トカラのキャスティングゲーム  [満永章月]

トカラでのキャスティングゲーム

5月25日~27日、二泊三日の船中泊でトカラ遠征に行って参りました。
トカラ遠征は今回で9回目、船はおなじみのマリーンチャレンジャー号です。
私達グループ5人、エサ釣り師さん3人の合計8人で乗合出船。

午前5時出船予定でしたが、後半海況が悪くなる予報とのことで、早出しの午前1時出船となりました。




指宿市の山川港を出て約7時間、トカラ列島の臥蛇(ガジャ)島に到着。エサ釣り用のムロアジ確保をお手伝いし、昼前よりキハダ狙いで実釣開始となりました。
フカセ釣り、ジギング、キャスティング。それぞれのスタイルでキハダを狙います。
私はキャスティングで狙うことにしました。ルアーはSURFISH 180Fです。

結果はすぐに出ました。
水面直下をS字アクションで泳ぐSURFISH 180Fにヒットです。

ほとんどドラグが出ないのでそれほど大きくはなさそうです。
トカラ1本目はきれいなカツオでした。サイズはともかく早々に結果が出るのは嬉しいものです。





その後も連続ヒットで、カツオ3本・キハダ2本・カスミアジを追加しました。
瀬際のポイントではGTのチェイス&バイトもありましたが、残念ながらヒットには至らず。
SURFISHはヒラマサキャスティングのイメージがありましたが、様々な魚種に有効であることが確認出来ました。
その後、同行者のサポートや楽しいムロアジ釣りで、和気あいあいとした時間は過ぎ、

夕マズメにはキハダを追加。
船中泊場所の立神岩近くにアンカーリングとなりました。




 夕刻から降り出した雨は本降りになり、ナイトフィッシング組も全く釣果がない模様。
私は思うことがあり、一足早く就寝しました。
夜中、容赦なくキャビンを打ち付ける雨音で目を覚ますこともありましたが、

疲れた体をゆっくりと休めることが出来ました。


午前3時30分起床。
前日、予報より早く海況が悪くなる旨、船長より聞いておりました。
残された時間はあまり多くありません。よって、朝に活性するキハダ狙いです。
魚探を覗くと中層に反応があります。Swim Rider Short 205gでボトムを取らない中層ジギングを試してみました。
一投目からさっそくバイト→ヒットです。IRON WHIP 613がきれいなカーブを描きます。
予想通りのギンガメアジでした。
ギンガメアジはサイズ以上によく引くと感じるのは私だけ?

感覚的には5kgのヒラマサ位よく引きます。
その後、一投一匹の怒涛のギンガメラッシュが続き、ギンガメが途切れた後、狙い通りのキハダゲットです。
早起きは三文の得作戦成功!






釣行二日目もキハダ狙いです。
先日の凪と打って変わり時化模様です。そう長く釣りは出来ないようです。
波・うねりの中でのキャスティングゲームでしたが、SURFISHは波間から飛び出すことなくS字アクションで魚を誘います。
そして待望のヒット。本命のキハダでした。




その後、中小型を追加したところで一段と風雨が強くなり、硫黄島まで戻ることになりました。
大時化の中、7時間かけて硫黄島まで移動し島裏で船中泊。
翌朝、山川港に戻り終了となりました。
海況の悪化で実質一日の釣行であったこと、ディープのカンパチの状況が極めて悪いとのことでジギングがほとんと出来なかった等、当初の予定とは異なりましたが楽しい釣行でした。
同行者と同船だったエサ釣り師さん達、そして船長に感謝です。大時化の中での操船は本当に大変だったと思います。

今回はキャスティングメインの釣行で使用ルアーはSURFISHでしたが、その使い勝手の良さを再確認しました。
荒れた海でも神経を使わずルアー操作が出来るので、100%釣りに集中出来ます。
あと、魚種・サイズ様々で10数本の魚が釣れましたが、ルアーは塗装がわずかに剥がれただけで大きな損傷はありませんでした。
数本釣っただけで利用不能になってしまうルアーもある中、この耐久性は素晴らしいと思います。
操作性・耐久性に優れ、十分過ぎる釣果実績のあるSURFISH、間違いなく一軍ルアーです。

年一回のペースで計画しているトカラ遠征。
鉄ジグ&SURFISHで、カンパチ・イソマグロ・キハダ・GTのグランドスラムを達成するのが目標です。


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