宮城県江ノ島沖 10kgOVERの鰤を狙って [千葉勝彦]

201510月 宮城県江ノ島沖 10kgOVERの鰤を狙って[千葉勝彦]

 私の住む宮城県は6月~11月と長い期間に渡り青物が狙える。その中でも東北人の憧れは、やはり10kgを越える戻り鰤。その戻り鰤が狙える代表的なポイントのひとつとして、通称「北」と呼ばれる女川江ノ島沖周辺海域がある。

このポイントは「一発大物狙い」というイメージが先行し、確かに数が釣れる印象はあまりない。しかし過去には7kg~10kgの良型が爆発し、その中には13kg級も上がるなどのフィーバーが何度か見られた。爆発するカギはやはりベイト。10月前半はイワシやサバ、イカ類を捕食している固体が多く、10月後半からのサンマには大型のブリが付きやすい。

今年は10kgオーバーの鰤の実績が高い10月に週1ペースで4回通うことが出来た。
今シーズンは、NatureBoysから待望のロングロッド「IRONRANGE」が発売となり、私も早速IRNB-663NDNATURAL DRIVE”を導入。
実際使ってみると、6.6ftというレングスを感じさせない軽快さとジグへの入力の際にはティップが十分に入り名前通りナチュラルにしゃくり上げることで警戒心の高い大型ブリにうってつけなアクションだと感じた。また鉄ジグとの相性が抜群でストレスなくワンピッチジャークを刻むことが出来た。

今年の女川周辺のアベレージサイズは45kg程で我々がブリと呼ぶ8kgオーバーにはなかなか出会わない。それでも10月上旬 鮎川港から出船のはま丸さんにて7.5kgという良型ワラサにめぐり合うことが出来た。HITジグは実績の高いスイムライダー180g ナクイグローでの釣果だった。



 このエリアはパラシュートアンカーで船を流すスタイルが主流。釣座によっては船下に糸が若干入り込む状況になる。IRONRANGEは、レングスを活かしジグを遠投し優位な着底地点へジグを送り込むことが出来、釣座が不利でも何度も助けられる場面があった。

10/12には、雄勝のSWガイド魚心さんでサイズはMAX6kgに留まったが、8本というこのエリアでは珍しく数を伸ばすことに成功。狙いはあくまでも10kgと言いたいところではあるが、コンディションの良い6kgクラスはやはり嬉しいものである。





10月下旬にはSWガイド魚心の伊藤船長が9.2kg(血抜き後陸上計測)という見事なブリサイズを上げており、11月に入ってもまだまだ期待が持てそう。



カレントライダー180g ナクイグロー


既にサンマは確認出来ているが、11月にはもっと纏まった数のサンマがこのエリアに入ってくる可能性が高い。日本海も良くなるシーズンではあるが、まだまだ東北太平洋側も見逃せない!!

タックル
IRNB-663NDNATURAL DRIVE”
STELLA14000XG

ジグ
スイムライダー180

スイムバード130170




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