ライトタックルで楽しむ{青森ー東京}ジギング     [和田信一郎]

仕事柄、青森と東京をあわただしく往復する私にとって、5月の青森は気温が上がり、
東京でいえば初春の気候!青森⇔東京ともに釣行にいそがしい、楽しいシーズンインです。
さらに、八丈島J1グランプリで、初日15kgヒラマサJ1自己新記録を上げ、上機嫌の5月突入となりました。





今回はライトタックルで楽しむ今が旬の、
①青森のシャローマダラジギング ②東京湾の五目ジギングを報告します。



    プロトアルミジグでのシャローマダラジギング
初春、青森の太平洋沿岸は冬季深海で産卵したマダラが一斉に浅場に移動、
栄養補給のため荒食いを始める。釣って良し、食べて良しのマダラを
シャローライトタックルで楽しめるシーズンです。
六ヶ所村泊漁港をベテラン勝栄丸にて出港。六ヶ所村は今回の大震災で津波被害を免れ、
全遊漁船通常運行できる東北太平洋では貴重なエリアです。

ポイントは50100m程度の漁礁帯付近、魚探に明確な反応が出ます。
IRON WHIP622PE2号、プロトアルミジグ180gのライトタックルにて
ビッグベイト=ビッグフィッシュを狙いました。
アルミジグ180gはシルエット的には鉄ジグ350gを超えるビッグサイズ!
引きおもりはさぞかしキツイと思いきや、鉄ジグ200gよりずーと軽やか!
しかも1ピッチジャーク後の糸ふけなかなか解消されない・・・。
つまり横を向いているスライド時間が“なが~~い”といことです。
この驚異的なスライド時間はどの鉄ジグよりも長いかも!!
水深60m船長の合図と同時に投入。アルミジグの沈降速度を心配していたが、
サミングしジグの姿勢をよりバーチカルにすることでストレスなく着底。
3回目のジャーク後ボトムより5mあたりで明確なアタリが。
フッキング後、大型マダラ特有の強いトルクの首ふり、ボトム付近の慎重なやり取りを
クリアするとゆっくりと上がってきたのは8kgを超えるデカマダラ!



アルミジグには選んだようにデカマダラがバイト!まもなく釣れ過ぎ注意警報発令!
その後キャッチ&リリースを楽しみ出港から3時間ほどで帰港となりました。
今後もアルミジグはフィールドテストを国内外各エリアでテストしレポートしていきます。



    東京湾五目ジギング
6月初旬、東京湾に太刀魚の魚影が見えてきたとの情報を聞きつけ、
川崎つり幸さんにお世話になりました。
600出船、ポイントは20m前後の超シャロー!
PE1号に発売したばかりのSWIM RIDER Short80gを組み合わせ、
着底後中層あたりでヒット!
なかなかのトルクを感じながら上げてくると指4本の立派な太刀魚!
いやー東京湾初物だー!と素直に喜ぶ。

その後は実に多種多様の魚がお目見えに!イシモチ・マアジ・まるまる太ったサバ・エイ…同乗したお客さんはマゴチなどなど・・たしかに五目ジギングです。




途中、サバの猛攻にあっている私にドーンとアタリが。
んん?ずいぶん元気のいいトルクのあるサバだなと思いきや、ドラグが出る。
サバじゃない?青物か?いや青物とも違う、何か青森でよく釣るタイに引きが似ている、
まさかね!?
なんていろいろ考えながらのやり取りは楽しい!
上がってきたのはマダイ、3.5kg食べごろサイズです。



その後も五目ジギングを楽しみ帰港。

今回魚種を問わずアピールし続けた、鉄ジグSWIM RIDER Short80gは
東京湾にベストマッチングでした。
少ない力(ジャーク)で素直に横を向いて漂うこのジグは、
東京湾スタンダードジグに育てていきたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿