人のツーショットはマフィアの大ボス2人組って言っても通るかも・・・(失礼)
【パパの笑顔が引きってる理由はソルトワールドで・・・】

その夜は小笠原の名物、海亀で乾杯








好き嫌いは有りますがホルモン好きな私にはとても美味しく、パパの分も取り上げて2人分タイラげてしまいました。



6月22日土曜日(晴れ)
釣行の模様は紙面で。
釣り終えて帰港、今は小笠原諸島本土返還45周年のお祭りで、
島民みんなでお祭りに参加している為に今宵の宴はお祭りの屋台の物で乾杯です。
盆踊りや青年会の出し物、手作り感がいっぱいでとても好感なお祭り。
クライマックスの花火もお祭りの会場のすぐ横の港で打上げているので迫力満点でした。



6月23日日曜日(曇り&風速13m)
とうとう「しけぉ」の本領発揮してしまいました・・・母島全戦欠航です(
渋々、タックルを片付け島内観光へ・・・







そして何故かこの旅一番のテンションの高さを示す船上カメラマン大川さん・・・何故?(








宮川船長の案内でパッションフルーツの農園を見に行ったり、母島内陸部の散策したりと時間を潰しますが、やはり急に出来た時間を持て余し向かう先はやはり海・・・案の定強風です。







時化の海を見て雄叫びを挙げるパパと何故かまたテンションの上がる大川さん



6月24日月曜日(何故か晴れ)
あんなこんなで今回の釣行の終了。これから30時間の帰路につきました。






oyakata 母島の港まえのクジラのオブジェで最後に記念撮影して4日間過ごした母島を後にしました。







パパ大津留氏からの補足です!


捕足します。使ったメタルジグはスイムライダーが殆ど。特に私(パパ)は420gが中心でした。
ラインが6号、リーダーが170ポンドだったためか?私は食いが悪く、ライディングしたカンパチの最大サイズは12キロぐらいでした。

ただ、大型を信じ、ラインを落とすことはしたくなかったんので、これで通しました。
最終日にかけたのですが、あいにく風が出て中止になってしまい、私としては多少か悔いの残る釣行でしょうか。

それでも親方(竹下)は300g中心のメタルジグで数を釣り、最大は18キロぐらいした。
それでも、このフィールドでは中型サイズ。船長の話では、急に潮悪になり操船も難しかったようです。

小笠原母島は通常で、カンパチは10キロサイズが中心と言われています。
しかし何時でも30キロオーバーのサイズは可能性の高いフィールド、チャンスは少なくても、そのことを念頭に入れて挑みたいフィールドです。

この写真だけ見ると、何か遊んでばかりのようですが、釣果はともかく、それは真摯に、
このフィールドに向き合った釣りが出来たと思っています。

今回、私はスイムライダーの420g中心でした。
スイムライダーの重い方は、この潮悪でも、それほど振り重りもせず、通常のジギングとは変わらないジャークが出来たと思います。

それでも、潮流の変化が激しい時は、圧倒的に300gでしょうか。
その辺りは多少の課題もあったような気がします。

ただ、120g~230g辺りが一般的なスイムライダーですが、少し深いフィールドでは勇気をもって300g以上を使ってみるのも良いかと思います。




1 件のコメント:

  1. パパ大津留2013年7月3日 18:58

    捕捉します。使ったメタルジグはスイムライダーが殆ど。特に私(パパ)は420gが中心でした。ラインが6号、リーダーが170ポンドだったためか?私は食いが悪く、ライディングしたカンパチの最大サイズは12キロぐらいでした。

    ただ、大型を信じ、ラインを落とすことはしたくなかったんので、これで通しました。最終日にかけたのですが、あいにく風が出て中止になってしまい、私としては多少か悔いの残る釣行でしょうか。

    それでも親方(竹下)は300g中心のメタルジグで数を釣り、最大は18キロぐらいした。それでも、このフィールドでは中型サイズ。船長の話では、急に潮悪になり操船も難しかったようです。

    小笠原母島は通常で、カンパチは10キロサイズが中心と言われています。しかし何時でも30キロオーバーのサイズは可能性の高いフィールド、チャンスは少なくても、そのことを念頭に入れて挑みたいフィールドです。

    この写真だけ見ると、何か遊んでばかりのようですが、釣果はともかく、それは真摯に、このフィールドに向き合った釣りが出来たと思っています。

    今回、私はスイムライダーの420g中心でしたが。スイムライダーの重い方は、この潮悪でも、それほど振り重りもせず、通常のジギングとは変わらないジャークが出来たと思います。

    それでも、潮流の変化が激しい時は、圧倒的に300gでしょうか。その辺りは多少の課題もあったような気がします。

    ただ、120g~230g辺りが一般的なスイムライダーですが、少し深いフィールドでは勇気をもって300g以上を使ってみるのも良いかと思います。

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