宮城県 女川のブリジギング  [柳賢太郎]



ここ数年、10OVERの大鰤が狙えるフィールドとして注目されている女川沖。
今年は、絶好調だった昨年と比較すると鰤クラスは少なく、
1114日までの現状とすれば、アベレージサイズは46㎏ほど。
稀に8キロオーバーも上がるといったところ。
8月からのジギングシーズンで私が確認出来た10OVERの大鰤は3本。
昨年の鰤クラスが爆発したのは10月中旬下旬だったが、今年はピークなく終了してしまいそうな雰囲気も伺えた。




111516日 2Days  
船宿 鮎川港 はま丸

・15日(大潮)  
この日は、朝から北西北の風が810Mと強い。最低気温も5℃と今年一番とも言える冷え込み。
ここ最近の状況は、1111日に他船にて8㎏と10㎏ジャストの大鰤が上がったが、
その後はイルカの群れが入り沈黙。
最近のベイトは、宮城沿岸では珍しいサンマとの事。

強風のなか、何とかポイントに到着し、水深80m程からジギングスタート。
すると、早速、同行の三浦氏と私にHIT。






私は、イナワラクラスであったが、三浦氏は67㎏クラスのグットコンディションをキャッチ。

そして、すぐにミヨシの酒井氏にもHIT! 朝の時合いの様である。
なんとも重量感のある引き。その正体は、なんと今季の女川沖レコードとなる11.5㎏の大鰤!





スイムライダー150g(アルミシルバー)にて


朝一での大鰤キャッチに沸く船内!!誰もが今日は「Xday」かと期待を寄せる。
しかし、その後は一流しでイナダワラサクラス01本とシビアな状況が続き、
船中での良型では、56㎏クラスを2本追加し終了となる。







・翌日16日(中潮)
強風は収まり気温は低いものの、天気も良く、絶好の釣り日和。
前日の11.5㎏に触発されたアングラーが鮎川港に集結。平日ながら満席での出船。

この日も時合いは朝一と予想されたが、ちょっとゆっくりのAM800スタート。
潮が2ノット程とよく動いている。

一流し毎に、45㎏程のワラサが上がるが、私にはアタリすらない。
そんな私を後目に、職場の後輩である井口氏はコンスタントにHIT
グッドコンディションの6㎏クラスをキャッチ





スイムライダー200g(フィッシャーマン南仙台店別注∞ベイトVer.2 )にて



ちょっと焦り出した私・・・ 潮も緩くなり、日も高くなったので中層も意識し、
早めのワンピッチで広いレンジを探ると、中層でガツン!!待望のHIT






上がってきたのは7.7㎏のゴン太君。
スイムライダー200g(フィッシャーマン南仙台店別注シルキーミラージュ)


この魚でパターンを掴んだ私は続け様にHIT
やはり同様の7㎏クラス





スイムライダー200g(フィッシャーマン南仙台店別注∞ベイトVer.2 )にて


ここでいったん潮止まりを向かえ、上げ潮が始まるタイミングで再び船内が活気付く!











一流し毎に、船中の誰かがファイトしている状況。
サイズも67㎏で、どれもゴン太な魚体!私も同サイズを5本と、今年一番の水揚げ!

アングラーの中には、惜しくもラインブレイクしてしまった方も居られ、かなりの大型と予測された。
根擦れでのブレイクだった為、もしかしたらヒラマサも交じっているのかもしれない。
最後に女性アングラーの方も小型ながらキャッチされ、みんなが満足となる楽しい1日となった。他船では、朝マズメのタイミングで9㎏クラスも上がっていた様だ。








水温もまだ1616.7℃と高く、魚探でのベイト反応もすこぶる多いです。
夏が猛暑だった為、ピークが遅れてやってきた様です!
気温は既に冬模様ですが、海中はまだまだこれから!!

防寒対策を万全にし、是非、初冬の宮城県ブリジギングにチャレンジしてください!






タックル
ROD: IRONWHIP IWNB-613
REEL: ソルティガ4500H
LINEPE3号 フロロリーダー50lb
使用したジグ150200


ROD:  IRONWHIP IWNB-622
REEL: ツインパワー8000HG (RPSスプール装備)
LINEPE3号 フロロリーダー40lb
使用したジグ150200



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