怒濤の外房合宿!  [中島勝則]




国内で一番熱く厳しいと云われているヒラマサフィールド外房。
このフィールドで結果を出すには日帰り釣行では難しい。
以前より、じっくり腰を据えてやってみたい思いがあり今回の釣行を計画した。
竹下氏が2日間、鳥澤氏と中島が3日間の日程での合宿を10/13日~15日に行った。
今回お世話になったのは外房の凄腕船長ヒラマサ請負人、山口船長が操る「山正丸」。


    沈黙の1日目
13日11時に大原港に集合した3人は、まず腹ごしらえにアングラー&サーファー
には定番の店「かねよ食堂」で推定カロリー1,500Kカロリーオーバーの
ミックスフライ定食を完食し戦闘モードに入る。
12時半に大原港を出船。合宿スタートだ。

陸上は無風で暑いくらいの陽気であったが海上は風も強く波も高い。
今回の釣行ではジギングとキャスティング両方でヒラマサを狙う。
山正丸ではポイントに左舷、右舷交互に着けて向かい風側がジギング、
追い風側がキャスティングと均等に出来るシステムが確立されているのでやりやすい。
3人とも休むことなくシャクリ、投げ倒したがノーバイトで初日が終了した。
「甘くはないぞ外房!」


    鳥澤Day2日目
朝一のポイントで竹下氏のSURFISHにヒラマサが背ビレを立てて襲いかかる。
しかし針掛かりが悪かったのか、ファイト体勢にはいったところでフックアウトしてしまった。
残念!
その後すぐ鳥澤氏のSURFISHにヒット!慎重なファイトで船長の差し出すネットに入ったのは6㌔弱の丸々としたワラサだった。



その後しばらく船上は沈黙が続いたが、ジギングの鳥澤氏にまたもヒットの声。
彼にとっては初の外房ヒラマサを手にする。
ヒットルアーはスイムライダー135gシルバーホロだった。
おめでとう!



ここで午前船はタイムアップとなり一旦帰港し、竹下氏は帰路につくこととなる。
お疲れ様でした。
鳥澤氏と中島は午後船へ・・・午後も鳥澤氏の好調は続く、まさに鳥澤祭りである。
ヒラマサをキャッチ&タグリリースしてさらにカンパチをゲット。青物三目達成となる。
中島は終了間際にやっとサンパクをゲットして2日目を終了した。




    最終日にドラマが・・・
いよいよ最終日となった。
開始早々ミヨシ側ではジギングでポツポツとヒラマサがヒットしているが、
我々2人を含めたトモ側では沈黙が続く。
開始から3時間が過ぎた頃、ミヨシ側のアングラーがトップで10㌔クラスをランディングした。
今がチャンスと思い集中してSURFISHにアクッションを付け、ダイブさせた時、
水柱を上げヒット!やっとこの瞬間がきた。
水深は25mなので安心はできない。ロッドからは大型魚の生命感が伝わってくる。
魚にプレッシャーを与えないように心がけ、慎重にリールを巻き取る。



船長の差し出すネットに入った瞬間に安心感と充実感に包まれた。
周りのルアーを回収してサポートしてくれたアングラーの方々にお礼を言い、
船長にお礼を言い、あらためて釣ったヒラマサの姿をみて喜びが湧いてきた。
下船後の計量で15.6㌔の大マサだった。



今回の合宿では外房の厳しさと同時に夢と可能性を再認識する釣行となった。
また竹下氏、満永氏と同行した九州遠征時にも感じた事だが
SURFISHの実力を再確認する事ができた有意義な合宿となった。


0 件のコメント:

コメントを投稿