近年ブリジギングで注目される岩手県喜来湾。
三陸特有のリアス式海岸で形成される岩手県沿岸は地形変化に富み、根魚などの底物の魚影も濃いことでも有名です。
北の海を代表する冬のターゲットといえば真鱈。11月~12月はプリスポーンの状態で水深200m以上のディープエリアででっぷりと太った旬の真鱈が狙えます。
この時期のオスは高価食材の「白子」が入っている固体が多く食味でも楽しませてくれます。
年を越すと、完全スポーン状態に入り反応はあるが食いが渋い状況が続きます。
産卵後のアフタースポーンの固体は体力回復のため、次第にベイトの豊富な100m以浅のに差してきて荒食いモードとなり、最盛期に入ります。
1月15日 長潮
船宿は崎浜漁港より出船の広進丸さん。AM6:00出船。
当日は波風なく絶好の釣り日和でしたが、長潮とあって潮の動きは悪く、ポイントに着くもなかなか投入の合図がなく真鱈の反応を探している感じでした。
しばらくして、ようやく船長から投入の合図。水深は約100m。
ハイシーズンであれば即バイトというのが真鱈ジギングの魅力ですが、この日は反応が悪く、船中ヒットがないまま何度もポイント移動を繰り返す状況でした。
何度かのポイント変更後、ようやく右舷のアングラーに待望のファーストヒットが訪れます。
4kgクラスの真鱈。私も上げや下げのアプローチを変えながら誘うと、ようやく待望のバイト。上がってきたのはやはり4kgクラスの真鱈。
ヒットジグはスローライダー255g・ブラックファイヤーで、1/2ピッチでの上げの最中にバイトしてきました。
その後は時合いに入ったのか、コンスタントに船中3~4kgクラスのアベレージサイズが上がる中、右舷のアングラーがロングフォールジャークにて8gクラスをGET。
その魚をヒントに、私もロングフォールへとシフト。フォール時間をより長く取るために、ジグもスローライダー185gへとチェンジするとすぐさま真鱈からの返答がきました。
カラーはナクイグローG。サイズはまだ小型ですが、狙い通りの嬉しい1尾でした。
その後もジグのカラーやウェイトを交換しながら同パターンで6kgクラスを2本追加。
釣れた真鱈からは30cm近い大型のマイワシが吐き出され、魚が全体的に浮いていた理由が理解出来ました。
スポーンとアフターが重なりなかなか口を使ってくれないシビアな状況でしたが、最終的には9本とまずまずの釣果でした。
これからスポーニングが終わると荒食いシーズンに突入します。
今後の爆釣シーズンに期待大です。
後日、広進丸さんで13kgというGTクラス(ジャイアントタラ)が釣れたという情報が入りました。またチャレンジしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿